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新宿でナンパしながら起業する

男が本当に好きなものは二つ。危険と遊びである。そしてまた、男は女を愛するが、それは遊びのなかで最も危険なものであるからだ。

フリードリヒ・ニーチェ


💁‍♀️10日後の半年記念日のディナーはどこにしようか。
🙆‍♂️う〜ん、どこも素敵なお店ばかりで迷うね。
💁‍♀️ここなんてどう?お祝いのプレートもおしゃれだしここがいいな。
🙆‍♂️いいね!そこにしよう!

彼女との半年記念日。
女の子からしたら大切な1日なのかもしれないけど、
僕は記念日を大切にするタイプではないし、ましてや半年記念日なんてスルーしてもいいんじゃないかと思ってしまう。
今まで付き合った人とも半年記念日をしっかりお祝いしたことはない気がする。
でも今回の彼女は僕にとって特別だ。今まで出会った中で圧倒的に1番タイプな顔をしているし、声も可愛いし、色白で肌も綺麗だ。
そんな彼女にお祝いしたいと言われたらちょっと高級なディナーだって二つ返事で予約してしまう。

記念日当日は、おしゃれなディナーに素敵な記念日プレートでお祝いした。
財布的には少し痛いけど、彼女が喜んでくれて本当によかった。
これから先も2人でもっとたくさんの思い出を作ろう。



それから、2週間後に突然フラれた。とても残酷だった。
たしかに些細な喧嘩は多かったけど別れるほど深刻だとは思っていなかった。
ドライブでアウトレットに行った、帰り道に突然別れ話を切り出された。
意味がわからなかった。目の前が真っ白になった。
もう一度考え直してもらうように説得することも一瞬頭をよぎったがそうはしなかった。
こうなってしまった以上、説得に意味があるとは思えなかった。


女子はいつだって残酷だ。
なにを考えているのかまったくわからない。僕が彼女のためにこんなに尽くしてきたのになぜ別れなければいけないのか。
なんなら2ヶ月前に彼女の最寄りの近くに引越したばかりだった。

なにも考えられないし考えたくもない。その日は一晩中泣いた。
おろらく泣いたのは中学の部活の引退試合以来だと思う。
フラれたことが本当に悔しかったし、ムカついた。


この先どうすればいいのかわからなくて、人生の絶望感におそわれた。
しばらくは1人で過ごしたくなかったので、とりあえず片っ端から友達に連絡した。
フラれたことに対しての相談というよりはもっと大枠で人生についていろいろ相談してみた。
友達は僕を慰めつつ、具体的なアドバイスをくれた。

やるべきこと

経営者をしている女友達はこんなことを言っていた。
💁‍♀️あんたの現状はなんにも変わってない。もっと器の大きな人間になる必要があるし、女子はそういうのに敏感だよ。いまが人生最後の分岐点にいると思ってもっとリスクとった方がいい。
逆にリスクをとらないと決めたなら会社員としてとことんやりきって成果をだすべきだと思う。どっちつかずの状態が1番よくない。
でも昔からメンタル弱いし、まずは無条件で応援してくれる絶対的味方になる人を見つけるべきだと思う。それにあんたは好きな人に応援されると成果でるタイプでしょ。

リクルートの友達はこんなことを言っていた。
🙆‍♂️ゆうきさんは好きな人に応援してもらってこそ本気がだせるタイプだと思う。逆に好きな人がいない今の状態はまったく能力が発揮できないと思う。だからまずは好きな人を見つけるべき。

2人の意見に共通していることは好きな人を見つけて応援されるということだった。

ならばやるしかない。
人生のバイブルをクローゼットから取り出した。

大学生の頃に出会って最も感銘を受けた本の1つ。
この本で卒論を書こうとしたら教授に怒られた。自分の中ではそれくらい良書。ただここ数年はこの本の存在を完全に忘れていた。
大失恋をしたことでこの本を久しぶりに思い出した。

その本の中ではモテを以下のように定義していた。
『モテ = ヒットレシオ × 試行回数』
※試行回数:女性と出会う→2人で会う→セックスまでを1試行とした場合のその回数.
※ヒットレシオ:試行が上手くいく確率.
※試行回数の定義にもよるが一般的なアラサー男性のヒットレシオは10%前後に着地する。仮にまともにトライできる女性の数が年に3回の場合は、1年あたりに獲得できる女性の期待値は、『10%×3人=03人』
27歳男性の場合、大学入学後に恋愛市場に参戦したとしてプレイヤー9年目。『03×9=2.7』つまり経験人数は2〜3人程度ということになる。

目標数値と条件

今回の場合はヤることではなく、あくまで好きな人を見つけて最終的に付き合うことが目的なので上記の方程式を少しアレンジすることにした。
『モテ(出会いの数) = ヒットレシオ(1on1で会いたいと思える人の連絡先get数※以下LG) × 試行回数(連絡先交換を打診した数)』

