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【研修の向こう側】コミュニケーションのズレが生まれる5つの理由
誤解や思い込みからコミュニケーションが取れない!?
良かれと思ってやっていても、相手にとっては嫌なのになと思っていることが価値観の違いです。
ハラスメントになるのは相手との関係性が成立していないから起こっていることなんです。
これはコミュニケーションが取れているようで取れていないことや、わかっているようでわかっていないことが原因であり、そこからボタンの掛け違いが続いているからこそ、最終手段としてハラスメントという判断をしてしまう。
目線を合わさず、おどおどしてしまうと不審者としての印象が強くなるからアイコンタクトをとることを忘れずに。
セクハラを怖がって声をかけないことで、男女間のコミュニケーション不足になるケースもあります。
女性側から自分のハードルを教えることができるのが自己紹介。
セクハラだと思わないことを提示して、コミュニケーションをとることができる。
「イメージチェンジをしたくて、髪型変えたんですけどどうですか?」というように、人をどう見てほしいのか、自分のことをどう見てほしいのかと言うのを伝えることも必要ではないでしょうか。
少し自分を下げた自己紹介をすることで、コミュニケーションが円滑になります。
弱点からいうと高感度が上がり、印象が残りやすいのが特徴。
「自信ないけどがんばります」と「がんばります!自信ないけど…」では全く印象が違います。
そうすることでコミュニケーションのルールを決めていくことができると信頼関係につながっていきます。
男性と女性ではイメージが全く違うということを認識しておくと便利です。
牛丼屋に入る女性が考えるマイナス要因はなんですか!?という質問をすると、次のような回答が返ってきます。
男性は牛丼屋お店そのものに対するマイナスのイメージが多いのですが、女性は全く違います。
ガッツリとしたものを食べたいけど、おろしポン酢などヘルシー系を選んでしまう。
店員さんや他のお客に寂しい女性と見られていないか視線が気になる。
というように牛丼を食べて周りにどう見られているのかと言うのが気になっているんです。
微妙な変化に気づいたら、どう思っているのかを伝えるこまめな気配りも必要です。
一緒にいないときでも相手のことを考えているということを伝える気配りをする必要があります。
ふとした時に気にしていることを伝えることが効果的になることもあります。
キャリアにおいては、あなたの名声とステータスがすべてです。
上司、同僚、社員、顧客とのコミュニケーションで失敗を繰り返していると、あなたに悪評が付いて回るのは目に見えています。
そして長期的には、仕事上の関係やキャリアに大きな損失が及ぶこともあります。
低いコミュニケーション能力が及ぼす5つの悪影響を詳しく見ていきましょう。
1:誤解されてしまう
コミュニケーション能力が低いことによる一番明白な影響には、誤解されやすいという点があります。
仕事のプロとしてこれは決して許されない状況です。
コミュニケーション能力が低いためにあなたが言った内容が誤解されたり曲解されたりすると、うわさやゴシップが広まり始めるでしょう。
さらに悪いことに、あなたが偏見に満ち、性差別・人種差別をするという印象を持たれてしまうかもしれません。
他者の心無い言動に人々は敏感に適応するようになり、その思わぬ影響が甚大になることもあります。
仕事のプロであるためには、公式のプレゼンテーションを行う時だけでなく、普段の個人的なやり取りにおいても洗練が求められます。
2:情報が得にくくなってしまう
コミュニケーション能力が低いと情報を得にくくなります。その理由を考えてみましょう。
第一に、コミュニケーション能力が低い人は往々にして聴く能力も低くなりがちです。
あなたはすぐに注意散漫になりやすいですか?
会話を遮っていませんか?
結論を急いではいませんか?
目の前の問題をきちんと理解しないまま次に進んでいませんか?
これらは聴く力がない人の特徴ですが、あなたにこうした特性があるとみなされてしまうと、おそらく人は意図的にあなたを除外するようになるでしょう。
同僚たちはあなたをのけ者にした方が楽だと感じるかもしれません。
周りの人たちはあなたの傾聴力の欠如(つまり理解力の欠如)に対応するのをやめ、スケジュール設定、社内の力関係、プロジェクトの問題、研修について、あなたに情報を提供するのは時間の無駄だと判断する可能性があります。
3:不信感が漂ってしまう
他者の性格や経歴を踏まえてうまく協力するために必要なのは、オープンで正直、そして誠実でわかりやすいコミュニケーションです。
こうした優れたコミュニケーションの要素によって、信頼、チームワーク、忠誠心が育まれるのです。きわめて有能なチームを構築するにはこれらが不可欠です。
コミュニケーション能力が低いことによって争いや緊張が生まれ、これらが原因で社員の士気が低くなり、リーダーやチームに対する信頼感も低下します。
こうした社員は自分の努力が認められず評価されない状況では一生懸命に取り組んでも無意味だと考えるため、生産性やパフォーマンスが低下します。
最終的には、チームの体面が傷つけられ、離職者が増えるのです。
4:必要なサポートが得られなくなってしまう
コミュニケーション能力が低い人は、必要なサポートを他者から得るのに苦労します。
指標を達成する、困難な問題への対処を支援してもらう、仕事関連のストレスを緩和してもらうためには、どの場合でも職場で支援を得ることが重要です。
けれども他者があなたの考えを理解できないとすれば、あなたが必要としている内容をどうやって知ることができるでしょうか。
コミュニケーション能力が低いことによるもう一つの悪影響が、あなたが助けを必要としていると同僚が気付いていたとしても、あなたを支援したいと思わない可能性があることです。
考えてもみてください。プロとして評判が芳しくない人と関係があると思われたい人がいるでしょうか?
つまり同僚は自分の評判を落とすことになるかもしれないので、あなたと関わりたくないと考えています。あなたを支援するのはあまりにも危険すぎるのです。
5:プロジェクトや昇進からハズレてしまう
誤解され情報を得られない場合、また不信感を生み、他者から支援されない場合、プロジェクトや昇進の対象から外れる可能性がとても高くなります。
優れたコミュニケーションには多くのメリットがあります。
コミュニケーションがうまければ、同僚から尊敬を集めます。
他の人たちは、あなたが正直で本心を語り、話しかけられれば耳を傾け、どんな状況でも適切であると同僚が確信していることを知ります。
こうして信頼できる存在になることで、他の人はあなたと一緒に仕事をしたがるようになります。
つまり優れたコミュニケーション能力によって、あなたの名声が高まり、自分のキャリアにおける目標に到達できるのです。
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