リモートワークだけじゃ、わかち合えないものがある。社員・業務委託がリアルでつながるキャリーミー社員総会2023
みなさんこんにちは。キャリーミー広報・マーケティングチームの西岡です!
今回は2023年9月22日「SOCIAL SPACE 赤坂」にて開催されたキャリーミー15期社員総会の模様をレポートします!
企業の一大行事である「総会」。キャリーミーは母体となる株式会社Piece to Peaceが14年、キャリーミーのサービスローンチから7年という比較的新しい企業ですが、キャリーミーらしい総会の形を運営メンバーで真剣に考え、工夫を凝らして大企業や老舗企業にも負けない社員総会を開催しています。
キャリーミーこだわりの総会をちょっとのぞいてみませんか?
当日の様子だけでなく運営の裏側もご紹介していますので、これから総会を始めるスタートアップ・中小企業のご担当者の皆さんもぜひ参考事例としてご覧ください!
北海道、京都からも!地方在住のプロ人材も集結
社員総会は昨年に引き続き2回目の開催です。正社員数の倍以上の業務委託人材(プロ人材)が稼働し、リモートワークが浸透しているキャリーミーでは、全メンバーが社内で揃うことはほとんどありません。総会は普段会えないメンバーと対面で交流できる貴重な場となっています。
そのため、開催にあたっては雇用形態にかかわらず出席を呼びかけ、「全員参加」の総会を目指してきました。遠方のプロ人材に対してはキャリーミーが交通費を補助し、誰もが参加しやすいよう工夫しています。
私自身も正社員ではなく業務委託人材。普段は東北の自宅からリモートで稼働しているので、一緒に働く広報・マーケティングチームとはリアルで会うことはありません。
総会のお知らせを最初にもらった時は、「外部人材の私が参加していいものなのだろうか...」と正直出席すべきか迷いました。
しかし「総会にいらっしゃいませんか」と個別にも声をかけてもらったことで、不安だった気持ちが少しずつ前向きに。東北から会場の東京までの交通費が支給されることも大きな参加動機ではあったのですが、キャリーミーの一員として歓迎してくれることが素直にうれしく参加を決めました。
Slack等での全体に向けた呼びかけだけでなく、必要に応じて1人ひとりに丁寧に声かけを行うことで、キャリーミーならではのオープンで多様な総会が作られているのです。
こうして参加を募った結果、今回は北海道、京都などからもプロ人材が集結。前回の総会を上回る約35名が集まりました。
付加価値の高い事業を創り、人に投資する会社へ。振り返りと今後の計画を発表
総会は司会の挨拶からスタート。フィールドセールス(FS)社員の中本、インサイドセールス(IS)社員の倉林が司会に立ち、「キャリーミーの将来性の理解、メンバー同士の相互理解を深める総会にしていきましょう!」と開会を宣言しました。
中本は関西出身で、おそらくキャリーミー1番のムードメーカー!前回の総会でも司会を務め、会場を盛り上げました。
倉林は、中途入社からまだ約4ヶ月のルーキーです。社内の定例会でファシリテーターを務めた際に「進行が上手い」と社内で絶賛され司会に抜擢されました。
続いて、山田社外取締役が挨拶に立ちました。
山田さんはブライダル事業などを手がける株式会社ブライダル・イン・プロジェクトの代表を務めています。
大学時代から代表の大澤と知り合い、大澤の起業や事業売却をサポートしてきた縁で、社外取締役に就任しました。
「大澤さんは起業仲間として本当に信頼している。今まで私が見てきた経営者の中でも踏ん張りが強い。今後もできる限り力になっていきたい」と語りました。
今後の方針発表では、まず大澤が登壇。14期の売上が過去最高を更新したことを報告しました。
15期の重点目標としては、「付加価値の高い事業づくり」を強調。
「事業そのものを作っているのは組織・人。人材への投資を積極的に行うために、事業の付加価値を高め、みなさんへ還元できるような体制にしていきたい」と説明しました。
さらに、キャリーミーのビジョンをリニューアルしたことを発表。
これまでキャリーミーは「誰もが自分の才能と努力で、人生を切り拓くことができる世界をつくる」をビジョンとして掲げてきましたが、「もっとワクワクするものを」と経営陣がディスカッションを重ね、以下の新ビジョンが作られました。
【キャリーミー新ビジョン】
これまでのビジョンに共感しキャリーミーにジョインしたメンバーは少なくありません。
私自身もその1人であり、リニューアルにはちょっぴり驚きましたが、新ビジョンはキャリーミーの思いがよりストレートに熱く伝わる内容になったと思います!
