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通勤途中、横転している車を横目に駅へ向かった。

毎朝のルーティン。

7:00 起床
7:10 シャワー
7:30 歯磨きやヘアセット
7:40 水筒にお茶を入れる
7:50 ホッと一息
8:10 家を出る
8:30 電車に乗る
9:20 駅に着く
9:35 会社に着く

会社に行く日は毎日こうだ。

順番が前後することもあるが、大体同じだ。

このルーティンにはイレギュラーが発生してはいけない。

イレギュラーが発生すると心が乱される。


先日家から駅までの通勤途中に車2台の事故があった。

1台は横転していた。

幸いなことに運転手はおそらく無事で警察も到着していた。

私は警察がいることに安心し、事故車を横目に普段通り駅へ向かった。

電車に乗りながら思った。

「警察が来ていなかったら私はどうしていたのだろう?」

その日は朝から大切な会議があった。

私が遅刻したら社内の人間はもちろんのこと、社外の人間にも大きな迷惑をかける。

「警察が来ていなくても、スルーしていたかもしれない。」

自分が怖くなった。

目の前の困っている人より、会社のことを優先している自分に。


いつからだろうか。

心に余裕がなくなっている気がする。


私の会社は毎日100万人以上が利用する駅にある。

平日はルーティンが乱れないからいい。

駅から会社までのルートは人ゴミに慣れたサラリーマンや学生ばかりだからだ。

阿吽の呼吸でぶつからないようにみんなが歩く。

土日は少しイライラしてしまう。

旅行者など人ゴミに慣れていない人が多いからだ。

平日のスピードで歩くと人にぶつかりそうになる。

会社に着く時間がいつもより1分程度遅くなる。


ふと立ち止まってみるとよく分からなくなってくる。

会社という存在は目の前の困っている人より大切なのだろうか?

会社という存在は1分遅れることに対して、なぜ私をイライラさせるのだろうか?

会社が中心で他は雑音。

中心を追求するあまり大切なモノをどこかに置いてきた気がする。


でもそんなことは雑音でしかない。

私にとってルーティンが何より大切なのだ。





エモい書き方練習中ですが難しい!🤣

おしまい!




こんな拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございます!これからもサポートいただけるよう精進いたします!