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喪失から再生へ〜私が経営者の人生のミッションづくりをサポートする理由

4年前、私は夫を亡くしました。
深い悲しみと絶望の中、自分自身を見失いかけていたころ、ある出来事が私の人生を一変させました。

それは、自分自身と向き合い人生のミッションを見つけるという、想像もしていなかった出来事でした。
この記事では、その経験と、私がなぜ『経営者の人生ミッションを作る』仕事をするようになったのかを、率直に語ります。


1. 4年前、54歳だった夫が亡くなった


4年前、私は夫をガンで亡くしました。
夫は長い闘病生活を送っていましたが、最後の2ヶ月間は自宅で過ごしていました。日々失われていく命を目の前に、結局は自宅で看取りました。

助けたかった。一日でも長く生きて欲しかった。
なのであらゆる治療を試みました。
しかし彼を救うことはできませんでした……。

夫の死後、私は深い喪失感と罪悪感に苛まれ、ボロボロになってしまいました。
自分の健康すら無視してしまい、その結果、持病が悪化して寝たきりになってしまったのです……。

2.日にち薬とはよく言ったもので


時が経つにつれ、私は少しずつエネルギーを取り戻していきました。自身の病気の治療を再開しましたし、なんとか日常生活を送れるようになりました。
そして夫の死について少しずつ周囲に話せるようになっていったのです(実は、30年来の親友にすら夫の死を隠していました)。

ある日、ふとしたきっかけから参加したコミュニティで「自分の人生のミッションを作る」ワークショップに出合いました。
そのとき私は、「これは今の自分が取り組むべきものだ」と強く確信しました。

なぜなら、夫を亡くしたことで「誰だって明日の命は保証されていない」ことを実感し、「残された自分の人生をどう生きるか」を深く考えるようになっていたからです。

3.導かれて、自分が生きる意味や目的を探り始めた

ワークショップをきっかけに、3ヶ月かけて自分自身を見つめ直し、人生のミッションを探し求めました。
ワークに取り組みながら過去の経験を深く掘り下げ、自分の中にある価値観を一つ一つ丁寧にひも解いていったのです。

私はキャリアコンサルタントであり、自分の想い・やりたいことの振り返りは一般の方よりずっとたくさんしてきましたが、今回は違いました。
転職とか事業を始めるとかの目的があるわけでなく、ただただ自分の人生を見つめたいと思ったのです。

そうする中で私は、「自分は人々の人生に寄り添い、それを言葉で表現したい」自分に気づきました。

つまり、「人生の出来事やその意味を、自分なりに言葉にして表現すること」が私自身なんだ、と感じたのです。

これに気づいた瞬間、涙が静に溢れました。

過去の挫折もちょっぴり上手くいったことも、これがやりたくて必死にもがいてきた結果だった、と気づいたのです。自分の中に答えを見出した瞬間でした。

そして、最終的に自分のミッションを

「人生の物語をかけがえのない言葉で紡ぎ、心をふるわす」

としました。
この決意とともに、長年の夢であった小説執筆にも挑戦し始めました

4.生きる目的を見つけ言葉にすることが仕事になった

ほぼ同時期にスタートしたのが「経営者の人生ミッションを作る」現在の事業です。

経営者のお話をじっくり伺い、その方の人生の光と影とに触れる。その方が何をするためにこの世に生まれてきたのか、何を成すのかを、経営者の心のうちを引き出しながら一緒に考え、最終的に三行の文字に凝縮して表現する。

それは、経営者が次の30年をどう生きるための指針となります。

エネルギッシュに、たくましく自分の人生を生きる。経営者としての成功だけでなく、私生活も光り輝いている。

そんなふうに生きられたら本当に素晴らしいと思いませんか。

私は、そんな経営者を増やしていきたい!という思いでこの仕事をしております。

では、経営者が人生のミッションを手にするとどんないいことがあるのでしょうか。

・自信を持って自分らしい生き方ができる
人と比べることなく、自分らしく満足した生き方ができる。

・やるべきことに集中できる
やるべきことが明確になり判断に迷わない。集中力がUPし成果が上がる。

・事業のミッションも自ずと明確になる
自身の価値観が事業のミッションに反映され、企業アイデンティティがより強固になる。
事業全体に一貫性ができ、経営判断がブレない。

・長期的なビジョンが描ける
自身のミッションに基づいて、未来に向けた長期的な目標を設定できる。

経営者の人生ミッションづくりに興味がある方は、ぜひ下記よりお問い合わせをお願いいたします。
すべてにご返事させていただきます!


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