会社・組織をどうするか?セミナーではなく、たまには自分の為のセミナーへ参加しよう!
「組織の改善セミナーを聞いてきました!参考にはなったのですが・・私は、実は、組織で意思決定や提案するような立場・身分でもないので・・さっと資料だけ、部内のフォルダに格納しておこうかと思います」
日本では、様々なセミナーやイベントが開催されています。一方で、割合的に多いのは、「会社」「組織」を題材にしたセミナーです。参加者も「会社員のみ」(会社名を入れないと参加できない)、あるいは、大手企業の社員の方のみに限定しているところもあります。
なぜ、会社・組織を主体としたセミナーが多いのか?
日本では、「会社」「組織」という主体に対して、どうしていくのか?の課題感を持ったセミナーが多く展開され、多くの方が参加されています。あまり、「個人事業主」や「小法人」を対象とすることはなく、参加は不可だったりします。
これは、主催者側、参加者側とも事情があります。
主催者側としては、そもそも、内部留保・お金を持っている会社(特に大手法人)を相手にしないと、事業が成り立たないので、小さな法人や個人を相手にしても採算が合わないからです。
参加者側としては、もちろん、その内容を聞いて、会社での施策に反映したい方もいますが、多くの参加者は、その事業の部長や経営者ではなく、一般的に意思決定者でないことがほとんどです(これは欧米と大きな違いです)
それでも、参加するのは、いわゆる日本企業的なボトムアップ文化(下の者から聞いてくる)や、会社員の一員としての所属感を社員に与えたいという会社側の思惑もあります。ベンターの無料セミナーに参加されることで、社員の「研修替わり」(人的資本レポートの実績)にする会社もあります。
全てではありませんが、こうして、うまれる「組織」「会社」を主体としたセミナーでは、参加者としては冒頭書いた通り「とりあえず聞いてきましたが、特に提案する身分でもないので、そっとしまっておきます」ぐらいの結末にしかならないケースも散見されます(全てではありません)
主催者側も一生懸命、内容を考えてはきたものの、結構「空振り」というケースも多いのではないでしょうか。
参加者の事情を考えると、「組織」「会社」が主語のセミナーばかりに参加するよりも、もう少し「自分」のためのセミナーに参加すればいいのではないかと思い、いくつかその種類を紹介していきましょう。
将来に向けて自分の為のセミナーに参加しよう
個人の活躍をテーマにしたセミナーに参加する場合、以下のような選択肢があります:
パーソナルブランディングセミナー
個人のブランドを構築し、自分自身を効果的にマーケティングする方法を学ぶセミナーです。自分の強みを引き出し、ビジネスやキャリアにおいて有利に働く方法を学べます。
ストアカなどでは、個人のブランディングを支援する講師が多数在籍して、レッスンやセミナーが行われているようです。
キャリアデザインセミナー
自分のキャリアを計画し、長期的な目標を設定するためのセミナーです。転職やキャリアチェンジを考えている方に役立つ内容が多いです。
様々なキャリア支援企業様では、個人のキャリア形成を後押ししてくれます。
リードキャリアでは、様々な「個人」が活躍するための様々な働き方変革セミナーを実施中です。
自己啓発セミナー
自己成長やモチベーション向上を目指すセミナーで、メンタルヘルスやストレス管理、ライフバランスの改善に役立つ方法を学びます。
スキルアップ・起業家向けセミナー
自分自身でビジネスを立ち上げたいと考えている人向けのセミナーです。ビジネスプランの作成や資金調達、マーケティング戦略など、起業に必要な知識を学べます。特定のスキル(例えば、コミュニケーション、プレゼンテーション、交渉術など)も向上させることができます。
これらのセミナーは、オンラインで提供されることも多く、全国どこからでも参加できるものもあります。また、セミナー内容や講師によって対象となる層が異なるため、自分の目標に合ったものを選ぶことが重要です。
東京在住の方は、TOKYO創業ステーションでは、様々なスキルアップセミナーが無料で参加いただけます。
まとめ
いかがでしょうか?人生100年時代、しっかり、「会社磨きの一コマ」 というだけでなく、「自分磨き」も始めてみてはどうでしょうか?