スカウトメールが届く理由とは!?
転職サイトに登録するとメールボックスがパンクする!?
転職サイトに登録するとエージェント、企業人事からやたらめったらスカウトメールが届いたことはないでしょうか。
同じサイトから送り主が変わっただけで、テンプレートのメールが来てうんざりすることもありますし、スマホの通知機能をオフにしたくなる理由もわかります。
仕事でヘトヘトになって帰ってきてから、メールのチェックをすると数百件のメールが届いていたら、疲れているにも関わらず更に追い打ちをかけるようになってしまう。
重要なメールを見落としてしまうこともしばしばあるでしょう。
そうなるとメールボックスよりSNS
やチャットなどを使ってやり取りをするほうが楽になるかも知れません。
ごく一部ではありますが、転職するのではなく、現在の市場評価価値を調べたいと思って登録をしたにも関わらず、毎日いろいろなスカウトメールがメールアドレス宛に送られてくる場合もあります。
なぜ、エージェントや企業人事はテンプレートのスカウトメールを送ってくるのか?
それは働き方改革が関わっているかも知れません。
生産性と効率化という言葉がキーワードとしてでてきます。
エージェントや人事がスカウトメールを送る理由とは!?
エージェントや企業人事がスカウトメールを送る理由について考えてみましょう。
転職サイトに登録している人は、ほとんどの人が転職を考えている人が前提になっています。
次に、エージェントや企業人事は採用をする際に転職サイトへ出稿をすることで採用条件に合う候補者を絞り込んでいくことになります。
最近ではリファラル採用やソーシャルリクルーティングなどによって、弱いつながりを重視した採用をしている企業も増えていますが、9割の企業は求人広告への出稿からの採用ルートは変わっていません。
転職サイトに登録している情報と求人内容、採用したい人物像が合致しているかも知れないということで、スカウトメールを送ってきます。
求人内容や採用したい人物像が合致しているかも知れないというのは具体的にどういうことなのでしょうか?
面談、面接をしてみないとわからないことがほとんどですが、転職サイトに登録した際に、職務経歴を詳しく書く以外にも、例えば主なスキルとして、営業3年、商品企画、マーケティング5年などというように経験した実務について項目を選択して登録をしています。
この経験した実務について検索軸を設定することによって、エージェントや企業人事はスカウトメールを送ることになります。
検索する方法は2通り
職種や求人内容によっても多少異なりますが、大枠としてフレーム化されているのは大きく2通りです。
1:資格、実務経験から検索
転職サイトに登録をするときに、主に実務経験をしたことについて選択するもの、実務経験の詳細を入力して職務経歴書の原型になるもの、そして資格を登録します。
エージェントや企業人事は転職サイトに登録をしている情報を元に検索をしています。
年齢、お住いの地域、どんな経験をしているのか、どんな資格をもっているのかなど、いくつかの条件を当てはめた上で検索をしています。
その段階で数十万人から数百人に絞られてきます。
ここから実績であったり、具体的な経験を見ながら判断をしていくことになります。
具体的な実績や経験を見るポイントとして…
営業職であれば、目標金額◯◯万円 実績◯◯万円 達成率◯◯%
人事や経理であれば、システムを導入して残業時間を◯◯時間から☓☓時間へ削減
その職種によって異なりますが、数字化できるポイントがあれば数字を入れることで説得力が増しますし、よりイメージがしやすくなります。
その他にも記入をしていると判断しやすいものの例として…
営業職であれば、コピー機や自動車などの有形商材、人材ビジネスやコンサルタントなどの無形商材、新規開拓が中心なのか、既存顧客が中心なのか。
この掛け算によって求められるスキルが変わってきます。
また営業方法についても考えてみましょう。
・売ったらおしまいなのか、売ったあともフォローをしていくのか
・マネージメント経験はあるのか?ないのか?
・国内営業なのか?海外営業なのか?
・英語を使うのか?使わないのか?
など詳細に分けていくときりがないのですが、できるだけ細分化していくことをオススメします。
人事であれば、採用、教育研修、労務管理、給与計算の4つに分けられることが多く、業務内容については数字化することができやすい職種です。
経理であれば、単体決算、連結決算、J-SOX、IFACEなどの専門領域がわかれています。
エンジニアであれば、JAVA、C言語、C+、C++など開発してきた言語によっても求められるスキルは異なります。
自分が携わってきた仕事だからこそ、些細なキーワードであったとしても、エージェントや企業人事からみたら、価値のある体験であることもよくあります。
2:自己PRや職務要約
ここに書かれている内容と1の内容を踏まえて、エージェントや企業人事は活躍できるポジションについて考えることになります。
イメージしていた人物像に近いのか、それとも違うのかは面接で最終判断をするのですが、職務経歴書上、ある程度イメージが合致したら、スカウトメールを送ってから、応募をしてもらう。
応募があったら現場の上長や役員に書類を回して書類審査をしてもらう。
これもミドル層がやっている無意味な作業であり、社内向けの政治活動、ロビー活動とも言えるでしょう。
自己PRや職務要約の内容については以前にもお話をしていますので、今回は簡単にまとめてみます。
1:あなたは何をやってきたのか?
2:あなたは何ができるのか?
3:採用する企業にとって、あなたを採用することでどんなメリットがあるのか?
来年1月〜4月の転職を考えているのであれば今が勝負時!
SEO検索と同じなのですが、上位表示をされる事によって発見率が高くなり、スカウトメールも多くなる傾向があります。
なぜなら、更新日、登録日が近い人から上位表示されるようになっているからです。
毎月1日を過ぎたら、登録をしている転職サイトの情報について更新をするように心がけましょう。
またスカウトメールの質が違うということであれば、登録している内容を再度見直してみる必要があります。
意外とあるのが、主な職務経験のところの選択を間違えていることがよくあります。
また、職務経歴の内容がどんどん増えてきますので、メモ代わりに転職サイトに書き込んでおくことも必要です。
クォーターごと、半期ごと、年度ごとによって内容改定をすることをおすすめしています。
数字は変わっていきますし、いろいろな情報がアップデートされていきますから、忘れないうちに更新をするように習慣づけておくといいでしょう。
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