「シャーベット」はアラビア語由来 「アイスクリーム」との違いわかりますか
「アイスクリーム」は英語に由来します。
「アイスクリーム」という名前が、文献に登場するようになるのは18世紀になってからですが、現在のアイスクリームに近いものが作られたのは16世紀です。
イタリアで凍らせる技術が新しく開発され、フィレンツェで世界初の完全冷凍アイスクリーム「ジェラート」が作り出されました。
これはイタリア語で「gelato(凍った)」という意味です。
次に「シャーベット」ですが、アラビア語で"飲み物"という意味の「sharbat(シャルバート)」から生まれた言葉です。
ところで、「アイスクリーム」「ジェラート」「シャーベット」の違いはおわかりですか?
アイスクリーム、ジェラート、シャーベットの違いは、乳固形分と乳脂肪分の含まれている量で決まります。
「アイスクリーム」は牛乳やクリームを使った乳製品で、乳固形分15.0%、そのうち乳脂肪分8.0%以上のものを「アイスクリーム」と呼びます。
「ジェラート」は果汁・果肉・牛乳・砂糖などを混ぜて凍らせたもので、乳脂肪分は5%前後のもので、アイスクリームに比べるとカロリーが低いようです。
「シャーベット」は主に果汁から出来ていて、乳固形分3.0%未満の凍った氷菓子です。乳脂肪分が低いジェラートは、アイスクリームとは呼べないのです、
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?