進化した新ビジョンにさらに多くの共感が集まるといいなと期待がふくらみました。
経営企画として社内を統括するCOOの井村は、事業成長に向けた具体的なロードマップを展開。
今後の業界の動向については「プロ人材市場の産業障壁は低くなり、かなり競合が増えている。キャリーミーはマーケティング領域に強みを持ってきたが、それだけでは差別化が難しくなる」と分析。「優先順位をつけてスピーディーにチャレンジしていくことが大切」とメンバーを鼓舞しました。
CMOの毛利は広報・マーケティング部門の取り組みを発表しました。
14期は単独でのカンファレンス実施など、多くの施策にチャレンジできたこと、営業部門との連携でWebの問い合わせからのアポ獲得率が3ヶ月連続40%以上になったことなどを報告。
「今後はブランディング強化、安定的なリード提供、質の高いアポの供給に重点的に取り組み、成果へつなげていきたい」と抱負を語りました。
営業部長を務める齋藤は、14期の営業成績を発表。成約数、成約率、案件単価がアップし、前年を上回る売上を達成したことを報告しました。
今後はFSの増員・業務フローの効率化などによって営業体制を強化し、さらなる売上アップを実現させたいと意気込んでいました。
新人からベテランまで9人を表彰
休憩を挟み、プログラムは表彰式へ。社内投票で選ばれた表彰者が発表されました。
今回は新人賞、パーフェクトレスポンサー賞、感謝賞、バリュー賞、MVPの5つの部門を設定。できるだけ多くの社員・プロ人材にスポットを当てるべく、さまざまな角度からアワードが設けられました。
前回の総会を振り返ると、成約数、アポ獲得数など数値的な成果を上げたメンバーを表彰していました。しかし、稼働時間の短いプロ人材はフルタイムの社員の成果にはどうしても届かないなど、選考基準のあり方には課題がありました。
そこで、総会運営チームは成果重視ではなくメンバーの声を投票で集め表彰者を選考。さまざまな視点からの評価を取り入れることで、より現場の実感を反映した表彰へ刷新されました。
【新人賞】
14期(2022年9月1日~)にジョインしたメンバーの中で、成長意欲が高い、積極的に仕事に取り組む、笑顔で周囲を明るくする、配慮ができるなど、存在感バツグンな新人に贈られる賞。
▼倉林美優紀(IS)
▼山下一騎(システム)
▼水上登己哉(FS)
【パーフェクトレスポンサー賞】
Slackの「雑談用」チャンネルでユニークなコメントを投稿し、社員とプロ人材のコミュニケーションを活性化したメンバーに贈られる賞。リモート勤務のメンバーが多くSlackのやりとりが欠かせないキャリーミーならではの賞です。
▼三森捷暉(広報・マーケティング)
▼齋藤優介(営業部)
▼中本翔也(FS)
【感謝賞】
より多くのメンバーから「感謝を伝えたい人」として選ばれた人物を表彰。メンバーへの敬意を忘れないキャリーミーのカルチャーを象徴する賞です。投票では感謝を伝えたい人へのメッセージも募り、スライド動画にまとめて総会の休憩時間に上映しました。
▼中村乃枝(IS・推薦)
▼玉尾有里惠(経理・財務)
▼中本翔也(FS)
▼齋藤優介(営業部)
【バリュー賞】
キャリーミーのバリューを体現しているメンバーに贈られる賞。
キャリーミーのバリューは以下の5つを掲げています。
1. 変化を楽しみ、変化から機会を見出す
2. 貪欲に、挑戦し続ける
3. 社内外で、適切なコミュニケーションをとる
4. 力を借り、学び、活かす
5. 謙虚に、分かち合う
▼中本翔也(FS)
▼品野絵美(FSサポート)
▼三森捷暉(広報・マーケティング)
▼中村乃枝(IS・推薦)
▼倉林美優紀(IS)
【MVP】
14期に最も負荷の高かったプロジェクトを推進していたチームを立候補制で募集し、応募結果をもとに役員が選定。「成約率を約2倍に改善!フィールドセールス成約率UPプロジェクト」チームが受賞しました。
