【採用の向こう側】転職をする絶好のタイミングは、1月、4月、7月、10月ではありません!
転職を煽る広告が増えています
転職市場が賑わうのは1月、4月、7月、10月と言われています。
1月は冬のボーナス後に転職をしたい、新年から新しい会社で働きたいから。
4月は新年度は新天地で迎えたいから。
7月は夏のボーナス後に転職をする人が多いから。
10月は下期に入る企業が多く、節目で転職をする人が多いから。
これは広告会社がつくった流れということを認識してください。
無意識のうちにいろいろな情報が刷り込まれてしまって、転職をする時期はここしかないと考えるようになっていませんか!?
転職活動についても3ヶ月の短期集中型で行うことがいいことだと言われています。
理由としては、長期間に渡ると転職に対するモチベーションが下がり、転職成功率が低くなると言われているからです。
しかし、転職活動は常にいつでも戦える準備をしておくことが必要だということは誰も教えてくれません。
感情的に転職をすることはあまりオススメしません。
なぜなら、冷静な判断ができない事もあれば、覚悟が決まっていないので納得できる転職ができないからです。
最も転職成功率が高く、幸せな転職ができる人のパターンは、現職中で余裕を持ちながらも、転職に対して覚悟をもってやっている人。
冷静に俯瞰の位置から判断をすることができ、いろいろな手段と方法を考えることができるので、交渉も優位に進められることになるからです。
面接官は五感をフルに活用している
経営者や役員は常にいろいろなアンテナを張り巡らせているため、ちょっとしたことに対して敏感になります。
ましてや採用面接ということになると、より感度が上がっているというのが実感です。
よってジャッジはシビアになるのは当然です。
したがって転職するタイミングとして、地震に満ちて、やることがなくなったから新天地でキャリアアップしたい、頑張りたいという気持ちが無いと見抜くと面接は丁寧にクロージングをしてしまいます。
一方で転職することなどを考えていないけど、オーラがあって自信に満ち溢れている人は脳もいい状態で冷静な判断ができるようになります。
こういう時に転職をすると即戦力として活躍することができ、社内の信用預金を一気に獲得することができます。
一見すると転職をする必要がない人をヘッドハンターが狙っているというのはここから来ています。
転職する絶好のタイミングとは!?
私は転職の相談を受けた時に、「今の会社でやり残したことはないか?」「転職するにあたって他社でも評価される実績はあるか?」と質問をしています。
なぜなら、今の会社に対して不平不満があったとしたら、次も転職をしてしまうということが頭を過るからです。
やりきったということで転職をするのであれば、新天地でもすぐに活躍するイメージが湧きますが、不平不満を抱えたままで転職をすることは、また転職をする理由としてそういうことをいいかねないと感じるからです。
転職を考える前に弱いつながりを利用して、利害関係のない人に相談をしてみると意外にも簡単に解決できることが見つかるかも知れません。
相手を変えることは難しいかも知れませんが、自分から変わることは意識すれば簡単にできることです。
例えば人間関係で悩んでいるのであれば、自分から挨拶をしてみる、自分からランチに誘ってみることによって、腹を割って話す機会が得られるかも知れません。
そのチャンスを活かすも殺すもあなた次第ですが、腹をわって話したことによって関係改善ができる可能性もあります。
自分一人ではできないよっていうことであれば、誰かを巻き込んでもいいでしょう。
チャレンジをしてだめだということであれば、転職をススメますが、解決できることでれば自力で解決をすることをオススメしています。
逃げる転職をすることは悪いことではありませんが、手詰まりの状況で転職をすることで言い訳をしない、他人の責任にしない転職にすることができれば、幸せな転職ができますし、自分の決断に対しても自信が持てるようになります。