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キャリアコンサルタント国家試験実技で乗りこえるべき3つの壁と強化練習法(2024年度下期版)

★この記事の執筆者:よりや('▽')|国家資格キャリアコンサルタント|国家資格キャリアコンサルタント(学科だけ技能士1級合格)|行動心理士|海外で人事の学位取得(人事歴25年)|リードキャリアイベント一覧

国家資格キャリアコンサルタント試験とは、2016年に国家資格化された試験であり、厚生労働大臣の登録を受けてキャリアコンサルティング協議会が実施する国家資格試験です。キャリアコンサルティングの知識や技能を問う試験で、学科試験と実技試験の両方に合格すると「キャリアコンサルタント」として名乗ることができます。

国家資格キャリアコンサルタント試験

現在7万人近くが登録していますが、実技の難易度が以前より増している可能性があります。その合格率は、2016年~7割前後から6割そして、最近だと5割後半近くまで低下傾向があります。

その中で、難関である実技試験を乗り越えるためには、3つの壁があります。順番にその3つの壁を紹介しつつ、その3つの壁の乗り越え方(トレーニング)を掲載していきます。

壁1:関係構築の壁
壁2:問題把握の壁
壁3:気づき・内省の壁

ご紹介した通り、この試験の肝は、試験団体のページに記載の関係構築➡問題把握➡気づき➡成長と言えます。その各々の関門がうまく乗り越えられて初めて受かる試験になります。

壁1:関係構築の壁

関係構築の壁

よくある思い込み:「私はこれで関係構築できているはずだ」

まずは、関係構築の壁です。この試験は、ほぼ関係構築の試験と言ってもいいほど、関係構築が重要なのですが、意外とその先の「内省」を引き起こす、あるいは「解決してあげる」に意識が行き過ぎて、これを無視している方もいます。

この壁を乗り越えられない人:
・「うんうん」とうなづいていれば、とりあえず関係構築はできると思う
・「不安」と言ってきたので、不安を根掘り葉掘り聞いてあげたのでOKだと思う
・最初の1分だけ、共感してあげればいいと思う。
・関係構築はさっとすまして、早く気づきを巻き起こさないと・・

上記どれも壁を乗り越えられない方の特徴です。

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