ワーキングコーチが必要になる4つの理由とは!?
人材紹介会社はAIに取って変わられる!?
20代の転職を希望する人達と話を聞いていると、転職サイトから応募をするか、友人、知人から情報をもらってその会社のホームページから問い合わせるなど、自力型の転職活動をする人が増えてきています。
人材紹介会社を使わない理由として、次の3つが上がってきた。
・希望している仕事とは違う職種を案内される
・面談時にマウンティングされて、不快になった
・職務経歴書の添削をしてくれない
言い換えると、面倒くさい対人接触をしたくないというのは事実だろう。
転職に関する相談をしに行ってみたけど、期待値を超えることがなく、逆に不快になってしまったと感じているのだろう。
これは完全に無意識のバイアスがかかっている人材紹介会社の営業やアドバイザー、コンサルタントが増えているということを意味しています。
「求職者とは誰かに相談したい人」
「親身に相談に乗ることこそが介在価値」という人材紹介会社側の無意識のバイアスが、世間とズレていることを意味していることに気づいてほしい。
もう1つは、右から左へ受け流すことが当たり前になっていることが問題かもしれない。
人材紹介会社と生活保護の担当者の共通点
コロナショック影響で生活保護の申請をしている人が増えている。
しかし、窓口にいっても話を聞いてくれない、事情を話したとしても、あなたが悪いからということで、生活保護の受給申請をあきらめる人が増えています。
なぜこういうことが起きているのかというと、次のようなことが想定されます。
・1人が担当する件数が増えすぎてしまっていること。
・相談時間も長くなってしまうため、窓口に来ている人に対応できない。
・受給資格についてきちんと把握しておらず、間違った対応をしている。
・1日何人も話を聞いているうちに、余裕がなくなっている。
厚生労働省の考察と窓口の考察にずれがあるため、本来はもらえるはずの人がもらえていない現状があります。
例えば、漫画家さんがコロナショック影響で生活保護の申請にいったけど、「漫画家としての仕事をあきらめ、日雇い労働でシェルターに入ってください。漫画家としては体制を整えるまで休業をしていただいて、生活保護をもらいながら進めてください。」といわれています。
「漫画を描くための道具を買うことができないんですか?」と質問をすると、「生活保護費では購入してはいけませんから。」と窓口の人に言われています。
厚生労働省に確認をすると、お仕事上必要になるものであれば、生活保護費からだしてもいいという見解になっています。
このズレは担当者がきちんと内容を理解していない、話を深く聞いていないなどいろいろな問題がありますが、根底にあるのは担当者に余裕がなく、情報をちゃんと認識していないことなどが仮説が成り立ちます。
これと同じことが人材紹介会社で起きていることに気づいてください。
行動指針数、売上目標のプレッシャーがあることはもちろんですが、生産性効率性を重視するあまりに、根底にあるものを見失っていることが言えます。
それは、60分から90分の面談でその人を理解している気持ちになっていることです。
何で、何で、何でということを繰り返さずに、表面的なインタビューをしてしまっている。
インタビュー表に書かれていることがほとんど。
疑問に思ったことやここを深堀りしたら、その人の個性が出てくるかもしれないというチャンスに突っ込みができずに、その他大勢に埋もれてしまう。
なぜなら、人材紹介会社はクライアント企業の採用について携わっているにもかかわらず、無意識のバイアスを働かせてしまっているからだ。
その書類で『あなたの強み』『あなたができること』『あなたが何者か?』は表現するのが職務経歴書であり、人材紹介会社が介在している理由でもある。
しかし、ここが抜け落ちているため書類選考の通過率が高くならないのが現状。
なぜなら、入社したら紹介手数料を払うため、ハードルが上がっていることに気づいていないからである。
職務経歴書は人事ではなく、現場の責任者が職務経歴書をみて判断をするからです。
その現場責任者は、多忙なので「チラっ」としか見ません。
意味が分からないとお祈りメールが届きます。
面接に行けるのか、お祈りメールになるのか、あなたがつくった職務経歴書が運命をわけます。
面接に進んで思う存分、自分の経験やスキルについて語っていただくために、職務経歴書を作成していないから。
現場責任者にあなたが価値、戦力がイメージできないと容赦なく切り捨てられてしまいます。
そうならないためには、抑えておきたいポイントがあります。
現場責任者は日々の業務を抱えながら、人事から届いた資料をみて、この人を面接に呼んでほしいと判断をするのです。
何を言っているかと言いますと、職務経歴書に『あなたの価値や強み』が書かれていないのです!
ですから、『あなたの価値や強み』がわからないのです。
なぜ、書かれているハズのものがないのです!
