仕事論VOL7
鶏が先か?卵が先か?
転職エージェントを4社経験してきたからこそわかることもあった。
売上重視の会社、KPI重視の会社、売上を確保するために量なのか、質なのかという会社など、いろいろな会社の特徴を知ることができた。
転職サイトに登録して「プラチナスカウト」とか「優先スカウト」などというスカウトメールが来るけれど、登録目的のメールが9割ある。
インターネットの掲示板やSNSで「スカウトメールから企業の斡旋が来るかと思って、面談したらあなたにあった案件がありましたらご案内いたします」と言われたという書き込みを見かけた。
転職エージェントに登録をしたからといって、必ずしも斡旋してくれるとは限らないことに気づいてほしい。
1日に5人、1ヶ月で100人との面談を1人のアドバイザーがしているわけですから、それが何十人から何千人といるわけですから、データは1日であっという間に古くなってしまい、忘却の彼方にいってしまうことになります。
あなたのプレゼンテーション能力にも問題があるという人もいるかも知れませんが、実は人材ビジネスが直面している問題でもあり、これから地の時代から風の時代へ変化をしはじめているが、共感と等身大のマーケティングで寄り添う転職エージェントが残っていく可能性が高くなっている。
スカウトメールを送って面談をしたけど、企業へ推薦できるレベルではないというバイアスが一度かかってしまうと、データベースの山に追いやられてしまうのが現状です。
よろしければサポートをお願いいたします!頂いたサポートについては、製作費として使わせていただきます。