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2023年から大きく変化をする働き方改革4つの理由
人生100年時代で会社員サバイバル時代の幕開け
「いい大学へ進学して、いい会社に入る」というのが、今でも就職活動をしている学生さんの親御さんたちの間では、無意識のバイアスが働いている。だから、就職活動で就職先が大手がいい、ベンチャー企業がいいという論争が毎年起こっている。
バブル経済がはじけてしまった後、就職超氷河期とか、失われた20年といわれることが多くあります。
バブル経済が崩壊した後は、余剰人員、余剰在庫、不良債権の圧縮を名目としたリストラが行われ、早期退職、新卒採用停止など、低成長をしているうちに、アジアNO1の座を中国に譲り、韓国にも追い抜かれてしまった。
中国の経済成長率は7~9%の間で上下をしていますが、日本の20~30年遅れて歴史は繰り返されるという人もいます。
日本と中国の共通点は、超高齢化社会になっていること。
中国のこれからの成長率によって、再度世界の勢力図が変わってくるかもしれません。
日米貿易摩擦などといっていたころにバブル経済がはじけた日本は、GDPも9%から4%まで下がってしまいました。
その間に世界2位だったのが、現在では26位になっています。
OECD加盟国で女性の活躍については120位で、先進国の最下位を独走している状況です。
ここから1つの仮説が出来上がります。
日本はこのまま沈没をしていくのではないだろうか?
超高齢化社会になり、労働人口が減っていくことによってGDPが低下をしていくことになる。
現状維持にこだわってしまうと、緩やかな下り坂でありグローバル経済の中ではかなりの後退を意味している。
企業は低賃金で長時間労働をする若手がいい
働かないおっさんとか、妖精さんといわれている、バブル経済期に入社をした社員。
高い給料をもらっているけど、会社に貢献をしていない人がいます。
会社を経営する立場からすると、適正許容量という言葉があるように、貢献をしない社員については、代謝をしてほしいというのが本音である。
早期退職やリストラの手段については、労働三法を理解したうえで合理的に編み出された代謝方法であることに気づいてほしい。
早期退職を募ることで自主退職扱いになるわけですし、退職金の上乗せもその人が定年退職までいたときより安いと判断をしたら、金にモノを言わせる。
生涯賃金として3~5億といわれていますが、平均賃金が横ばい状態となり、実質賃金はどんどん低下をしている。
新陳代謝をしたい意味合いと同時に、逆三角形になりかけているピラミッドを正常のピラミッドに変化をさせる意味合いも含まれているのではないかと仮説が成り立ちます。
失われた20年で新卒採用を激減させてしまったことにより、従業員の年齢が高くなり、給与も高くなってしまったこともある。
バブル経済が崩壊したころは、余剰人員、余剰在庫、不良債権の圧縮がメインになったリストラをしていたが、団塊の世代が定年を迎えたけど、組織の構成上、逆三角形のピラミッドになってしまっていることで、リーマンショックやコロナショック影響で内部留保を持っていないと、倒産してしまうという現実があったのではないだろうか。
内部留保を持っていると銀行の融資を受けることができるため、企業はゾンビのように延命をすることができる。
社員を路頭に迷わせたり、債権者に対して体裁を保つためには必要な手段ではないだろうか。
45歳以上がほとんどのターゲットになっている理由として、高給取りであり、今後ポストを用意できないというのが裏側にはある。
年功序列や定期昇給が廃止されたとはいえ、出世については未だに年齢順であり、活躍している、していないはほとんど関係ない。
最近では、年上の部下、年下の上司ということでコミュニケーションがうまく取れずに困っている企業も多くなっていますが、年上の部下は取り扱いにくいということで、中途採用ではかなり嫌われる傾向が出ています。
副業解禁となったけど、2023年にルールが変わる
副業解禁というのは会社員としての雇用が守れないから、自力で稼ぐすべを身につけてください。ということに時代は変わってきています。
電通やタニタなどが新しい働き方として舵をきっていたり、副業を解禁する企業が増えてきているのが事実です。
ある企業では業務時間の20%以内を副業を認めることができるようになったり、就業時間外で競業避止義務にならないように、副業を認める企業も増えています。
副業をすることで守秘義務であったり、情報漏洩のリスクがあるとか、いろいろいう企業もありますが、時代の流れには逆らえないでしょう。
副業を禁止している企業については、時代の流れに乗れなくなってしまうため、自然消滅をしていくことになるでしょう。
もう一つ、副業解禁で個人事業主になったのはいいけれど、法人化をしていないと2023年から消費税のインボイス制度が始まるため、取引対象外になってしまうリスクもある。
国税庁のホームページでも告知をされていますが、2022年中に法人化をすることが必要になってきています。
2020年ごろから副業解禁といわれていたことはこういうところがあったから、ブームといっていた理由がわかるかと思います。
長時間労働で学びを放棄したミドル、シニア層
かつての栄養ドリンクのCMキャッチコピーに「24時間戦えますか!?」というものがあった。
かつてのコピーライターは、「東京の夜景は残業している人たちが頑張っているからきれいに見える」と発言をしていた。
先進国の欧米諸国と日本の労働時間を比べてみると、1500時間の欧米に対して、日本は2000時間以上といわれています。
年間500時間ということになると、1日2時間強の労働時間の差が広がっていくことになる。
