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モヤキャリ相談室VOL24

不安から始まる、負のスパイラル

相談が増えている理由として、収入減によるものが多くなってきています。
先行きの見えない状況で家計や暮らしの不安が高まっているようです。

仕事がなくなったり、仕事のやり方が変わったり、早期退職の動きがあったり、周りからの同調圧力で居場所をなくしそうになったり、商売が立ちいかなくなってしまって倒産しそうになったり、いろいろな理由からお金に対する不安を抱えている人が増えています。

コロナショックの影響で対面での商談からWEBでの商談に代わり、リモートワークでタイムリーに人と会うことができなかったことが、さらに不安に拍車をかけているのかもしれません。

雑談をする機会というのが極端に減ってしまった。
顔を合わせるたびに、他人の悪口、他人への嫉妬、先が見えない状態でしたから不安になって当たり前です。
ここで大事なのは、不安になるかどうかは、自分の選択次第。

人は不幸になるものを選択する

コロナショックは同じ状況下に皆さんがおかれ、不安に対する反応が出る人、反応が出ない人とわかれてしまいました。

この差は1つだけです。
不安に対する反応が出る人は、頭の中でいろいろ非生産的なことを考えてします。

「このまま仕事がなくなったらどうしよう」とか、「とんだ仕事が戻ってこなかったらどうしよう」とか、「延期が続いてこの緊張感から早く解放されたい」などいろいろな不安から派生することを考えてしまう。

いわば、自分自身で過剰に不安を膨らませている状態。
考えている間は、何も行動に移していないわけですから、さらに不安が募ります。

不安が大きくなりそのあとの最悪な事態を想定してしまうため、悲観的になってしまって、落ち込んでしまうため、「思考にとらわれている状況」が続いているわけです。

漠然とした不安や恐怖からネガティブ感情が発生することになり、感情は思考から生まれてきます。

自分自身がネガティブな思考を選ぶことで、感情もネガティブになって気持ちが落ち込んでいく。
すると、実際の自分の生活からどんどんかけ離れてしまいます。

ネガティブな感情はネガティブな思考からくることになり、気持ちが優れなかったり、不安が増幅していくとどんどんネガティブなスパイラルに引き込まれていくわけです。

実態は、まだそこまで深刻ではないのに、ネガティブな思考をすることで悲観的になって、それが本物だと勘違いしてしまうんです。

行動をすることで不安をなくしていこう

こういう思考にはまってしまう背景には、「行動するのが怖い」「行動することに不安」があったりすることがよくあります。

頭であ~でもない、こ~でもないって考えながら、解決をしようとすればする穂と思考が堂々巡りしてしまうもの。

そうすると行動することができずに、時間だけが過ぎてしまう。
この思考のループをいったん止めること、思考にはまらないようにすることが、とっても大事なんです。

ネガティブな思考にはまってしまっていると自覚をすることがすごく大切です。

今は不安や恐怖に飲み込まれそうになっていたり、気持ちが落ち込んでいる時には「私はいま思考の沼にはまってしまって、現実以上に悪い方向へ考え込んでしまっているのではないか」と気づくことができれば、最初の一歩になります。

思考にストップをかけられるのは、自分だけですから。

ネガティブな思考の沼から抜け出すことができると、「じゃあ自分にできることは何だろう」と、改善する方向へと意識が向きます。
その上で具体的なところに焦点を当てていくことが大切です。

人材紹介会社や転職サイトから応募する前に

「何をやりたいのか」
「どんなキャリアを築きたいのか」
「会社に残って出世をするのか」
「転職をするのか」
「独立をしたり、フリーランスになるのか」
などを考える人が多くいらっしゃいます。

ただし、実際のところは違うんじゃないでしょうか。
「人間関係に疲れた」
「安い給与で時給換算したら、最低賃金割れているじゃん」
「この会社、やばいよ!やばいよ!」
「この会社、ブラック企業なのか?」
などと感じたところから、将来に不安になっているケースがほとんどです。

将来に対する不安を抱えたまま、次の一手について行動することは少しリスクが高いというのは事実です。

人材紹介会社は「やれること」や「やりたいこと」が明確な方のほうがサポートしやすいです。

求人案件ありきであり、利益を追求する集団であるので、生産性、効率性を重視することになっていきます。

転職するかどうかわからない方や、何をやりたいのかもわからない方は、人材紹介会社に相談に来る前に、「メンターを見つけて相談してみること」や「コーチングを受けてみること」をお勧めしたいです。

無料と有料がありますが、自分が気になった人について、ドンドン会ったほうが、自分との相性がいい人に出会う確率も高くなります。

SNSを見ていると固定されたページや自己紹介の中に書かれているケースが多いので意外と簡単に見つけることができるようになります。

モヤキャリ相談室

転職するかどうかわからない方や、何をやりたいのかもわからない方は、人材紹介会社に相談に来る前に、「メンターを見つけて相談してみること」や「コーチングを受けてみること」をお勧めしたいです。

人それぞれにやり方も結果も違うもの

キャリアをイメージする時にいつもの話をしていることがあります。
就職、転職をする会社で誰とどういう仕事をしていくのか?ということです。

会社の規模や年収などに目が行きがちですが、実はどんな仕事をして、どんな経験をしてきて、今後どうなりたいのかを考えてほしい。

過去、現在、未来をつないだ時に、あなたのやりたいこと、できること、やらなきゃいけないことがどんどん出てきます。

電車やバスなど公共交通機関にも行先があり、始発や終点があるように、キャリアについても目的地が決まっているから最短距離で向かうことができるようになります。

モヤキャリでは目的地を決めて、最短距離で向かうことはもちろんですが、それがのちのあなたのキャリアとしてプラスされることになるでしょう。

モヤキャリで不測の時代に備えてほしい
転職しようがしまいが、自分がどの看板を背負うのか?
どの看板を背負ったほうが自分のやりたいことができるのか?

