50代~80代サバイバル#6: 「美しく老いるには?」
今回は「美しく老いるには?」について見て行きましょう。
ボーヴォワールさん的な観点から考えると、まず「老い」の定義から。
基本「老化」とは切り分けて考えます。
「老い」: 体の諸器官が自分のの考えと連動している場合にはまだ「老い」ではない。 肉体が脆弱になり、自分では上手く管理できなくなった時、つまり自分の意思に反し「自由が制限されて」から「老い」と呼ぶ。
こちらは、アリストテレスさんの「老人論」の考えが妙に現実的なのでご紹介します。
「老年期にには、新進の衰えと共に卑屈さ、臆病さ、自己中心性、心の狭さが顕著になる。 従い、高齢者は大きな権力を手にすべきではない。
では、美し老いとはなにか? それはその年齢にふさわしい緩やかさを所有する老いの事である。 だが、病弱であってはならない。」
つまるところアリストテレスさんの言いたいことは、老年になったら健康を保ち(つまり精神力だけでは足りない、精神を支える健康が必要)、ゆっくり自分の趣味(仕事を含む)を楽しむ」
ということだと解釈します。
ま~
それそれの解釈はあって良いと思います。
意見の分かれるところかもしれませんが、個人的にはアリストテレスさんのコメントを乞う解釈しました。