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知らないとヤバい⁉転職活動でやってしまう3つの落とし穴


ポータブルスキルを見落とす⁉落とし穴

これは8割の人がはまりやすい落とし穴の1つであり、ミドル世代になると特に求人に対するこだわりが強くなり、転職活動が長期戦になっていく傾向が強くなります。

経験が長ければ長いほど複雑化していくことはもちろんですが、転職先の選択肢をどう設定するのかによって大きく異なってきます。

メーカー一筋でやってきたミドル層の人が、八面六臂の活躍をして、国内営業、海外営業で管理者として活躍したのち、NO2として経営者の参謀になった方が、モヤキャリ相談室2にお越しになりました。

希望条件としては、同業他社、同じようなポジション、年収は現状以上ということで転職活動を3カ月されてきたのですが、まったく面接によばれることなく、お祈りメールが100社以上になっていました。

求人数自体が少ないのはもちろんですが、なかなか空くポジションではないので、専門的にやっている人材紹介会社でも難しい案件であり、長期戦になるという判断をされてしまい、人材紹介会社があきらめていました。

現職中であるため、人材紹介会社を使ったり、弱いつながりを使って転職活動をしていたけど、なかなかうまくいかずに時間だけが過ぎていました。

ご相談に見えられたときにお話を聞いてみて、1つは従来通りに転職活動を進めることはもちろんですが、別角度からアプローチをしていくことを提案させていただきました。

1:どのような課題設定をしてきたのか?
2:どのような解決策をつくって、実行をしてきたのか?
3:上司、部下、同僚、他部署の人たちに対してどういう対人スキルを発揮したのか?

という3つのことに焦点を当ててみてくださいと宿題を出すことになりました。

その方は非常に悩んでしまったのはもちろんですが、自分の内面としっかり対話をすることができたのですが、この後の転職活動のスピード感は以前のモノとは比べ物にならず、3カ月後に外資系企業で内定をもらうことができるようになりました。

転職先を選ぶポイントを専門的な知識やスキルから、共通して使える知識やスキルと見方をすることによって、選択肢が今まで以上に広がって、チャンスも広がっていくことになります。

同業、同種という落とし穴

ライフイベントを迎えると人は途端に守りに入っていくことが9割である。
子供の教育費用、家の住宅ローン、カーローンなど、背負っていくものが多くなればなるほど、消極的な転職になってしまう傾向が強くなる。

消極的な転職をすることについては、不完全燃焼になりやすいのはもちろんですが、ジョブホッパーになるリスクも抱えていることに気をつけてほしい。

不完全燃焼ということになると、リストラの対象になりやすかったり、早期退職制度で代謝をさせらるリスクが非常に高くなるので注意が必要である。

転職活動でも年齢を重ねていくと書類選考率が10%から数%まで落ちてしまうため、若いころのような感覚で転職活動に臨んでしまうと痛い目に合うというのが特徴です。

せっかく積み上げてきた経験や知識を活かそうとすれば、同業界、同職種で探すことがいいのかも知れません。
経験や知識をゼロリセットして、費用対効果が得られるかというと疑問になることが多い。

異業種で経験を積むことによって、50代の転職をする際にプラスになる可能性があるにも関わらず、ハードワークをしたくないというのが人間の心理です。

業界が変われば専門用語や業界のルール、商慣習などを理解すると同時に、それにかかわる法律関係なども網羅していくことにあると、若手の時のように気力、体力がないため、消極的な選択になってしまうのではないだろうか。

Uターン、Iターン、独立などの自己覚醒型の落とし穴

何らかのきっかけで転職する、独立することはいい事ですが、ハイリスクハイリターンの選択肢であるということは誰も教えてくれない。

以前からやりたかった夢であったり、人間本来の生き方を突き詰めていったりすると、まったく新しいことに対してチャレンジをする人が増えています。

『自分の人生は自分が決める!』『自分の人生1度切り!後悔をしない選択をしたい!』という主体性がある分、モチベーションも高く、満足度も高い選択ではありますが、経験のない事へのチャレンジだったりするため、失敗をするリスクが高いというのが特徴である。

思いつきで決めたり、気持ちを優先して決めたりすることはせずに、中長期的な視点からしっかりと分析をすることから考えることをしないと、ハイリスクハイリターンの選択になることは間違いありません。

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