ぼくの地球を守って:自分を解放したいならコレ
【ぼくの地球を守って:日渡早紀】
時々意味もなく、イラっとしたり悲しくなったり、なんだか分からないけど攻撃的になったりする時に、人間は頭がいいから、「適切な」ロジックを組み立てる。
「アイツが悪い」ことをロジカルに自分に納得させ始める。
そんなわけで、SNSはロジカルな正論が溢れている。
みんな、「アイツが悪い」。
でも本当は、そのイラつきや悲しみの原因はそれじゃない、と自分の心の底では知っている。自分自身すらもだまして、適当な「アイツ」を適当なロジックで攻撃して、それでも収まらずに怒りを増幅させているのは、決して「アイツ」のせいじゃない。
それは、自分がイラついている本当の原因から目をそらしているから。
自分と向き合うのは、結構胆力がいる。だって自分は、自分が思い描いている高尚な正しい自分とはかけ離れているんだもん。自虐か開き直り(自分は悪だ)でしか、そのギャップ受け入れられないんだもん。
だから目をそらす。自分は棚上げし、「アイツ」の悪を叩くことで、自分は正しいと思い込む。
それ、そろそろ、しんどくない?
だって、自分の底ではちゃんと分かってるんだもん。自分が正しいわけじゃない、って。
別にいいと思う。実際の自分が、自分が思い描いていた正しさ、正解、正義じゃなくたって。
それでも、大好きなものや大事にしたいものがある自分がいる、のはホントなんだもん。
自分の理想に近づけないイラつきや悲しみを他の誰かにぶつけるのをやめて、大事にしたいものを今よりもっと大事にして、そのイライラから自分を解放すればいいと思う。
さて。
ぼくの地球を守って 通称「ぼくタマ」。
過去と未来が交錯し、過去に囚われ、引きずられ、・・・が宇宙規模で起こる物語。←この説明、分かりにくいな笑
まあいい。設定とかこの際、ただの副産物でしかないから。
自分に還る、未来に還る、お話。
些末なアレコレに振り回されて、思考が「アイツが悪い」に行っちゃってたら、これ読んだら戻れる、自分に。
てか、泣く。
↓ ぼくタマ、続き。「ボクを包む月の光」息子の話なんだけど、輪くんの話なの。いろいろ回収されてて、ああ!!って思う。
↓ そしてまた続く。
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