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はつかいち美術ギャラリー「ウッドワン美術館収蔵作品展31 線にやどる命」 美術館・博物館めぐり~その7

はつかいち美術ギャラリーでは廿日市市吉和のウッドワン美術館の展示の一部を定期的に一つのテーマをもって展示しています。
今回で31回目になるそうで、極力見にいっています。

筆者撮影


パンフレットでは
「優美な筆の描線が織りなす 日本画の世界
ウッドワン美術館収蔵作品展は、1996年の開館以来、ウッドワン美術館の収蔵品の中から精選して紹介する展覧会です。


チラシ

「31回目となる今回は、「線に宿るいのち」と題し、花鳥画や人物画など、描線の美しい日本画の作品を約20点展覧します。日本画のいのちともいわれる「線」。筆によって描かれる描線は、運筆の方法によって、しなやかで柔らかなものから、張り詰めた緊張感のあるものまで、多様な表現を可能にします。絵画に引かれた一本の線は、対象の形という表面的な部分を写し取るだけではなく、対象の内面に宿る美しさをも表現したものであり、線の引き方ひとつで作品の出来が決まると考える画家もいるほどです。

本展覧会では、厳格な美しさを持つ「鉄線描」や、抑揚のあるおおらかな「肥痩線」など、優美な筆の動きに着目した展示となっております。日本画の世界をお楽しみください。」
とあります。


チラシ

そうそうたる画家の作品が並んでいました。

目録

解説をみながら絵を見ると、なるほど、
線がはっきり書いてある絵とおぼろげな絵とあり、
大変勉強になりました。
絵についている解説では、朦朧体(もうろうたい)という
線を引かずに輪郭をぼかして描く画風もあり、
なるほど、これからは気をつけてみようと思いました。

2025年訪問した美術館・博物館リスト
1.奥田元宋・小由女美術館
  「熊田千佳慕の世界展―愛するからこそ美しい」
2.奥田元宋・小由女美術館 
  「常設展」
3.アートギャラリーミヤウチ
  「写真展 復興する街区・続編ー住まいの形」
4.アートギャラリーミヤウチ
  「コレクション展2024復興と創造」
5.広島市中央図書館
  「図書館と基町のこれまでのこれから」
6.ひろしま美術館
  「オディロン・ルドン 光の夢、影の輝き」
7.はつかいち美術ギャラリー
  「ウッドワン美術館収蔵作品展31 線にやどる命」 

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