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キャリアの危機的状況は35歳以降!?リストラ名簿に名前が載る前に準備しておく3つのポイント

平均寿命は年々伸びている

敬老の日の前後になると、平均寿命についてマスコミを賑わすことになる。

平均寿命が男女ともに80代になっている現在。

アクティブに活動できる健康寿命は70歳前後といわれている。

70歳ぐらいまでにやりたいことをやるために計画を立てるのもいいだろう。

しかし、子供を育てたり、家のローンを払ったり、介護をしたりと、35歳を過ぎると家族のことが大きく関わってくる形になる。

仕事でも中間管理職的な立場になる年齢になるので、上司と部下の間に板挟みになりながら、ストレスが溜まっていく。

人によっては独立をするタイミングを見計らって、培った技術や人脈を基にしてチャンスを伺っている人もいる。

35歳以上になると重い責任と厳しいプレッシャーにもまれる時期。

他の世代以上に元気な人と疲れた人とに明確に2分化する時期でもある。

この時期をどう過ごすかで、人生は決まってくるといってもいい。

定年を迎えてから独立を考える人もいますし、契約社員として年金支給時まで働くなどの選択肢がある。

常に自分のキャリアを1年、3年、5年、10年単位で見据えて、目標を立てたり見なおしたりする必要があります。

そして、大手企業に入ったらといっても安心ではない。

業績の不振やグローバル化の波に負けてしまうこともある時代に入る。

早期退職、リストラということもあるのが現状である。

また、解決金制度が成立してしまうと解雇権の濫用も懸念されていますが、
新陳代謝の意味合いも兼ねて、会社に貢献しない人材については解決金で解雇をすることもあり得る時代です。

複雑なミドル層のココロ

「かつての自分のベストジョブを振り返り、若い世代を育む中で、継続して意味のある創造的なものを生み出すためには、どうしたらいいのか、内省してみる事をオススメします。」

35歳ならではのメンタルの特徴に、乗り越えなければいけない4つの危機と呼ばれるものがある。

この対処法を知っておくことも、残りの人生を有意義にする役に立つ。

1つ目は若さと老いについて

それぞれに長所と短所があり、それがせめぎあう時期です。

まだ残っている若さの良い部分と、迫り来る老いのよい所を統合できれば、実りのある時期が過ごせるでしょう。

2つ目は男らしさ、女らしさ

若いうちは競争に勝つ、泣き言をいわないといった男らしさモードでも、ミドルになったら相手を慈しむ育む女らしさモードを自然に持てるかどうかが問われます。

3つ目は破壊と創造

若い時には何かと破壊することで躍起になりがちですが、成熟期は破壊以上にエネルギーを創造に向け、両者の緊張感に折り合いをつける。

知らないうちに人を傷つけていたといったことが内容に自発的になりたいものです。

4つ目は愛着と分離

大切にしている家族、仲間、会社といったものを除いた自分を考える。

孤独に自分を見つめることも人の成長に関わっていきます。

35歳が大きな分水嶺になる理由

人事で採用をしていると気づくのが、退職者が出るとその穴埋めを社内でやってみて、当該候補者がいたら打診してみる。

当該候補者がいない場合は人材紹介会社を使って採用をしたり、人事の人脈、経営陣の人脈を利用して秘密裏に採用をすることが多い。

それと同時に若手の採用を開始するのがセオリーになっている。
1名枠、2名枠ならリファラル採用をおこなうことが多いが、3名以上になると広告媒体での採用のほうが安くなる。

日本企業の9割は社内調整をした上で、若手の育成枠、若手の即戦力枠などを広告媒体で募集をすることが多く、人材紹介会社を使う場合には広告媒体で採用をしにくいポジションや1名でそれなりの対価を支払うことができる人材を採用することが多い。

ジョブ型に移行をするといわれているけれど、ほとんどの企業がグローバル化の流れに乗り切れない可能性が残っている。

完全実力主義での給与、評価をしたことがないため、すぐすぐスイッチしていくことはないだろう。

また、現在の社員が総合職で採用をしている関係上、全員がジョブ型になるのはいつの日かわからない。

ジョブ型にすることはハレーションが起きる可能性もあり、35歳以降の年代にとっては、年功序列に慣れてしまっている分、ジョブ型に抵抗すると見られている。

評価の仕方についても今までとは違うことになる。

長時間労働当たり前、相互監視体制のもとに、上司に対してポイントを貯めていくゲームだったけど、これからはコミットメントした内容で評価をされるということ。

そこには気持ちや温情はなく、達成したら加点、未達成なら減点という評価の仕方になり、ボーダーの点数を割ってしまうと代謝扱いになってしまう。

日本人のいいところでもあり、悪いところでもあるが、玉虫色の決着ではなく、白か黒かで決着をしていくことになる。

それに伴って、管理職についても今まで以上に評価の風当たりが厳しくなっていくことになる。

それと同時に起こっているのが、コロナショックの影響で業績不振による新リストラが表立ってはいませんが、ここ数年水面下でじっくりと進んでいる。

新リストラは新卒採用の取り消しと早期退職制度のハイブリッドで、すぐに会社に貢献してもらう人材を探すという、失われた20年でやっていた採用手法に戻ってしまっている。

35歳以降になると出世レースから離脱していることが確定的になると、リストラ名簿に名前が掲載されてしまい、知らず知らずのうちに歩み寄ってくるものである。

早期退職制度に応じて転職をするほうが、残るよりもいいといわれているが、どちらにしてもいばらの道である。

市場価値がわからず転職市場に出てくると、年収や会社のネームバリュー、肩書、地位に鎮座をしたいということから、こだわりがハンパない。

そのままでは時間だけが過ぎてしまい、ブランクが開く、手持ちのお金がなくなってくるという焦りから、自分が意図しない仕事についてしまうこともあるので、注意が必要です。

リストラ名簿に名前が載る前に転職サイトへ登録をしておいて、いつでも転職をすることができるように準備をしておくことをオススメします。


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