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事業主サイドからエージェントサイドへの転職を決意した背景【#04】

初めまして。
CARRACに中途で入社しました植谷と申します。
学生時代のお話からCARRACに入社するまでをお話させていただきます。
ぜひその中でCARRACのことを少しでも沢山知っていただけたら嬉しいです。 


一風変わった学生生活が教えてくれたこと

全寮制の中高一貫の学校に通っていたのですが、寮には大人もいないし、生活する上で生徒たち自らが考え、話し合い、行動をしないといけない“学生主導で学校組織の運営をする”ような環境でした。
その中で自分は6年間、毎週会議のファシリテーターのような役割を与えられていて、「人に話を聞かせる方法」とか「人から話を引き出す方法」とか、そんなことをよく考えて過ごしていましたね。
先生たちがいない分、学生同士で決めていくことが多いのでとても重要な役割でもあったと思っています。
改めて振り返るとこの6年間の経験はとても貴重だったと感じ、今の仕事でも自分の礎になっている気がします。


就職や転職とは無縁のバンドマン時代

そんな自分ですが、自分自身は全く真面目になれず勉強もせず、毎日ギターばかり弾いていたので、絵に書いたようにレールから外れていくことになります・・・
ギターが大好きでバンドを始めて、20代前半まで日本全国を車で周りながらライブ活動をする日々でした。“就職”とか“転職”という言葉とは無縁の世界で、きっとこれを読んでる皆さんとは全く逆の世界で暮らしていました。笑
 
やりたいことをやって、夢を追いかけて、楽しい生活を送っていたのですが、恥ずかしながら思うような結果は出なくて・・・
人生どうしようかなと、ふっと立ち止まったタイミングで結婚することになり、“就職”を考え、やはり働くなら音楽関係がいいなぁなんて安易な動機でアナログレコードやCD販売を行っている企業に就職することになりました。

「なんでも出来ます!」精神で仕事を作る

入社して最初はレコードやCDの販売部にいたのですが、ホームページ制作などを手伝っているうちに、徐々に社内のWEB周りや広告運用を一挙に任せてもらえることになりました。
昔から色々なバイトを経験してきたのですが、その中で簡単なコーディング技術を勉強したことと、自分のバンドの映像をWEB広告で配信したこともあり、正直知識なんてないけれど、仕事の幅を広げて結果を出していくためにも「なんでも出来ます!」って言い続けてました。笑
結果、全部任せて頂けたので本当にありがたい環境でした。


デジタル広告の面白さにハマる

そこから「広告」に本格的に関わることになるのですが、何が楽しいってインハウス運用だったので、広告の成果がすぐに会社の売上へ反映されることでした。
社内で他に担当者もいなかったので、一人でいろんなセミナーに行ったり、Googleの認定資格も一通り取ったり、どんどん運用広告にのめり込んでいくことになります。
 
また、その会社でもう一つありがたかったのは、小さな会社というのもあってWEB担当でありながら現場営業も兼任できたことでした。
お客様の元に車で行って直接やり取りしたり、現場の人達と一緒に重い荷物を運んだりすることで、広告に接触するユーザーがどんな人で、サービスの中で何が起こっているのかを理解することが出来ました。
解像度が高い情報を持った上で、広告やWEBの全体戦略を考えることが出来たのは、ビジネスと広告がどう繋がっているのかを肌で感じられる貴重な機会だったと思います。


事業サイドかエージェントサイドか

事業サイドで広告を運用していると、徐々に違う商材、違う手法のビジネスにおける広告にも関わってみたいと感じるようになり、転職を考えるようになりました。
転職活動は数ヶ月間でしたが、事業会社も広告エージェントも「広告」という軸で幅広く受けました。
様々な会社の話を聞いていると、どうしても元々の出身もありビジネスと近い距離で広告と向き合っている事業会社に魅力を感じてきてかなり悩みました。 

そんな中でCARRACの面接を受けた際、良い意味で形式に拘らず、クライアントのビジネスを成長させる為に何でもやるんだというスタンスを感じました


グループの強みとベンチャーマインド

博報堂DYグループという規模感の中にありながら、タフなベンチャーマインドも感じれたことで「こういう広告代理店で働いてみたい」と強く思えたことが、最終的にCARRACを選んだ理由です。実際入社してからもビジョンとのギャップはなく、忙しい中でも楽しく働けている毎日です。
 
ありがたいことに大手ナショナルクライアントの案件や、自分が好きな商材や、担当してみたいと思える案件も任せて頂いています。
CARRACの仕事は、グループ各社と連携しながら進める仕事もありますし、一方でCARRACとクライアントの1対1の案件では、クライアントと毎日密に連絡を取り合いながら運用改善を行うこともあります。グループ各社の営業力・組織力の強さをダイレクトに感じながらも、自分で判断して案件を推し進めていく場面も多くあり、CARRACという環境のありがたさを日々感じています。
 
直近は新人のトレーナー業務やマネジメント側の業務も任せて頂き始めていて、自分の成長だけでなく、後輩やチーム全体の成長を考えるようになったことは、入社時から大きく変わったことです。 

“パートナー”としてのクライアントとの関係

クライアントとの関わりの中で嬉しかったこととして、あるクライアントから「オンラインオフライン問わず意見を出してほしい」と、担当領域外まで意見や提案を求めてもらえたことがありました。
 
意識していたことは、“クライアント目線”を忘れないこと。自分自身、事業サイド出身ということもあり、クライアントが何のために広告を実施しているのか、どういったサービスにしていきたいのかを意識してコミュニケーションを取るように心がけてました。
 
ただの“広告屋さん”で終わるのではなく、“パートナー”としてクライアントのビジネス拡大に貢献する為に、関係構築を積み重ねた結果だったので、「オンラインオフライン問わず意見を出してほしい」と言っていただけたこと、とても嬉しかったですね。
(おかげさまで2022上期の「CARRAC AWARD」で社長賞を頂くことが出来ました!)
 
誰とでも関係値を構築するのは簡単なことではないですが、学生時代から形成されて来たことも含め、人とのコミュニケーションにおいて“相手の立場に立って考える”ことはとても大切にしていることです。 


環境に期待するんじゃなくて、自分のせいにできる人とは

CARRACは恵まれた環境であることは間違いないです。先程もお話した通り、大手とベンチャーの良いところ、そして自主的な活動を支援してくれるところです。
 
でも「環境に期待するんじゃなくて、自分のせいにできる人」
そんな人がCARRACには向いているかと思いました。
毎日思いもよらないイベントが起こって、楽しいこと大変なこと色々ありますが、自分も他人も楽しませることができる人と一緒に働けたら嬉しいです。
 
まだ自分も個人としてで精一杯ですが、今後はより多くの人と連携しながらクライアントビジネスの拡大を主導していけるような人間になれればと思っています。
一つ一つ学んだことをCARRACに還元していったり、同じようにCARRACで働くみんなからも多くを学び、クライアントに還元していくことを続けていきたいですね。

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CARRACが採用活動において大切にしているのは、「知り合う」こと。
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