働きながら損をしない副業・複業の3つのポイント
本業も副業・複業も負けられない戦い
副業・複業で一発逆転を狙う人が多くいますし、短期間で成果を上げることに注力をしてしまうと、無駄になってしまったり、あきらめることになってしまいます。
働きながら副業・複業をするということは、種を育てて芽をださせるまでは時間がかかりますし、失敗するリスクもあることから、勝負をかけるのではなく、中長期的にコツコツとできるものをオススメしています。
ビジネスパーソンとして会社で本業、副業・複業をすることは当たり前の時代になり、じっくりとビジネスの種を育てることができるのが大きなメリット。
独立をしてしまうと、売上を早急に上げないと資金が底をついてしまう可能性もあります。
そのため、短期勝負で売り上げを回収することができるサービスが基本になってきます。
会社を立ち上げてから10年後に残っている会社の割合が10%しかないというのもうなづけます。
短期的な視点に切り替わった瞬間に、目標を失ってしまうことになってしまう。
会社員だからできる、副業・複業の3つのポイント
会社員のライバルになるのは、時間とスピードで制圧をしていくフリーランスと、潤沢な資金と圧倒的な人員を配置して制圧をしてくる大企業の2つはないでしょうか。
ビジネスパーソンとしては時間も資金を限られていくなかで、フリーランスと大企業に勝つためにはどうしたらいいのかという点を考えていくことにしましょう。
例えば、HTBがつくった水曜どうでしょうやチャンネルはそのままみたいなものを目指すことが求められる時代になっているのです。
水曜どうでしょうについては、25年が経過した今でも面白く、根強いファンが多くなっている。
これは演者の2名、デレクターの2名のおっさん達が社会の縮図のようなストーリー展開をしていて、理不尽と不条理の世界を垣間見ることができる。
痛みを伴う笑いではなく、本当にすぐそこで起きていそうなことだから、滑稽に面白おかしく見えてきてしまう。
そのチームメンバーが作ったのが、チャンネルはそのままというドラマである。
こちらはコロナショックの影響で自粛生活になっていたこともあったのですが、ネット媒体を通じて有名になってきたドラマである。
インターネットの書き込みからどんどんと広まっていって、世界中で見られるドラマになったともいわれている。
では、個人がフリーランスと大企業に勝つためにはどうしたらいいのかというと、次の3つのポイントを抑えておくことで、負けない戦いができるようになるのではないでしょうか。
1:じっくり育てられるビジネスモデル
2:直感ですぐに試すことができる
3:個人と組織の力を同時に伸ばすことができる
1:じっくり育てられるビジネスモデル
フリーランスより時間制限もかかりますし、大手企業のように潤沢な資金があるわけでもなく、人員も割くことができない状況にあるのが、ビジネスパーソンです。
ただし、短期的に結果を求められることはありませんから、中長期的にじっくりとゆっくりとビジネスモデルを構築することができるというのが最大のメリットです。
なぜなら、会社員としてちゃんとした収入を確保しているため、失敗をしても最小限にとどめることができるからです。
以前にもいいましたが、大枚をはたいてビジネスを始めるのではなく、半径5メートルの人を幸せにできることからはじめることができるのが、ビジネスパーソンの副業・複業なんです。
スモールビジネスでできるところから徐々にゆっくり、急がず結果を積み重ねていくことができるのは、ビジネスパーソンの特権でもあります。
フリーランスや大企業の場合には、結果が出ないということになると死活問題になる場合もありますし、新規事業の中止という大英断が出てくることもあり、すべてが水の泡になってしまうリスクがそこにはあります。
ビジネスパーソンとして収入があるということは、心技体に余裕が生まれることになり、間違った判断をしてしまうリスクが限りなく少なくなっているというのが実情です。
最初のうちは売上よりも信用と信頼を得るためにはどうしたらいいのかを考えていくのが失敗しない方法の1つなんです。
例えば副業・複業をはじめようとしたときに、9割の人がやってしまうのは、6か月以内に売り上げ100万円を突破したいという目標を上げてしまう。
なぜなら、副業・複業はもう1つの事業であり、食い扶持として考えている人が多くいるのと、SNSのプロフィールやインターネット広告などで刷り込まれてしまっている現象の1つです。
楽して稼ぎたい!という気持ちはわかりますが、ビジネスはそう簡単にいかないということを知ってほしい。
すぐできる!とか、簡単!誰でも稼げる!というキャッチコピーはちょっと敬遠することになった。
残りの1割の人は、数年かかってもいいから本業で稼いでいる金額を稼げるようにがんばろう!と前向きに考える人がいます。
ビジネスパーソンとして昇給することが当たり前とは思っていても、数千円から1万円ぐらいであったら、突破ポイントを突き抜けると副業・複業の収入が追い越してしまうこともよくあります。
地を這う期間でも、じっくり焦らず継続できるかが勝負のカギを握ります。
はじめるなら個人の領域から
対個人の領域からスタートをすることをオススメしています。
大企業に勝つためには、ニッチな市場はじめることによって、独自性を開花させることができるようになるでしょう。
大手企業と張り合うことなく市場を見つけることができるようになったら、それはあなたの事業が市場にマッチしているということになるでしょう。
どんなことが当たるかはわかりませんし、あなたの周りにいる半径5メートルの人を幸せにすることができるようになると、そのもの、そのサービスを求めている人もいらっしゃいますので、焦らず急がずゆっくりと事業の拡大を目指してほしい。
2:直感ですぐに試すことができる
直感を大切にしている人であれば、すぐに行動をすることで圧倒的な優位性を手に入れることができるのはもちろんですが、大企業のように根回しや政治力などを駆使することなく、すぐに始められるのが、ビジネスパーソンとしてメリットである。
また、あなたが今感じている感覚はフツーの人たちが抱えている感覚であり、マーケティング感覚でもあるでしょう。
スピードとフツーの感覚がマッチすることができたら、独自性を発揮することができるようになり、競争優位性を保つこともできるようになる。
稼ぐことができるチャンスが大きくなるということです。
3:個人と組織の力を同時に伸ばすことができる
副業において、「個人の力」と「組織の力」は両輪。「個人の力」に「組織の力」が加わると、あなたの副業は急拡大していきます。
「個人の力」とは、「個人でスモールビジネスを切り盛りする力」。
フリーランスの人が強い力です。
そして「組織の力」とは、会社内で鍛えられる「チームを動かす力」と「企業側の発注者視点」です。これがサラリーマンならではの強みです。
「チームを動かす力」があると、外注スタッフを使って、労力を増やさずに売上拡大が見込めます。
「企業側の発注者視点」があると、企業がどんな視点で業務を発注するのかがわかります。その視点から逆算した営業活動によって、企業から高額案件を受注できるのです。