#15 逆質問の意図②逆質問を考えるときに大切な3つのこと
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キャリアコンサルタントの笹井典子です。
逆質問の意図について、前回少しお伝えしましたが、本日は、逆質問に大切な3つのポイントについてお伝えします。
前回の記事→逆質問の意図①
企業側からの逆質問の意図、1つ目のポイントです。
それは、「企業にどれだけ興味があるか」ということです。言い方を変えれば「どれだけの企業研究をしているか?」ということを図られていると言っても良いでしょう。 その会社に興味があれば、様々な情報を集めて調べるはずです。企業のホームページやIR情報・四季報・説明会の情報・OBOG訪問からの情報・商品やサービスなどなど。学生のあなたが、多くの情報全てを100%理解することはできないのは当然です。また「もっと知りたい」と思うこともあると思います。
興味を持っているかどうかがなぜ大切か?という点については前回もお伝えした通りですね。
そして、2つ目のポイントは「企業で働くイメージができているか?」という点です。
どんなに企業のことに興味を持って調べていたとしても、ただの情報を集めにとどまってしまってはNG。
なぜなら、働くイメージができていない方や、企業に就社したい憧れが先行している方は、就職してからのミスマッチが起こりやすい。結果的に「思っていたのと違っていた」と言って、新卒入社後6ヶ月以内に退職してしまうことが多いわけです。
せっかく苦労して採用した人材には簡単に辞められたくないですし、新入社員が「思っていたのと違っていた」と言って次々に退職してしまったら、採用担当者の力量(見る目)も疑われてしまいます。
そして、3つ目のポイントは「その質問の意図は何か?を考える」
2つのポイントを考慮していれば、3つ目のポイントはクリアできますが、質問をするときには「何故そんな質問するの?」と言われても答えられる内容のものか?「逆質問することが目的になっていないか?」ということを考えてくださいね。
この3つのポイントを考慮して逆質問を考えてみましょう。
逆質問の考え方として、私が学生の皆さんに伝えているのは次の2点
①自分がこの企業で働いていることを妄想しながら企業情報をみてください」
②自分が、この企業のことを明日後輩に説明をしまければいけないことになった、というつもりで調べてください(質問が来たらどうする?答えられるくらい理解できている?)」
そのためには、企業の事業内容や商品情報の理解は必須ですし、職業理解も大切です。
各職業(営業や事務職など)の理解をするためには、採用情報に掲載されている先輩情報や、OBOG訪問などを活用してみましょう。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Have a great career_weave!