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明治時代に正岡子規が定着させた「俳句」
8月19日は「俳句の日」です。
この「俳句」という名前は、明治時代に正岡子規が定着させました。
子規は、それまでの俳諧連歌の伝統を刷新して、最初の五七五の発句だけで良いとして、その発句を完全に独立させる俳句革新運動を起こました。
「発句は文学なり、連俳は文学であらず」
江戸の天保年間以降の句は、すべて駄目だとして、少し攻撃的で切りまくり、もし今の時代なら大炎上しかねない動きを見せました。
そのときに、子規が"陳腐"という意味で「月並み」を使ったことから、「月並み」には新たに"平凡" "陳腐"の意味が生まれたことでも知られています。
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