日本人は一番のやりがいになぜ学生時代を上げるのか?
こんにちわ。世界の多様な働き方を研究・実践しているYACCOです('ω')
長い間キャリアに携わる仕事もしていて、なんとなく感じるのですが、
「日本人はなぜ、学生時代が一番楽しいか?」
という点。
「今まで(学生時代含めて)一番充実してやりがいがあったのはいつですか」とよく聴いてみるのですが、
「うーん、学生時代の部活かな。」('ω')
っていう方多くないでしょうか。
決して、
「過去の会社のプロジェクトが面白くてたまりませんでした。」
「今が一番遣り甲斐を感じてます」
という方は、あまりお見受けしません。
結構学生時代が、多いんです。しかも、多いのが学生時代の部活です。(個人的な見解です)
外国人の回答は?
外国人に同じ質問をすると、
「今が、一番充実していますよ」
と超ポジティブな回答も多いのですが、日本人では、あまり私は聞きません。
なぜ、学生時代の部活に遣り甲斐を感じるのか
学生時代が会社時代と違う、個人的な見解は、以下です('ω')
❶やりたいこと、人間関係を自由に選べる
学生時代は親の影響はあるとはいえ、高校・大学では、やりたい部活、やりたい勉強は自由に選べます。人間関係も、合わなければ、辞めてもいい。接しなければいい。こういったことが可能なのが、学生時代の部活です。
フリーランスを除き、会社員になると、指示命令の元に仕事をしますから、配属も、仕事も、部下上司も選べません。こういったところで、自由度が奪われるのでしょう。
❷目標が明確
学生時代の部活は、XX大会出場、XX入賞など、明確な目標があります。それに向かって、一心に向かっていける。或いは、仲間と切磋琢磨しながら、向かっていける。目標点が明確なんです★('ω') しかも、自分で、目標設定し、達成しないとペナルティもありません。
社会人になると、そうはいきません。特に会社員になると、部の売り上げ目標とかありますが、自分で設定はできませんし、達成しないと肩身が狭くなります。ミスすると下手すると怒られます。
❸後輩がいる
当たり前ですが、部活は、先輩・後輩がいます。必ず、次の学年に後輩が入ってくるので、1年、2年経つと、指導側に回ります。この指導にやりがいや、貢献欲を満たすことができます。
しかし、会社員は、今や逆三角形の組織です。少子高齢化で、若い社員は引く手あまたであり、予算削減の折もあり、下が入ってきません(入ってきても3年で3割以上辞めます)
こういった現状、今の会社員は、後輩ができにくいという現実にあります。よって、一律、後輩指導などができるのも、学生時代の部活とは違うのです。
働くを学生部活のようにできないのか?
もし、働くを「学生時代の部活」のようにできないのか? もっと自由に、目標明確に、たくさんの後輩を抱えて、仕事が出来れば、なんか、遣り甲斐が少しでも上がりそうな気はしますよね・・
どれも、今の日本では難しい課題のような気もします。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。
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