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#5 1mm踏み出す

今回は短めです。

世間では勇気を持って、とか、前向きに生きていこうとか、ありとあらゆる自己啓発本がいつの時代も変わらず出版され続けています。
それは需要が多いからだけではなく、改善できない事柄の1つであるからではないでしょうか?

先日ほぺまゆさんの記事を見て思うことがありました。

ほぺまゆさんが行動力の鬼なら、僕はリスクがあることを発見する鬼です。笑

というのも、勇気を持てと言われても持てない、躊躇してしまう弱さ、どうしてもリスクが頭から離れない、ことが多々あります。
これは何も不自然なことではなく、きっとエリートも普通の人も、天の邪鬼人間も常識・マナーを持ち合わせず生きてきてしまった人、みんな感じていることだと思います。えっみんなそうなの?と思う理由も分かります。
でも実はプロスポーツでさえリスクが頭から離れないことが結果に出ることが多々あります。

例えば野球。プロでもそうですがシフトを敷く(守備位置を調整すること)理由の一つにリスク管理があります。点を取られたくない、ランナーを進めたくない、相手の思うつぼにさせない・・・

さて、こんな風に書いている僕でさえこのnoteを始めるにあたって、躊躇もしましたし、どうしようかなんてだいぶ悩みました。結果も残していない人が何かを伝えたところで説得力がない。僕にとってだいぶ高い壁です。
でも始められたのは、僕が大きなショックを受けた時「何かを変えないとまずい」と考えられたからです。

自分自身がかなり悔しい思いをしてようやくです。
でもいつだって悔しい思いばかりしていては体は持ちません。

そこで提案なのは1mmだけ踏み出すことです。
実はこの1mmというワードは以前この記事の中でも出てきました。

ではなぜ僕が1mmを提案したいのか。
それはアメリカンフットボール選手のある言葉がきっかけでした。

アメフト名言botさんからお借りしてきました。
最初に戻ります。行動力を持つ、というのは僕にとってはあいまいで、好奇心や行動力の幅は心の状態に比例して大きくなるものだと感じています。
簡単に言えばお金があればいろんなことにチャレンジしてもいいかなと思える。でもお金がない状態で、自分に返ってくるか分からない何かをチャレンジする勇気を持つことはなかなか難しい。

勇気がある人、ない人いろんな人がいます。でもどんな状態であれ、行動力という高い壁に見えるものを、ましてや心の状態に左右されやすい部分かつ自分がどれだけ進めたかを理解するために取る手段として、
行動力や好奇心があるなしで分けてしまうことはかえって難易度を上げてしまうのではないかと考えました。

勇気のない人が手っ取り早く前に進むためには、前に進んでいるという生きた実感を得るためには、今の自分から1mm前に進めばいい、最大の一歩であればいい、という考えと、同時に得られる安心感を手に入れることです。

誰が何と言おうと1mm進んでいることは、前に進んでいることと同義です。
しかもそれが今あなたにできる最大の一歩なら、僕は大阪から拍手を送りたいです。なぜなら今あなた自身の自己ベストを更新したのです。
誰にも真似できない、あなただけの記録を更新しているのです。

今僕はいろんな方向への1mmをまさに今踏み出している最中です。
最近で言えば、履歴書を出したこと、小豆色の服を買ったこと!笑
僕にとったら大きな一歩です。ファッションなど気にしなかった男が、色相環を見ながらユニクロを1時間歩き回り服を買い、
8枚あった履歴書のうち1枚しか成功せず、それを封筒に入れ切手を貼り準備完了までこぎつけたのですから!

ほぺまゆさんという素晴らしい方まで巻き込んだ今回の記事。
補足で書いておきたいのですが、珍しく何もしなかったことも実は1mmの成長なのかななんて思います。

あなたにとっての1mm、踏み出してみてください。

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