ここを真摯に考えるべきです。

考える問いはシンプルなんです。

『自分は今、やりたいことができているか?』

この問いに対してYESといえるならば素晴らしいことです。
そのまま行きましょう。

NOならば、これはすぐに準備に入らなくちゃいけない。
今の仕事が順調でも関係ない。

その順調さは自分が「強く、賢いもの」だから生まれているだけであって、変化に対応できているとは到底言えない。

やりたいことは言葉に定義しなくちゃいけない。
その言葉は、力強く、人を巻き込むパワーがある。
だからパンチが効いてて、切れ味があり、ワンフレーズで覚えられる聞きやすさがあるもの。

だから人々の注目を集め、期待値が高まる。

自分のやりたいことを明確にできる人はいつの時代も、どんな変化が起きても大丈夫です。

だって、その言葉に人々が注目し、リソースが集まってくるから。

これが一番変化に対応しやすい形です。

環境がどんなに変化しても自分のやりたいことが明確であれば、変化に対応できると思っています。

『自分は今、やりたいことができているか?』

これを言葉にできているか。
つかみになっているか?
構想を話しただけで「面白そう」って言われているか?
お金を払ってもらえるものになっているか?

キャリア相談は平穏無事な時にやっておこう!

キャリア相談って転職の時に考えるものじゃなくて日常なんですよね。

今回の新サービスは文字で残していくことを踏まえて、チャットを利用してやっていくことを考えています。

WEB面談でやることも検討をしたのですが、記憶の定着がない事や都合のいいように解釈をしてしまうことで、コミュニケーションの齟齬が発生するのを防ぐ目的があります。

文字化しておくことによって振り返りもすぐにできる特徴があり、コミュニケーションの齟齬が発生しにくいというのが理由です。

オプション(別途料金)でWEBでの相談も用意させていただきますが、フィードバックレポートもつけておきたいと思います。

毎回少人数の募集として、不定期に募集をさせて頂きます。
定員に達した場合については申し訳ございません。
限られた時間で本気でおひとり、おひとりと向き合いたいと考えているため、あらかじめご了承をいただけますと幸いです。

モヤキャリ相談室のきっかけは!?

人材紹介会社での経験や企業人事の経験でキャリア相談について大きな疑問を持っていました。

本来のキャリア相談って、転職ありきじゃなくて『私ってこれからどうすればいいですか?』に対して客観的な立場からアドバイスできることじゃないかなぁ?

これからの時代はいい意味で会社を利用して、自分のキャリアを作り上げていく時代になったと。
過去の成功体験や価値観が全く通用しない時代になったと、私はこれが本当のキャリア相談だと気づきました。

転職ありきでその人の可能性をつぶしてしまう案件を紹介して、入社させることではないということ。

あなたが一番大切にしていること、未来のイメージについてとことん聞いて、目の前の人を見て、長所をひっこ抜いて、コピーつけて、テストマーケさせて自分らしい仕事を見つけ出すお手伝いをすること。

また、履歴書、職務経歴書を見ながらヒアリングして、その人のキャリアのハイライトを指定して、文章の添削をして、面接のアドバイスして一番その人が口ごもる部分を先に突っ込んで一度絶望してもらって、本番の転職面談よりもシビアな現実を突きつけること。

さらに、旦那ブロック/嫁ブロックがあった場合、キャリア相談しながら夫婦関係も同時に好転させることなどなど。

キャリア相談とは、生き方相談
相談に来たからにはちゃんと応えたいし、変に遠慮して接するのは失礼ですよね。

有料にしている理由としては、きちんとお応えをしたいということはもちろんですが、寄り添いながらも最適解を見つけるために一緒に考えることを大切にしています。

不必要に厳しいことを言うつもりはないけど
・もういい歳だし…
・子供がいるから…
・転職の回数が多くなったから….
・親の介護があるから…
・家のローンがあるし…

こんな注釈を感じたら
遠慮なく突っ込ませていただき、
「そもそもあなたはどうなりたいの?」を
再定義させていただくような
そんなキャリア相談をしていこうと思っています。

転職をしなくても現職で、
または、副業、兼業することで、
あなたらしさを追求しながら、
一番輝ける方法を一緒に探します!

WEBセッション、メールセッションから選択をすることが可能になります。
話すことが得意、話しながら整理をすることが得意な人はWEBセッション。
書くことが得意、書きながら整理をすることが得意な人はメールセッション。

自分がどちらが得意なのか判断をするのであれば、初回セッションを受けて頂いたときに判断をしていただいても構いません。

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