見出し画像

スローキャリアで女性が活躍するための3つのポイント

女性が管理職に向いている!?

皆さんは管理職という言葉を聞いてどういうイメージをするのでしょうか。
部下より優れたパフォーマンスを見せて、尊敬される存在でなければならいのでしょうか。
強いリーダーシップを発揮して、チーム全体を引っ張っていくことが必要なのでしょうか。

現在求められているリーダーシップは、昔のイメージとは全く異なっているような気がします。
先頭を突っ走るのはリーダーシップではなく、伴奏役になったり、サポートをしていくことが求められています。
チームを育成するためには、先頭を走って旗振り役になるのはエース級の社員やチームリーダーでいいんです。

マネージャーはいかにチームの力を上げていくのか、その組織力を高めるための人材育成を考える必要があります。
メンバーの個性を見極めて、長所を活かしていきながら、専門家を育てるようにしています。
各種の専門家が集まって発揮をすることでしっかりとしたチームをつくることができ、ビックチャンスをモノにできる。

男性の管理職と女性の管理職では女性の管理職がチーム力を発揮することができる。
なぜチーム力を発揮することができるのでしょうか。
それは人を育てることに長けている部分があるからです。

人の成長させてあげたいという気持ちを持っていることが多くあり、
相談しやすく、親しみやすい雰囲気をつくるのが上手いんです。
チームメンバーが安心して話しかけられる雰囲気があり、否定することなく、批判する事なく、
的確にアドバイスをすることができたり、同じ目線で話をすることができるからです。

男性と比べて気配りやホスピタリティが高い所もあります。
タモリさんではありませんが髪切ったとか、服装のセンスを褒めたりすることができます。
誕生日などの記念日を覚えていることが多く、チームメンバーにメッセージを送ったりすることで、
チームメンバーの士気が上がっていくことになります。

ちょっとしたミスに対してもなぜそうなったのかをフォローをしながら、
アウトプットをすることができるため、腹落ちしやすい傾向があるということです。
感情的に怒ると失敗することに対して萎縮してしまい、何事に対してもビビってしまう傾向があるからです。
ミスを正した上で正しい方向へ進んでいくことが必要になります。

好調なときはともかく、不調なときには男性の上司に相談をすることができずにスランプに入ってしまうこともある。
女性の上司の場合には無防備になりやすく、腹を割って話せる環境が整いやすいという特徴があるから不思議です。
信頼関係を築きやすく、オープンマインドで話をしやすい雰囲気を作ることができる人が多いということです。

管理職は不安です…

いずれ出産をして育児をしながら管理職を務めることはできないのではないかという漠然とした不安があります。
それは今までの管理職のイメージが先行してしまっているため、思い込みと先入観があるため不安になります。
そこには逆転の発想が必要ですが、なかなかそこに気づかないことが多くあります。

何もかも自分一人で抱え込むことないので、いろいろな人に役割分担をしてもらうことが必要です。
チームリーダーを設ける事によって細かいチェックや日々の業務についてなどについては
任せられる人物がいるのであれば任せてしまえばいいんです。
社内に信用預金があったらできることですが、他の部署のマネージャーに任せることもできるでしょう。
自分が時間的な制約があるなかで、できないこともありますので
そういう時は他の部署のマネージャーを巻き込んでいきましょう。

そしてチームメンバーとのコミュニケーションをしっかりと取っておかないといけません。
メンバーとのコミュニケーションは量より質が重要になることを忘れないで下さい。
時間だけを使うのではなく、短時間でもしっかりと向き合うようにしましょう。
眉間にしわを寄せながらパソコンを睨んだりしたり、切羽詰まった表情で仕事をしてはいけません。

例えば、社内にいる時間帯で16時から17時の間に報連相timeということで、
自分の席を離れて会議室を利用してメンバーとかわるがわる話をしていくことをしてみましょう。
そこで珈琲やおやつ的なものをおいて、話をすることでリラックスした状態で話が出来る空間を作りましょう。

話が気になることがあったりしたら、ランチに誘ってもっと本音を聞き出すことが出来る環境を設けるようにする。
細かいフォローをすることでチームメンバーとの信頼関係を築くことができる。
そうすることでチーム力がUPしていくことになる。

20代のうちから管理職を経験しておこう!

管理職のイメージであることを積極的に経験をするkとおが必要になる。
例えば会議の仕切り役、歓送迎会などの仕切り役を率先してやることでも十分なんです。
後輩が入ってくることがあったら、率先してメンターになっていきましょう。

場を仕切ることやファシリテーターとして進行役をやるということは貴重な体験です。
そういう体験については率先して自分から手を上げていかないといけない。
その経験が管理職になった時に重要になることは間違いありません。

管理職を経験させるのであれば、なるべく「出産前」に経験をすることが必要。

マネージメントは未知なる業務領域の中でも大きなハードル。

経験していないうちは、「どれだけ難易度が高いものなのか」「私には無理」と、身構えてしまうもの。

実際にはマネージメントの立場に立ってみると、意外にフィットして、やりがいを感じられる事も多い。

出産前にその経験をすませて、「何とかやっていけそうだ」という感触を得ておけば、産休の復帰後も、育児と仕事の両立にそれほど思い悩む事はなく、管理職のポジションに戻ろうという気持ちになる。

一方、マネージメントを経験しないまま出産を迎えてしまうと、「育児」という大変な仕事をかかえながら、さらに「マネージメント」の業務を経験していく事になり、気持ちに余裕がもてない。

管理職の魅力って…

1つ目は人を育てる魅力がある。
人を育てることは非常に難しく考えてしまうことがあったり、不安があったりするものですが、
マネージメントを経験することによって、いろいろな経験をすることができます。
予定調和では終わらないことも多くありますが、その経験が次へとつながることになり、
そして信用預金を蓄えることによって不安が少しずつ解消をされていくことになる。

2つ目は意思決定権をもつことによって仕事の幅がでてくる。
もちろん責任というプレッシャーもあるのは確かであるが、
そのプレッシャーを乗り越えることで人としても成長をしていくことができる。
仕事に対しても楽しみや面白み、醍醐味がでてくるとモチベーションにもつながる。

3つ目は組織や社会に影響のある仕事ができるチャンスがある。
チームマネージメントをしながら、経営管理に近い仕事ができるし、
影響力の大きい仕事ができるということは、自分のキャリアにとってプラスになる。
出産後、育休後に復帰をした場合であっても、
こういう経験が自信へと変わっていくことになるのは間違いありません。

4つ目は自分のキャリアにとっても、人として成長をすることができるチャンスがあるということ。
転職をする場合でもマネージメント経験の有無というのは非常に重要になります。
30代になるとマネージメント経験が必須になるから、20代のうちに経験をしておくとプラスになるでしょう。


よろしければサポートをお願いいたします!頂いたサポートについては、製作費として使わせていただきます。