交換した部品は誰の物
コンビニで隣の車のドアが当たってエクボ傷が出来たと言って入庫した車。
不特定多数の車が出入りする駐車場は、公道と同じ扱いになるとのことで警察を呼んで保険会社に連絡。
加害者の過失が100%となり、被害者は修理の方法で「ドアの交換」を被害者に要求した。
交換となるとかなりの金額になる。
そこで加害者は保険での支払いを模索。
連絡を受けた加害者側の保険会社が了承した。
その修理を弊社が請け負った。
修理後、1週間程度経ってから被害者が「交換したドアはどこにある?」と言ってきた。
ドアは弊社の契約している産業廃棄物処理業者が持って帰った。
弊社が契約している産業廃棄物取扱事業者は基本的に電話をしたら取りに来るというスタイルだが、2ヶ月に一度程度、期日を決めず、定期的に来て持ちかえることもある。
このとき、ドアを交換修理したすぐあと、その定期回収に来ていたようでドアは弊社の産業化廃棄物保管場所になく、産廃業者が持ち帰った後だった。
それを被害ユーザーに伝えたところ、「ドアの所有権は俺にある。勝手に廃棄するとはどういうことか」と突然激高した。
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