人生100年時代!ビジネスパーソンが持っておいてほしい3つの力
人生100年時代、労働寿命も60年に延長された
老後2000万円の発端は何だったのかというと、定年退職の年齢が60~65歳、年金受給開始が75歳ということもあり、その間の10~15年分の貯金がないと無職の期間に老後破産をしてしまうという問題でした。
副業・複業を解禁する企業も多くなってきましたが、中小企業はまだまだというところが多くなっています。
解決金制度の議論が始まりそうですが、制度の成立まではかなりかかりそうな雰囲気があり、ジョブ型になるまでも時間がかかりそうです。
トヨタ自動車会長の終身雇用崩壊宣言、サントリー社長の45歳定年説、各企業の早期退職、新リストラによって企業は存続のために理不尽と不条理な理由を言いながら存続をするために必死になっている時代です。
コロナショックの影響でリモートワークが当たり前になりつつありますが、大手企業以外については、緊急事態の時以外は、従来通りに対面で出社することで免罪符となり、長時間労働の相互監視体制に戻っているのが実情ではないでしょうか。
年金受給開始までの定年退職後の空白の10~15年間を自力で稼ぐために、副業・複業をはじめることが求められる時代になりました。
出世より副業・複業をはじめる時代!?
出世レースについては、会社の政治力はもちろんですが、反対が無いように根回しをするのはもちろんですが、圧倒的な実績と信用と信頼がないと勝ち残れないというのが特徴です。
実績はあっても、信用と信頼のない若手より、実績はそこそこ、信用と信頼がある中堅が重宝されるのはそういうことです。
ビジネスパーソンゲームは理不尽と不条理の上に成り立っているものであり、外的要因で勝ち負けが決まっていくものになります。
出世レースの大勢が決するのは40~45歳といわれており、その後は早期退職のリストラの恐怖とともに戦っていく時代になりました。
そのため、いつ代謝扱いになるかわかりませんから、新卒のうちから副業・複業をはじめておき、食い扶持を2つ以上確保することが求められる時代になった。
出世ができずに万年平社員で終わってしまう人もいますし、出世レースで勝ち残ったけど、途中で脱落をしていく人もいます。
ビジネスパーソンが備えておきたい3つの力
人生100年時代になり、労働寿命が60年になった時代だからこそ、3つの力が必要になってきたといえるでしょう。
1:ビジネスパーソンゲーム力
2:副業力
3:マネー力
この3つを順番に身につけていくことで、これからの時代乗り越えられることになっていくでしょう。
出世を目指さないというのは、「テキトーにやるわけではありません」ので、タイムマネージメントをすることはもちろんですが、副業力、マネー力を身につけることで、激動の時代を乗り越えようというのが目的です。
1:ビジネスパーソンゲーム力
会社員でいるうちに、社内政治の力であったり、ビジネスを立ち上げる力、拡大していく力など、副業力にも関わってくる力であり、大手企業のネームバリューや経歴などで独自性を出す人もいらっしゃいます。
トップセールスを記録したとしても、社内のシステムで獲ったものであり、他社で通用する力ではないこともあるので注意が必要です。
ゼネラリストとしていろいろな部署での経験をすることで稼ぐ力を身につけていくことが求められる時代です。
スペシャリストの深い知識や経験も掛け算をすることができたら、独自性が詰まったスキルになる可能性があります。
20代のうちは食わず嫌いにならず、いろいろなことに挑戦をすることで、30代以降はスペシャリティ、オリジナリティ、パーソナリティを加えることで唯一無二の存在となり、独自性が目立つことができるようになるでしょう。
ビジネスパーソンで居続けることができれば、毎月の給与は保証されていますが、独立をした途端に急に不安定になってしまう。
リスクが高いといわれるゆえんでもあり、なかなか副業・複業をするといってもなかなか前へ進まないのが現状です。
社内政治の力を見極めることができれば、勝ち馬に乗ることができるようになり、出世の道を順調に進むことができるようになります。
2:副業力
副業・複業については不安定な部分は多くありますが、収入は青天井で本業の収入も大きく超えていくことができるようになるでしょう。
すべての裁量と責任が自分自身にかかわってくるため、すごくやりがいを感じることが多いのですが、即効性、即金性が難しいというのが現状である。
3:マネー力
致命的なミスを防ぐことができるのはもちろんですが、5年単位、10年単位という長時間が必要なくなります。
労働力ゼロで資産形成をすることができるため、大きな資本がないとできないものではありません。
すべての力を順番に手に入れる必要性
戦後からバブル経済崩壊までは、出世することでステータスが上がると、お給料も増えていく時代になっていたのですが、リーマンショックまでは実力主義と生産性が重視され始めて、コロナショックの影響で完全実力主義に近くなってきた。
ビジネスパーソンゲームのレベルがすごく高かったとしても、副業・複業力、マネー力がなかったら、これからの時代は戦っていくことができなくなってきた。
かといって副業力、マネー力を持っていたとしても、ビジネスパーソンゲーム力を持っていないと事業が成り立たないというのは事実です。
具体的には、副業の規模を拡大させる際、外注スタッフのマネジメントスキルや、企業との折衝力が求められます。サラリーマンの現場は、そのようなビジネススキルを伸ばすための、絶好のトレーニング環境といえます。
社会人人生を、サラリーマンから始められた幸運に感謝し、最初に「ビジネスパーソンゲーム力」をガッツリ鍛えましょう。
新卒からフリーランスというキラキラにあこがれてしまう人もいますが、ビジネスパーソンゲームは組織に入らないとわからないこともたくさんあるからです。
格闘番組やスポーツ番組でよく見るゲージファクターがそれぞれ均整がとれていないと戦えないのがこれからの時代です。
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