つまり出会いの創出をメインにしている。
ただ、なりふり構わず連絡先を交換するとなると目的の達成ができないので、以下の追加ルールを自分に課した。
①1on1で会いたいと思う人のLGのみカウント可
※大量にLGしても1on1で会いたいと思える人ではない場合はノーカウント
※実際にアポの打診まで行う
②マチアプを含め、ネット上でのLGはノーカウント
※マチアプの写真で1on1で会いたいと思えるかどうか微妙なため
※マチアプOKにした場合は難易度が低すぎるから
③30日間(9月)で100LGの達成

①②③をすべてクリアした場合、タイプの人の連絡先を30日後には100人ゲットしていることになる。
これが実現できればさすがに失恋のダメージも忘れている気がする。
それに、応援してくれるタイプな彼女ができている確率はかなり高いと思う。

どうやって達成するのか

30日間で100LGするには1日3.3LGすればいい。
これだけ考えるとそんなに難易度は高くなさそうではある。
しかし、今回はただ100LGすればのでなくあくまで
1on1で会いたいと思う人に限定されている。
なのでとにかく出会いの場に繰り出す回数が最重要視されるはずである。

パッとでてくる方法としては以下の5つがありそうだ。
①ストリートナンパ
②相席ラウンジ
③街コン
④クラブ
⑤イベント


まず①のストリートナンパはかなり有効そうではある。
時間、場所を問わずにLGの可能性があるし、工夫次第ではタイプの子を狙い撃ちできそうな感じはする。

②の相席ラウンジも悪くはないと思う。ただ、タイプな子と相席できる期待値は少し低い気がする。また、1時間7,000円前後するためコスパをあまり良くはない。最悪ブ○と会話して何もなく終わる可能性もある。
だから、これはサブウエポンとして考えた方が良さそうだ。

③の街コンはどうなんだろう。街コンのサイトを見てみるとさまざまなイベントがありそうだ。タイプな子の定義が難しいが、1クラス(女子)15人に2〜3人気になる女子がいると仮定した場合、小規模なものは微妙かもしれないが、40名以上参加する比較的な大規模なものだと可能性はありそうな気がする。
40名参加(女子20名)の場合、3〜4人はタイプの人がいる可能性が高い。
参加するイベントを絞れば十分戦えそうではある。

④のクラブは、判断がかなり難しい。
傾向としてはクラブはイケてる女子が多いと思う。
一方で現代のクラブでのLGは難易度は非常に高い。
都内の有名どころとしてはアトム、ネバラン、ワープなどがあるが、
競合(男)も相当強い。勝てる見込みのあるフィールドかどうかが微妙なところではある。
また、経験上クラブでのLGは死番化(返信がないこと)しやすいので相対的に1LGの価値は下がってしまう。
ただ、無双モードに入れば1日10LGも狙える場所だとは思う。
ウルトラCとして戦略に組み込む価値はある。

⑤のイベントはかなり未知数だ。
マルチの可能性もある。
イベントに詳しい友達に聞いてみる必要がある。
良さそうなイベントがあれば30日間の中で1〜2回行ってもいいかもしれない。

総合的に判断して100LGの設計は以下でどうだろうか。

100LG内訳

果たしてこんなグラフになんの意味があるんだろうか。

まとめ

【概要】
好きな人を見つけて付き合うプロジェクト
期間:9月1日(日)〜9月30日(月)
参加者:ゆうき1人

【目標】
GOAL:タイプ値10との出会いの創出/交際
定量目標:100LG(1on1で会いたいと思える人のみに限る)
定性目標:コミニケーションスキルの構築・深化、メンタルの強化、各チャネルの有効性の分析

【戦略】
・声かけ:30人/1日
・LG:4人/1日
・連れ出しorアポ:1人/1日〜3日

【フェーズ別行動目標】
・声かけ:1,000/1日平均33.3
・シカト:450/1日平均15.1/合計45%
・会話:650/1日平均21.1/合計65%
・LG:100/1日平均3.3/合計10%
・アポ:10/1日平均0.33/合計1% 

【スケジュール】
空き時間のすべてを投下

【その他ルール】
・未成年者・既婚者にはいかない(彼氏持ちは可)
・仕事が入った場合は、そちらを優先する
・規則正しい生活を送る(朝活の継続)

ストリートナンパ、街コンを主軸にして、相席ラウンジ、クラブ、イベントで漏れたところをカバー。ストリートナンパでどれだけLGできるかが最大の鍵にはなるだろう。

とにかく9月の30日間で自分のエンジンとなる好きな人を見つけて、
失恋から立ち直り、会社員を辞め、自分の事業に立ち向かうための英気を養おうと思う。


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