日本人の場合は長時間労働で肉体的にも精神的にも精一杯になってしまっていることも多く、勉強をするというよりは体力の回復、ストレス発散がメインになっていることが多くなっている。
ここ最近でリカレント教育ということを言われるようになったけど、人員の適正化をすることになる企業にとっては、業務量が増える可能性もあり、さらに若手に負担をかける結果になってしまうことにもなる。
再就職のための技術支援やスキル支援にいくことで、失業保険をもらうことがメインになってしまうため、せっかく身につけたスキルや知識を使わずに再就職をしてしまう人も多くいます。
勉強をすることは自分の身銭を切ってやってみて、いろいろな経験をしてみていかないと、血となり骨とはなりません。
業務に関連をする資格取得をすることはいい事ですが、アップデートできないなら、宝の持ち腐れとなり、投資したことに対してリターンが少なくなってしまいます。
勉強をする時間をスケジュールに入れることによって、無理なくできる人もいますが、ほとんどの人が三日坊主で終わってしまうのは、計画が破綻しているか、思いっきり無理な目標を設定したか、タイムマネジメントができないかの3つです。
たいていの場合、取り組み始めたときは楽しくできるのですが、だんだん苦痛となってきて、一人でやり続けることができなくなってしまいます。
勘と経験と度胸で仕事をする時代から、根拠、ロジック、数字、ファクトで仕事をする時代になってきているので、どの職種に対してもマーケティング思考が必要になってくる時代に変化をしています。
未だにトップダウン型でチームを統率しようとする管理職がいらっしゃいますが、今の時代は傾聴力と共感をさせてから動かす、フォロワーシップ型の管理職がチームの力を最大限に出すことができるでしょう。
管理職は耳を使うことを重視しなければなりませんが、実際にはプレイングマネージャーとして、現場におりて行ってしまうため、部下の才能を開花させることが難しい。
キャリアはあきらめることから見えてくる
あれもしたい!これもしたい!だから転職だ~!という転職は失敗する確率が上がってしまう。
なぜなら、自分のスキルや経験をしっかり見てから転職活動をしておらず、感情的に転職活動をしているので、またやりたいことが出てくると転職だ!ということになってしまう。
ここでいうあきらめるというのは現状をしっかりと受け入れて、そこからキャリアについて再度考えてみることです。
こうなってしまったことには理由があるわけで、その理由をしっかり確認をするところからはじめます。
絶望を一度味わってもらうというのは、一度立ち止まってしっかり自分自身をしっかりと見つめなおしてもらって、現状を把握してもらうことがすごく重要なんです。
感情的にならず、冷静に分析をすることから始めることは人材紹介会社の営業、アドバイザー、コンサルタントはしません。
そのため、プライベートな部分であったり、嫌なことも思い出すかもしれませんが、そこに蓋をしてしまったら何も発展をすることはありません。
そこに転職する理由の種があったりすることもあり、それをちゃんと理解してもらうことで、壁を平然と超えてくることができるようになります。
ワーキングコーチはあなたのキャリアについて、なんで、なんで、なんでと繰り返していくうちに、自分では気づいていないことに気づいてもらうこともあります。
ひとりでキャリアの棚卸をしたり、スキルの棚卸をしていても、気づかないことも多くあり、自分の新しい才能について気づいていないこともよくあります。
人材紹介会社の営業、アドバイザー、コンサルタントがそこまでやってくれることはありません。
60分から90分の間でそこまで深掘りをすることはできません。
今までの経験、スキルと新しく発見した才能をどうやって活かすのか、その道を進むときに、社内に残るのか、副業をしてスキルアップするのか、結果にコミットして副業、独立をしていくのかなど、中長期的にキャリアについて考えていくことにしています。
そこで転職という選択肢を選ぶことになった場合は、転職をするためのお手伝いをさせて頂きます。
ですから、一番最後に職務経歴書の添削をさせて頂きます。
職務経歴書についても、人材紹介会社の営業やアドバイザー、コンサルタントも知らないことが多くあります。
現場の責任者の視線で考えた場合、何を強調して、どのエピソードを増やして、この人に会いたいという内容にブラッシュアップをしなければなりません。
書類選考の通過率を少しでもアップをさせて、面接に進むことができればあなたの魅力を伝えることができるようになります。
ワーキングコーチと一緒に新たな才能を発見したり、新たなキャリアを見出すことができるようになります。
2023年に大きな変革があり、働き方も変わってくることを考えると、2022年のうち備える時期です。
置かれたところで花を咲かせることができるようになったら、会社の看板を外されても、自分のスキルと才能を活かしていくことができるようになります。
今回の募集については5名の先着順とさせていただきます。
定員がオーバーしてしまったときについては、次回の開催までお待ちいただくことになります。
次回の開催は未定です。
もし、今回お申し込みをいただけますと、転職をする選択をした場合、4月の新年度、7月の優良求人が多くなり、レア求人も多い時期に転職先を選ぶことができるようになります。
年末年始の長期休暇に伴い、自分自身の内面としっかり向き合って、スキルや経験の棚卸をして、いろいろなキャリアと進路を決めて、2022年に種をまいて、2023年に花を咲かせれば、大きな変革の波が来た時にも対応をすることができるようになります。
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