知っている人がコッソリ実践している⁉3つの価値を上げる方法とは⁉
自分の価値って何だろう!?
よく人材紹介会社の人や人事が言っている「市場価値」って何だろう!?
知っているようで実は知らないことが多いのが今の時代。
市場価値=お金に換算できるスキルや経験=年収と考えている人が多い。
実は、お金に換算できるスキルや経験ということは間違いありませんが、年収につながることはちょっと違うのではないだろうか。
終身雇用が崩壊をして、ボーナスや定期昇給が期待できなくなってしまったとき、会社の看板を使わずに自力で稼ぐことができる力が市場価値ではないだろうか。
副業を推進する企業が増えているのは、企業の内部留保が増えて、天変地異が起きた時などに会社を倒産させないために、企業が貯金をする体質に、リーマンショック以降変化をしてしまった。
そのため、35歳でビジネスパーソンは一度死ぬという言葉があったように、転職活動をするのは35歳が限界であるということを言われていた。
団塊の世代や第二次ベビーブームでバブル期前後に入社をした人たちが労働市場からいなくなると、空席が多くあることに気づいた企業が採用活動を復活させた。
そのため、ミドル層の転職市場が活性化をしたことにより、35歳から45歳でビジネスパーソンは一度死ぬに変わっていった。
企業トップが45歳の定年制を打ち出し、早期退職の足切りラインが45歳以上ということが多くなっている。
勤続年数と年齢で早期退職のリストになるかならないかということになっている会社も増えている。
企業によっては、給与を10年間保証する代わりに、同僚同士で新規事業を起こしたり、独立をしたりなど、働き方もいろいろ、人生もいろいろということもある。
独立開業をしてみるとわかるのがすぐに数字が計上することができずに、預貯金を食いつぶしていくことが9割あるということ。
点が線になり、線が面になるまでは時間がかかることが多く、ご祝儀相場でスタートダッシュが決まったとしても、その後のフォローや営業をしないとあっという間に食い扶持を逃してしまうことになる。
10年間で10%しか残らないというのも、無計画に企業をしてしまったり、ご祝儀相場で勘違いをしてしまったりしてしまうと、成功率が10%といわれてもうなづける。
自分が認識をしている強みが本来の強みではない!?
人材紹介の営業をしていた時や人事の仕事をしている時に、転職の面談であったり、現場での面談を通して気づくことが、本人が認識をしている強みと、話を聞いてみたら違う強みが見つかることがよくあります。
好きなことや楽しいことの延長線上に強みがあって、弱みは強みになりませんし、自分が認識している強みが本来の強みとは違うこともよくあります。
自分の認識については、自分の成長過程や原体験に基づいていることが多く、仕事を通してやってきたことや経験が紐づいていることが多い。
違う強みを持っているのに、なぜそちらを伸ばさないのかなぁ~と感じることも多くあり、違う強みを活かすことで才能を開花させることができるようになった人も多くいる。
強みについては深掘りするインタビューをすると見えてくるのですが、人材紹介会社のように露天掘りの質問ばかりをしていると、強みに気づくことはほとんどありません。
本当に強みについてはとことん自分自身と向き合うことはもちろんですが、それを聞いてもらったり、話をしていくうちに気づくことが多くあります。
価値とは相手のニーズに合ったとき発生するもの
価値が発生するとき、相手のニーズと自分の強みが重なる部分ができたとき。
それが対価になって、相手のニーズにこたえて、相手の期待値を超えれば、リピートをしてくれる。
相手の期待値を越えなければ、ワンチャンで終わってしまう。
CMのキャッチコピーではないけれど、「結果にコミット」はもちろんですし、その工程についても期待値を超えるような内容でなければならないということ。
会社員の場合については、失敗をした場合、上司からのお説教、始末書、顛末書で済むわけですし、場合によって人事異動を受け入れれば済みます。
フリーランスや独立している場合については、その評価がついて回るため、新規開拓のチャンスを失いかねないので、死活問題になってしまうこともあるでしょう。
3つの坂と3つの価値と
人生には上り坂、下り坂、まさかの3つの坂があるといわれていますが、価値にも、市場価値、感情価値、商品価値の3つがある。
人生が上り坂の時には、市場価値、商品価値、感情価値も高くなっていく傾向があるけど、人生が下り坂になったり、まさかになると、市場価値、商品価値、感情価値も下がってしまう。
市場価値は年収ととらえる人が多いけど、役職の有無、企業規模、伸びている業界、上場しているなど外的要因が大きくかかわってくることになる。
平均年収が高い企業であれば、年収アップにつながりやすいし、職種によっても変わってくるので、どの職種でキャリアを積むのかを20代のうちにいろいろなことを経験しておいてから、30歳前後でスペシャリストの道に入り込むことが理想的。
40代でオリジナリティを、50代でパーソナリティを出すキャリアが理想的であるといわれている。
会社から看板を外されることもあるし、理不尽と不条理のビジネスパーソンゲームにおいては、会社に期待することはやめておいた方がいい。
自分自身のキャリアをいかに積んでいくのかがポイントになり、やりたいことを目指していくのか、出世レースで勝ち続けるのかを選択する時代になった。
転職に対するハードルが下がっているのはもちろんですが、フリーランスと会社員の垣根が曖昧になってきており、副業・複業から独立をしていく人もいる。
働き方が1択だったものから、複数出てきており、正解もなければ何が正しくて、何が正しくないのかが曖昧になってきている。