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仕事と労働はどう違うのか
駆け出しフリーランサーの友人の話し
彼とは旧知の仲である。
しばらくぶりに近況報告も兼ねて、6~7時間しっかり話し込んだ。
それなりの大人が2人、3件ハシゴして。
1軒目とんかつ屋さん、2軒目喫茶店、3軒目イタリア料理のチェーン店
3軒目でやっと1杯のビールを飲んだ。それとレモンサワー的なやつ。
…楽しくて新鮮だった。
「人と楽しい時間を過ごす」って、
お金が掛かるもの、掛けるものだと思っていた。
身なりを整えて、お洒落な場所で、おいしい料理を食べながら話しをする。
たまにはそれもいいけど「人と楽しい時間を過ごす」上では、必須だと思っていた。
そんな価値観がぶっ飛んだ日になった。
前置きはこれくらいにして、本題へ。
詳しくはまた別の機会にしようと思う。
彼の感覚では、
労働 ➡ 単なる食い扶持 自分の意思は反映されない
仕事 ➡ 何かを作り出すこと またはそのプロセス
と考えているそうだ。
この感覚には衝撃的だった。
僕もなんとなくそんな感じに思っていたけど、言語化されたことで腑に落ちた。
彼は駆け出しのフリーランサーなので、最近まで勤め人だったが、色々な巡りあわせから覚悟を決めて、"この道"で食っていくと決めたそうだ。
しかし、生きるためにはどうしてもお金は必要だ。
不躾ながら、聴いてみると彼は言った。
「仕事は楽しいけど、やっぱり生きるためにはお金が必要だから、そのための仕事はしないとね~」
あれ、どういうことだろう。
「今の話しにあった、その【仕事】ってどういう違いがあるの?」
また聴いてみた。
「そうだな…確かに。自分の意思が反映されず、単なる食い扶持の仕事と喫茶店とかで構想を巡らせているときの違いかな。」
「それって、前者は労働で後者が仕事とも考えられると思ったんだけど」
「そうかも知れない!」
ここでテーマの仕事と労働の違いに行き着いたわけだ。
★編集後記
人の話しを聴くって実は難しいスキルなんだと、改めて思いました。
アドバイスしたくなっちゃうし、分かるー!ってなっちゃうし。
普段の日常会話だったらそれでいいけど、その中でもカチッとスイッチを入れると、思わぬ本音を話してくれたり、それが自分にもプラスになることもあるんだと思いました。
相手がどんな価値観を持っていても【受容】して、出来るだけフラットな状態で同感ではなく【共感】しつつも、自分の気持ちや価値観等がどんな状態であるのか【自己一致】していることが大切なんだなと。
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