見出し画像

自分軸なんぞなくていい

あっという間に土日に突入し,相変わらずワンオペで頑張っております。

週の半ばに進むほど,子ども達の塾とおけいこ×3人分が重なっていくので,累積疲労も地層になります。

時間に追われ,効率性重視でいかないと無理…。

でもね,子どもがいなくてもいても,女性は35歳を過ぎたら,働き方を含めて《生き方》を変えなきゃいかんのです。

タイパ(タイムパフォーマンス),コスパ(コストパフォーマンス)なんて,追っていいのは女性の場合は20代まででしょう。

《自分軸》とかなんとか言いますけれど,そもそも人間は自分だけでは生きられませんし,他者の助けを借りないと生きられない《社会的動物》ですから自分軸オンリーなんて無理というもの。

自分軸も他人軸も混じり合っていて,常に連動し変化している有機的なイキモノが人間だもの。

40代からは戦略的に脳機能に合わせたライフシフトをすべきなのです。

もともと,女性の場合,あれやこれ,他人のためのお世話を優先しがちだし(社会的役割という名の期待感),自分もまた,お世話をすることで満足を得やすいので,意識しないと自分と他者の距離感を見失います。

あれ?わたし何のために頑張って来たんだっけ?って,人生迷子になります。

でもね,歳を重ねて経験を積んでいくのが定型発達の人ですが,神経の発達特性上,ASDの人は他者の経験を自分に引寄せて考えることが苦手なので,意識しないとますます年を重ねて生きづらくなっていく…。

心理士目線で見ると,この方,発達特性がとんがってるなぁ~。大変だろうな~と,ご自身の発達特性に無自覚な方に出会うと(そして無自覚の攻撃性で牙をむかれると)《自分軸の罠》を思います。

なんてことをゆるく語っています。

▶知能指数(IQ)と知能検査シリーズの最新作です

▶心理士が語るIQ知能検査の裏事情シリーズはこちら

次は今話題の「境界知能」あたりを話そうかな。

論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。