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自宅介護中に役立ってくれたモノたち No.3

No.3 SWANYスワニー社のキャリーバッグ

 プライドが高く「杖」と「歩行器」がNGワードだった母。

 そこで考えついたのが「SWANYスワニー社のキャリーバッグ」の使用。

 開発者であり、スワニー社の現相談役 三好鋭郎氏自身が小児麻痺で、
不自由な右足を抱えての海外出張を繰り返した経験から生まれた
「体を支えるバッグ」

 お値段はそれなりにしますが、品質は間違いなし。
 大きさ・素材・色・デザインも色々取り揃えている。
 またタイヤが擦れた場合、有料にはなるが、
 店頭でのタイヤ交換も行ってくれる。 

 わが家では大・小と2つサイズ違いで購入。
 大きいサイズの物は、旅行と入院準備用として
 小さいサイズの物は、デイリーユーズとして大活躍!

 まだ母がひとりで自由に歩けるときは、これを持って一人で買い物に出掛けたり、自宅周辺をウォーキングしたり。

 訪問リハビリの際には、理学療法士と、これを使って歩く練習をした。

 長い距離を歩けなくなってからは、車椅子に乗り、このバッグを持ってデパートへ。売り場の一角を、このバッグを杖代わりに使い、歩き回って商品を見ていた。

 入院用具は、このバッグの中に常に準備し、入院時や救急車に乗り込む時には必ず持参。
 こうしておくと、回復期のリハビリに、そのまま使用できた。

 またマイカーが無いので、旅行の際にはこれに荷物をつめ、車椅子の足置き場に置き、母と新幹線であちらこちらを旅行した。

 まさしく母の晩年を側で支えてくれた思い出深い逸品!


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