転職した元部下「仕事辞めたのでこれからは友達ですね!」
こんにちは!みかんです。
私はとある企業で中間管理職をしているサラリーマンです。
先日会社を辞めた元部下Aさんと飲みに行く機会がありました。
飲んでいるときにこんなことを言われました。
Aさんのこと
Aさんは私より7歳年下の27歳です。
新卒のタイミングで私の部署に配属され、そこから何年か一緒に仕事をしました。
Aさんはその後、他の部署に異動となりましたが人間関係がうまくいかず転職しました。
そんなAさんから「これからは私たち友達ですね!」と言われたとき、今の若い子はすごいなーと思いました。
またこれまでAさんとフラットな関係性を築けていた自分に対し、嬉しい気持ちになりました。
上下関係のないオーストラリアでの体験
私は高校時代、オーストラリアにホームステイに行きました。
ホストファミリーは私より一つ年上の18歳の男の子B君でした。
B君はテニスが得意で地方の大会で優勝するレベルです。
ホームステイ中にB君の親友を紹介してもらう機会がありました。
親友を紹介してもらってびっくり。
B君の親友は10歳年上の28歳のテニス仲間でした。
私は日本生まれ日本育ちなので、年齢における上下関係は当たり前の価値観として持っています。
18歳のB君と28歳の親友の関係性は、当時の私の頭では理解できませんでした。
一方でこんなことを思いました。
若い時に周りと違う価値観を貫くのは難しい
オーストラリアから帰国した後も、年齢にとらわれない価値観の衝撃は残っていました。
ただ、日本で生活していると当然のことながら先輩後輩の上下関係は絶対でした。
高校・大学・社会人と私も上下関係の価値観の中で過ごしました。
ただここ数年風向きが変わってきたことも感じていました。
組織が新しいアイデアを生み出すには、これまでの上下関係、いわゆる縦の関係ではなく、フラットな横の関係が必要と言われるようになりました。
また今の若い子たちはSNSの普及からか縦の関係ではなく、横の関係を大切にしている子たちが増えてきた印象です。
私のマネジメントスタイル
そんな時代の背景もあり、数年前に中間管理職になった私はフラットな関係性を意識するようになりました。
私がイメージするフラットな関係性とはこんな感じです。
なんだかんだフラットな関係性の方がうまくいく
私の会社は上下関係がはっきりしている会社です。
私自身フラットな関係性をこれまでの上司と築いたことはありませんでした。
フラットな関係性のモデルはなかったので試行錯誤しながら進めてみました。
結果的に私のチームは会社から毎年表彰をされています。
怒られることももちろんありますが(笑)
今となってはフラットな関係性を意識したマネジメントスタイルの方がうまくいくなと実感しています。
上司たちからは「なんでそのスタイルでうまくいくのか理解できない」とよく言われます(笑)
オーストラリアのB君へ
B君が17年前に教えてくれた年齢にとらわれない考え方のおかげで、仕事もうまくいくようになりました。
何より私に7歳年下の友達ができました!
17年越しに感謝しています(笑)