ACONが質問して、[😜]が答える!ACON Best Seller 「Dole's Village」編
こんにちは。Carpenstreetです。🤗
ACONインタビューシリーズが、ついに始まります!
このインタビューシリーズでは、ACONの販売作家の方々、ACONのお客様の声、ACONの現場で共に働いてくれているメンバーたちについて紹介してまいります。ACONからの様々なお知らせや、WEBTOONなどの創作業界についての情報をご提供できればと思います。
では、本日の主役をお迎えしましょう。
ACON Best Seller, [🌈Dole's Village🌈]を紹介いたします。
Dole's Village先生は、長年ACONで活躍し
WEBTOONクリエイターたちのための素材をコツコツ制作してきました。
特に最近は日本のお客様の需要に応えるべく、日本の現代物素材を作っておいでです。
実際に日本へ行って写真を撮ってくるほど熱い情熱をお持ちのモデラ―です!
下記にDole's Village先生の代表作をいくつか紹介します。
0. Dole's Village先生の代表作
🏫青春学園物に欠かせない学校背景セット (⭐5.00)
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🛩️現代物ジャンル必須アイテム 飛行機内背景 (⭐4.96)
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🚁パニック、犯罪、戦争ジャンルに使えるヘリ3種 (⭐4.93)
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1. はじめに
Q : 先生、こんにちは!まず簡単に自己紹介をお願いします。
A : こんにちは。主に移動手段と背景を制作しているDole's Villageです。
2. 3Dモデリングを始めたきっかけ
Q : 3Dモデリング、特に作画用3Dモデラーになろうと決心したきっかけは何ですか?
A : 元々はゲーム背景モデリングをしていました。
ゲームモデリングをしていると、気を遣わなければならないことが意外と多かったんです。たとえば最適化。モデリングをゲームに使うためにはPolygon最適化をして、それに合うようにwireframeも整理しなければなりません。その過程がものすごく複雑で、時間もかなり必要なのです。
それに比べて作画用3DモデリングはPolygonの数に対する制約も大きくないし、ある程度は必要でしょうがwireframe整理についても自由な点が気に入りました。
何より制作して商品化する時間がとても短く、すぐに収益が生まれるという点と、万が一制作中に方向性が間違っていたと思っても、すぐに計画を修正できる柔軟性があるという点も、私を作画用3Dモデラ―に転向させたきっかけになりました。
3. 3Dモデラーになるには?
Q : 3Dモデラーになるには、どんな教育を受ければいいですか?上手くモデリングするコツを教えてください!
A : モデラーになるための特別な教育は必要ありません。子どもの頃に砂のお城を作りたければ近所の公園の砂場に行ったように、モデラーになりたければSketchUpやBlenderのようなモデリングプログラムを実行してください。
そして教育は、モデリングをしながら分からない部分や必要な部分だけを探して勉強すればいいです。全体的なモデリング教育を受けたい方々には、YoutubeにBlender Guruさんがアップしているドーナツ制作チュートリアルを視聴することをおすすめします。
上手くモデリングするためには、自分が好きなものを作るのが良いでしょう。自分の好きなものを作っていれば、もっと綺麗に素敵になるようにさらに心血を注いで作るようになります。
そして、この部分をどう作ろうか?これよりもっと上手く作れないかな?と自然にチュートリアルを探すようになり、別途時間を割いて勉強することなく、作業しながらモデリングスキルを積むことができるようになるのです。
4. 3D素材制作過程
Q : 3D素材の制作プロセスについてお話いただけますか?
特に、最近たくさん作っておいでの日本現代物モデリング制作プロセスについて知りたいです。
A : 作業は、「素材決定 → 資料調査 → 企画 → モデリング → テクスチャ → SketchUp、Clip Studio変換 → アップロード」の順に行われます。
作る素材は、ACONになくて、他の人たちがあまり作らない、だけど需要があるもの、この3つを基準に決定します。その3つの基準にぴったり合うテーマが日本だったので、今年は日本の背景を主に制作しました。
現実にある背景や小物を主に制作するので、資料調査をしに実写撮影に出かけるタイプです。Google検索で資料を探してもいいのですが、近くで見てこそ見えるディテールがあるので、実写撮影を好みます。実際に販売されている製品なら、製品カタログや販売ページもチェックします。
例) 日本の自動販売機(商品を見る)
調査した資料をもとに、簡単に制作が必要な部分、tagで分ける部分、動作構成要素が必要な部分を絵と共にチェックします。この時スケジュールと大体の価格を決め、テクスチャについてのアイデアも決めます。
資料とすべての企画が決まったら、普段している通りにモデリングを行います。Blenderでテクスチャまで終え、FBXファイルをSketchUpで呼び出した後、tagと動作構成要素を作ります。
この方法は私のやり方であって、制作方法やモデリングプログラムの選択は制作者の自由です。
制作が完了したら、詳しい素材説明と共に詳細ページを作成すれば終わり!
5. 最も自信のある作品
Q : ご自分が制作した素材の中で、どんなものが一番自信がおありですか?思う存分自慢してください。
A : 一番自信があるのは、やはり移動手段の素材ではないでしょうか。
その中でも最近作った日本のバスとタクシーが一番気に入っています。
軽い容量と、ドア、トランクなどの動作構成要素と、楽な作業のために前後両サイドをtagで分離し、必要なディテールはすべて持たせつつ、過度にならないテクスチャで無難に上手く作れたと思います。
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🚕日本のタクシー3種集(⭐5.00)
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6. 最後に
Q : 最後に、ACON NOTEの読者の皆さんにメッセージをお願いします。
A : モデラーに伝えたいことは、「作りたいものがあれば、とりあえず作ってください」ということです。上手く作れなくても構いません。
私のモデルを購入してくださる方には、感謝を伝えたいです。これからも頑張ります。
以上、Dole's Village先生のインタビューでした。🎤
普段はなかなか知ることのできない3Dモデラーの日常を垣間見ることができました。
先生、今後も素敵な素材をたくさん作ってくださいね!😍
7. お問い合わせ
Carpenstreetサイト:https://carpenstreet.oopy.io/
ACON日本公式サイト: https://acon3d.com/ja
ACON公式Xアカウント: https://twitter.com/Acon_Japan