なぜでしょう!?その理由は非常にシンプルです
それは、あなたの強みを現場責任者が読めるように、わかりやすく書かれていないからです。
わかりやすく、あなたの強み、スキルがイメージできると、面接に呼んで詳しく話を聞いてみたい!となります。
この原理について、人材紹介会社がきちんと理解をしていないことが挙げられます。
結論としては、自分の目標数値をクリアするためには、手数を出していくことで偶然にも面接にこぎつけられ、内定をもらったら、担当者の本性が垣間見えるクロージングを展開することになる。
人材紹介会社と生活保護の申請の窓口の共通点としては、次の通りである。
・1人で抱えている量が多すぎる
把握できるのは30~50人が限界といわれているのだが、それを超えてしまっえいることが原因で余裕がなくなっている。
・無意識のバイアスでマウンティングを取っている
あなたの価値を判断しますという意識が無意識に働いてしまい、価値がないと思った瞬間に、扉を閉めてしまい、人に対して攻撃をしはじめる。
・人の話を聞いているようで聞いていない
仕事として割り切らなきゃいけないが、お金をもらっているわけでもないし、本気で向き合うと疲れてしまうからということで、話を聞いたふりをしている。
・何もかも自己責任論になってしまう
あなたが悪い、あなたが行動しないから、あなたが本気になっていないからということで、自己責任論にもっていってしまう。
Z世代だけでなく、ゆとり世代、さとり世代も同じように、面倒くさい対人接触をしたがらないのが現状である。
人事が積極的に発信をする時代
最近では、Twitter、Linked in、InstagramなどSNSで企業人事が発信をすることが多くなってきていますが、若手の採用担当が個人アカウントで運用をしているケースが増えています。
企業用のアカウントになってしまうと、広告宣伝代わりに使うところが多く、会社の本質は見えてこないというのが現状です。
個人アカウントの運用から見えてくるのは、人事担当者にファンをつくらせて、そのファンの中から転職者を探すことに注力をしているところが多くなっています。
360度の発信内容を設定をしているので、個人的なtweetから、会社的なtweetまで幅広くtweetをしており、キャラ設定をしっかりと守った運用をしているところがあります。
しかし、面接であった時の印象や選考途中でのコミュニケーションの取り方で、そのキャラクターが崩壊してしまう人も見受けられます。
どうしても、かっこいいところを見せたい、輝いているところを見せたいということでキャラ設定をしているからズレてきてしまいます。
フォロワーが多いから拡散能力は高いのですが、等身大と共感できる内容を常に意識して、キャラクターを設定しておかないとクロージングがうまくいかないという矛盾がおきてしまいます。
また、属人的にファンを集めてしまうことによって、会社としては人事異動になったときに、ゼロリセットで始めなければならず、無限ループを繰り返すことになるでしょう。
若手ができるから、ミドル、シニアができるとは限りません。
なぜなら見ている風景が全く違いますし、育ってきた環境を違うから。
分析して仮説を立てて、実験してを繰り返すうちに違う方法がいいということで離脱していくことになるでしょう。
ワーキングコーチはあなたの強みとキャリアを考えます
転職活動を始める前に自分自身の強みを再発見することはもちろん、その強みからコミットメントマスターとして独立をするのか、会社に残って内部昇進のレースに勝ち残るためにどうしたらいいのか、コンテンツマスターとして副業をしたらいいのかなど、これからの働き方に合わせて目指す目的地へどう行くのかを考えていきます。
転職活動をするために自分自身のキャリアをしっかり棚卸をして、ご自身のキャリアを独立、内部昇進、副業、転職というように方向付けをして、そこからいつまでに何をどうするかということを一緒に考えていきます。
人材紹介会社のカウンセリングとは全く違います。
あなたの強みを再認識して、キャリアを再構築するため、人によっては数か月かかることもありますが、よき伴走者として十分に利用をしてください。
やり取りは文字に残しておく形でやり取りをさせて頂きますので、あとから見直すことも可能です。
才能を十二分に引き出すことができたら、私の力は必要なくなりますので、人材紹介会社の応募であったり、求人媒体から応募をされて、ご自身が主導権を握って転職活動をしたり、独立への準備、副業をはじめてみることをおススメします。
自分の人生ですから自分自身で選択をして幸福度を上げていっていただきたいと思います。
2023年には新しい時代が幕開けします。
2022年はその準備をする期間として使ってください。
スタートダッシュを決められないと、区切られた壁を平然と超えることはできませんし、一度開いた差は縮まることはありません。
12月17日の21時からワーキングコーチについて募集を開始したいと思います。
もしモヤモヤしているのであれば、試してみる価値はあります。