好みのワインを見つける方法 その3 好きなお店を見つける

こんにちは。

香り編では、ヴィオニエ、ゲヴェルツトラミネールについてちょっと書きました。今回も白ワインの話からです。

ワインにはバターとかナッツの香りがするものがあることは知ってはいましたが、そんなものは当時飲んだことがなかったし、「なんで葡萄からバターが感じられるの??」と思ってさえいました。

シャルドネからあの”モンラッシェ”が作られることは知らなかったし、「シャルドネのワインなんてありふれている」、そんな浅はかな認識でした。

そんなワイン超初心者の僕に、「え?マジ?本当にバターみたいな香がする!!?はちみつの味わいもする!!凄すぎる」と認識させたのがルイ・ジャドの”ムルソージュヌヴリエール”でした。

ラッキーなことによく通っていたシャンパンバーで、グラスで提供されていたのです。あまりに衝撃的だったので、翌日も行きました。おかげで「開く」、ということも体感することが出来ました。

そのシャンパンバーでは、シャンパンを飲むことはほとんどなくて、もっぱらバーとして使っていました。シャルトリューズ、フェルネットブランカ、アンゴスチュラ・ビターズもこの店で知りました。

ここのバーテンダーさんは、当時ワインスクールの講師もされていたので僕は「先生」と読んでいました。

1軒か2軒、たまに色々質問出来たり教えてもらえるような学び舎的なお店に出会えれば、もっと深くワインが好きになれるような気がします。