【大隈重信のエピソード】野球の始球式の空振りは大隈重信から始まった
野球の始球式で、バッターがわざと空振りをするシーンを見たことがあると思います。
この、「始球式での空振り」、実は大隈重信が投げたボールをストライクにするためという理由から始まったのです。
大隈重信は、明治41年に来日したアメリカチームと早稲田大学野球部の親善試合で、早稲田の総長だった大隈が日本で初めて野球の始球式をやったことでも知られています。
打席に立った早稲田の学生は、とんでもないボール球を投げた大隈の投球に対して、「総長に恥をかかせられない」と気を遣って空振りしたそうです。
この「空振り」こそが、今でも日本の始球式のときに、わざとボールを空振りするきっかけとなったようです。
政治以外にも、数々のエピソードを残す大隈ですが、もう1つ意外なものが、自分の自宅に温室を作り、マスクメロンが大好きだった彼は、スイカのように一般に普及させようとして栽培を試みたそうです。
品種名に「早稲田」とつけたメロンを作り上げ、試食会も行われていたそうです。
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