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転職歴なし、大手企業出身者は35歳で市場価値がゼロになる!?4つの理由

上場企業で活躍していた人が転職できない!?

最近の傾向として顕著に現れていることがある。
誰もが知っている超有名企業の出身者が転職市場で人気がないという事実。
いい会社に入ったわけだから転職もスイスイと進むと思ったら違うらしい。

中途採用の根底にある採用基準は、即戦力として活躍できる人材を見つけること。
中途採用については、大手に在籍をしていようが、中小企業に在籍をしていようが関係ない。
どんな仕事をしてきて、どんなスキルを身につけたのかというのがポイントになる。

自社の社風や社内文化にあうかとか、スキル不足なんてこともあるが、
それは面接の場にならないとわからないことが多いからしょうがない。
職務経歴書を作ることはできるわけですから、よく見えるのは当たり前です。

また、面接をしていて思うことが大手企業出身者と中小ベンチャー出身者では、
意気込みも違うし、やってきた内容もぜんぜん違うということに気づく。
企業それぞれのカラーがそこにはあるから、そこをしっかり見抜かないといけない。

頭打ちになってしまう理由とは…!?

結論を先に言ってしまうと、大手は大手のやり方、中小ベンチャ−はそれなりのやり方がある。
インフラも整っているわけでもなく、システムもちゃんとしているものはないだろう。
そうするとパフォーマンスが発揮できずに、雇い止めになることもある。

特に大きな差になるのが、人材という点かもしれません。
大手企業の場合はそれなりの人員を割くことができるため、
優秀な人材もいますからスキルの相殺ができるため、モリを見ることで帳尻が合います。

しかし、中小ベンチャーになると、1人でやらなきゃいけない仕事が多くなります。
人事といいながら経営企画(採用計画、予算取り、費用対効果など…)、
マーケティング(母集団の形成、ソーシャルリクルーティングなど…)など、多岐に渡ります。

転職組の場合、以前の会社とは戦力値が大きく違うこともあります。
ましてや癖がある人物も多くいることが多く、なかなかパフォーマンスを発揮できない。
ひとこと発すれば動くチームではないということがある。

人員が少ないということがあり、能力についてもバラバラであるのが現状です。
それを大手時代と同じ様にコントロールしようとしてしまうと、
ハレーションを起こして、大変なことになるのがわからないからです。

新卒で大手企業に入ってしまうと、企業の名前で仕事をしていることに気づかない人が多い。
転職してみてわかることですが、そう簡単に同じ結果を出せるほど世間はあまくない。
アポイントを平気で忘れられたりすることもありますから。

大手企業で勤務することは安泰というイメージが有りますが、
本人が奢らず、謙虚に仕事をしており、当事者意識を持っていれば、
転職をした際、独立をした際にも力になってくれる人が多いだろう。

しかし、ほとんどの場合、転職をして看板が変わった瞬間に、
クライアントから、ただの知り合いレベルまで降格していることに気づいていない。
そこに気付いた人はすぐに改善をして結果を出しているだろう。

素直さと謙虚さが必要

大手企業出身者が全員そうであるということではなく、
あくまでも今までの経験上の統計をとってみてそういう傾向が出ているということです。
人事が注目をするのは、リベンジ組です。

大手企業から中小ベンチャーへ転職をして、1年から2年経過した人、
2〜3年経過をして以前のような結果を得られていない人に注目をしています。
素直さと謙虚さを持ち合わせていれば、ちょっと改善をしてパフォーマンスを出してもらえる確率が高いからです。

原因をしっかりと突き止めることによって、結果が出るものですから、
ちゃんと分析をできていれば、人事も納得できる転職理由に早変わりします。
パフォーマンスが出ないからといって、ネガティブになるのはよくありません。

もちろん、他責にする人もいるかもしれませんが、こういう人は成長をしないでしょう。
自分に原因があるから、そういう結果になるわけであり、自己反省ができないといけない。
そこには過去の栄光、成功したプライド、会社のプライドを捨てて、
素直さと謙虚さがある人であれば、再度チャンスを手にすることができるだろう。

運と環境適応能力で成長する

大手企業出身者の場合は、市場価値ゼロになる可能性が高いのは35歳を超えたときである。
なぜなら、転職歴ゼロとなると企業文化にどっぷりつかってしまっていることがリスクと受け取られているからだ。

また、その会社では実力を十分に発揮をしたかもしれないけれど、それは信用預金によるものであり、チームについても気心が知れているというのが特徴である。

アウエーに来た時、その実力を活かすも殺すも自分次第である。
環境適応能力という言葉で言われてしまうけど、前の会社との比較をしないこと、足りない点に目が行きがちですが、勝負している姿勢を見せ続けることはすごくポイントです。

わからないことはわかりません、至らない点や間違ったことをしてしまったら、申し訳ございませんという素直さと謙虚さがないと人は協力してくれません。

大手企業出身だろうが、社歴はペイペイなので、ペイペイ精神で信用と信頼を勝ち取っていくことで、徐々に実績が上がっていくことになるでしょう。

横柄な態度、斜に構える態度をとってしまうと、転職をした先でも居場所がなくなり、短期離職になっていくことは間違いないでしょう。
高い年収を払っているのだから、それなりの活躍をしてほしいというのが採用した企業の真意であり、企業と成長していく土壌をつくっていくという期待をしているわけですから。

信用と信頼がないことはすぐに代謝の対象になってしまうので、注意が必要です。

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