ゆるく生きるのも戦略が必要。世知辛い世の中だ。
復職したばかりのAさんからこんな質問をされた。
※最近のAさんの記事です。
ゆるく生きるってなんだろうか?
よく言われる「ゆるく生きる」これってどんな状態を指しているのだろう?
「ゆるく生きる」の対義語は「がんばって生きる」になりそうな気がする。
「がんばって生きる」にはポジティブな要素とネガティブな要素の両面がある。
ポジティブな要素は成長して、お金稼いで、社会的に成功して、という自分を高めてくれるもの。
ネガティブな要素はイヤなことに歯を食いしばった耐えて、自分の気持ちを押し殺して、という自分を無くしていくもの。
たぶんAさんはネガティブな要素を排除したいのではないかと思った。
休職の経験をするということは嫌でも自分自身を見つめ直す機会になる。「なにがいけなかったのか」「なんで他の人たちと同じように働けないのか」「なんて自分はダメなのか」そんなことがいつも頭の中を駆け巡る。
私の場合はある時に思った。
ゆるく生きるには戦略が必要。
ゆるく生きるためには「イヤなことをイヤと言える」ことが大切になる。
サラリーマンをしていると顧客の損になることをしなくてはならないときがある。限界まで頑張っている部下にもっと頑張ってもらうように仕向けなくてはならないときがある。上司からの理不尽な要求に笑顔でイエスと言わなければならないときがある。
自分が大切にしてきた正義を曲げ続けると自分がどうしたいとか分からなくなってくる。
自分の気持ちを押し殺して。反応をしたら自分が傷つくので反応しないように。
そして何も感じなくなる。
こんな状態にならないために、ゆるく生きることを求める人が増えてきたのかもしれない。
先ほど書いたゆるく生きる戦略は簡単だ。
①ゆるく生きるとはどんな状態かがわかる1冊
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まずはこの1冊。以前この記事で紹介した本だ。
こんなことを書いた。
この本を読むと「ゆるく生きる」とはどんな状態かが分かる。
でもふと立ち止まって考えると気づく。
「現実問題この精神状態を維持するの無理やん!お金どうすんの!?仕事どうすんの!?」
そうなのだ。私たちは世捨て人ではない。自分の精神をどれだけ高めたところで現実は私たちを追い続けてくる。
ただ、この本で理想の状態は分かる。
だとしたら理想の状態を支えるための知識と仕組みが必要となる。
②ゆるく生きるための土台になる知識を身に着ける1冊
ベストセラーなので皆さんも手に取ったことがあるかと思う。
お金の知識はこれ1冊で網羅できまる。もちろん細かい部分は他の本で補う必要がある。
この本で紹介されているお金の5つの力。
①貯める力
②増やす力
③稼ぐ力
④使う力
⑤守る力
これを理解するだけでゆるく生きるための知識と仕組みづくりが構築できる。
ここにプラスするのが社会を俯瞰する力。
③社会を俯瞰的に見て次の一手を模索し行動に落とし込む
少し引いた目で見るとサラリーマンの仕事はどんなものなんだろうか?
これからの未来はどんな風に動いていくのだろうか?
私たちは何を大切にして生きるべきなのか?
それらの問いに対する答えを本書は提示してくれる。しかも超合理的に。
私たちがいきる社会は優しさにあふれかえっている。あなたを傷つけないようにみんなが配慮して発言してくれる。
でもその優しさが嘘だとしたらどうだろう?優しい嘘という幻想の中で日々幸せに生きる。でも根底に嘘があるのだから何かうまくいかない。そして優しい嘘をつく人には悪気はない。本人もそう思い込んでいるからだ。
そんな優しい嘘は本書には一切ない。正しいか間違っているかは分からないが私は12年という短いサラリーマン生活を振り返って、橘さんの言っていることが痛いほどわかった。
本質をついていると思う。この自由を勝ち取るためにはお金が必要だし、勝ち取った先に「ゆるく生きる」が存在するのではないかと思う。
さいごに
今回は「ゆるく生きる」をテーマに書いてみました!
ゆるく生きるためには、仕組みと知識と考え方が必要なのでは?と最近思います。
どれだけゆるく生きる本を読んだところで現実はそれを許してくれないわけですね。
だとしたらゆるく生きるという思考が先にあるのではなく、それを支える土台と土台を強固にするための考え方が必要になってきます。
そのあたりAさんは本書を読んで気付いてほしいなと思います!
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