各賞を受賞し壇上に立ったメンバーは自信と笑顔にあふれ、本当に輝いていました。受賞者コメントを少しだけご紹介します。
パーフェクトレスポンサー賞を受賞した三森:
「雑談チャンネルは社員とプロ人材とのコミュニケーションを活性化させるために生まれた。これからも何気ないやりとりを大切にして、社員とプロ人材の結びつきを強めたい。来年はもっと大きな会場で総会をやるぞ!」
感謝賞を受賞した中本:
「ありがとうを言い合える関係がキャリーミーのいいところ。これからもありがとうのラリーが続く組織を作っていきたい」
14期にFS内で実施したインセンティブの結果発表も行われ、成約数、初回継続率、特別賞の各部門で成果を上げたメンバーを表彰しました。
レクリエーションでチームワークを醸成
総会後半はレクリエーションタイムです!「ここからは盛り上がっていきましょう!」という司会の掛け声で、前半のオフィシャルな空気は一転。2種類のゲームを実施し、会場は熱気に包まれました。
ゲームはグループ対抗戦です。グループ構成は、あらかじめ総会運営チームが部署や役職、社員・業務委託のバランスを配慮して決定しています。
初対面の人同士を一緒にするだけでなく、今後の業務で連携が多くなりそうな人同士を同じグループにしたり、新卒内定者がいるグループには入社後に一緒に働くメンバーを割り振るなど、今回の経験が実業務にもつながっていくようにチーム分けを行いました。
1つ目のゲームは、紙コップを積み上げる速さを競うペーパーカップクラフト。①6つのコップでピラミッドを作る、②完成したらコップを重ねて片付ける、という動作をチーム全員が順番に行います。
やり方だけ見るとシンプルで簡単そうに思えますが、実際にやってみると苦戦する人が続出しました。普段の業務ではいわゆる「デキる人」も、大澤を始めとする経営陣も、冷や汗をかきながら悪戦苦闘する場面も。部署や役職を超えて「頑張れ!」「その調子」など自然と声かけが生まれ、会場は大いに盛り上がりました。
2つ目のゲームは、スリーヒントゲーム。各チームの代表者の「好きなもの」を3つのヒントをもとに当てるゲームです。
答えをあれこれ推測することで、各グループの議論は自然と活発に。どちらかというと人見知りな私も、このゲームが始まるとリラックスしてグループのメンバーと話すことができました。
「〇〇さんは『DIY』が好きだったの!?」など、Slack上の業務連絡だけではわからないメンバーの意外な一面を知る機会にもなり、楽しかったです!
雇用形態や勤務年数を超えて同じ目線になれる総会になりました!
エンディングでは記念写真撮影を行い、総会のプロジェクトリーダー・船川の挨拶で総会は締めくくられました。
船川は準備から当日を振り返り、「2ヶ月の準備期間では表彰者の選定や決定、レクリエーションの企画など大変なこともあったけれど、楽しんでいるメンバーを見てやり切ったなと達成感を得ることができた。総会を通じて社員、業務委託のプロ人材、インターン生など、みんなが一緒にキャリーミーの方向性を見ることができて良かったと思います」と話していました。
業務委託人材として総会に参加し私が感じたのは、キャリーミーという組織のエネルギーと温かさです。
20代〜30代の若手メンバーが、終始全体を盛り上げ、表彰式でも複数のアワードを獲得する様子を見て、キャリーミーの活気を肌で感じることができました。
そして、雇用形態や勤務年数など関係なく、仲間を受け入れていくあたたかな包容力にも感動。組織に属さず、時に孤独を感じることもある業務委託の私にとって、「ホーム」のような場所ができたと実感できました。
総会で感じたエネルギーや温かさは、オンライン上でのコミュニケーションだけでは決して知ることができなかったと思います。リアルで対面する大切さも改めて感じました。
来年の総会も、キャリーミーのメンバーと笑顔で再会したいと思います!
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