【2023年11月発売】中央法規の保育・教育分野の新刊の中身をチラ見!
こんにちは、中央法規の子育て・保育・教育分野の編集責任者Hiです。
早速、11月発売の新刊の中身をチェックしていきましょう!
多層的なかかわりで子どもたちが落ち着く・まとまる
保育者のための
気になる子が複数いるクラスの整え方
まずは、横浜にある社会福祉法人青い鳥 横浜市東部地域療育センター地域支援室ソーシャルワーカー・柳田めぐみさんによる、発達障害など気になる子どもが複数いる就学前のクラスをどのように運営すればよいのかを、3つの視点から考える書籍です。
年間80回ほど巡回訪問を行っている経験から、保育現場ですぐに取り入れられる支援方法をイラスト・写真ともに紹介しています。どのアイデアもシンプルかつ明快で「これなら取り入れられそう!」と思えるものばかり 。
「多層的なかかわり」とは、気になる子への対応の前に、まず「クラス全体」に対して支援を行いクラスを整えていきます。それは、「視覚的な刺激を減らす」「片づけ方のルール」を決めるなど、誰にとっても過ごしやすいクラスをつくる方法です。そのうえで、気になる子に対する支援、加配保育者による1対1の支援を重ねます。
「こどもかいぎ」のトリセツ
次に紹介するのは、映画『こどもかいぎ』の監督・豪田トモさんによる、こどもたちとの対話の場=こどもかいぎを実践するための取扱説明書(トリセツ)です。
子どもたちとの対話、そんなの今でもやっているよ!という園の方々の声が聞こえてきそうですが、適切な方法と場、ヒトによって、その効果は何倍にも高まります。本書はこどもかいぎがもつ力を再確認するとともに、効果的な運営方法を提案しています。
以上、今月は強力な2つの新刊をご紹介しました。来月もお楽しみに!