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就職説明会時の質問で印象が上がる人、下がる人
フリー面接トレーナーのnoriさんです。
面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ】
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。
就職期を迎えた学生さん、これから公務員試験を控えている方々。
最近いたるところで説明会が多くなってきましたね。
今日たまたま、続けざまにこんな質問を受けました。
「説明会で質問した方がいいですか?」
毎回同じことを伝えますが、「YES!質問があるというのは相手への興味の表れだよ」
せっかく話してくれた相手に、「質問はありません。」というのは、なんとも味気なく冷たい感じですね。これは興味ないのメッセージになってしまいます。
説明会時から、見られている、評価されていると考え、印象アップの「質問」ができるように準備しましょう。
今日の【めんたいこ75】
今日は、上手に質問をするためのコツを書きます。
ところで、人に質問をするのは得意ですか。
きちんと聞きたい答えが返ってきますか。
あるいは、聞くことに勇気がいるから、聞けずじまいになっている。なんてことありませんか。
昔から、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」なんていう言葉もありますので、質問をすることは自分の知を深めるためにもとても重要です。
ましてや仕事をしたことがない就職生にとっては、この質問を通して、世界観を広げていく必要があります。
しかし、質問の仕方や質問のポイントを誤ると、かえって印象を損ねてしまうこともありますので、ある程度の対策はしておきましょう。
失敗質問例
よくある失敗例は、言わずもがな、わざわざ聞かなくてもいいことです。
例えば、給料は?勤務地は?なんてことは、直前の説明会で話していたか、募集要項を見ればわかることです。
また、地雷を踏むかのごとく、失礼な質問をしてしまうことです。
「先輩から退職者が多いと聞きましたが本当ですか?」
何の意図もなく、聞く内容ではありませんよね。
事前にその聞きたいことが適切かどうか、判断しておくことをお勧めします。「何も考えない人」、「興味がない人」、「無礼な人」と思われないように要注意です。
福利厚生については、多くの方が聞きたい内容だと思いますが、そればかりに終始してしてしまわないように、仕事や事業の内容についても織り交ぜて質問しましょう。「働く気が無い人」などと思われないように。
聞き方のコツ1(質問の意図を伝えて的を絞る)
まず第一に、質問は自分が聞きたいことを聞くことが大切です。
そのためには、自分がどのようなことに興味関心があるのか確かめておくことも大切です。
職場の仲間、職場の風土、仕事のやりがい、ワークライフバランス、キャリアプランなど様々な要素がありますので、まずはそこから絞ってみましょう。
そして、質問をするときは、自分の考えを簡潔に述べて質問ができるように準備しましょう。
例えば、職場の雰囲気や同僚の様子を聞きたいとき、「職場の雰囲気はいかがですか?」と聞いても、「みんな仲良いよ。」と言われるのが落ちかもしれません。
そこで、「私は、仕事では職場の仲間と一緒にチャレンジをしたいと思っています。〇〇さんから見て職場のチームワークはいかがでしょうか?」等と、自分がその質問をしたい意図を添えて質問することで、相手が的を絞って答えやすくなります。
「雰囲気はどう?」のように漠然とした質問が空いては一番困ります。
みなさんも、初対面の人から「最近どう?」と言われても困りますよね💦
質問のコツ2(クッション言葉を活用して聞きにくいことを聞く)
聞きにくいことを、聞きたい場合もあります。
例えば、残業についてや転勤について。
個人的には率直に聞いてしまいたいのですが、関係構築ができていな説明会等では、さすがに気が引けるものです。
そこで、丁寧な表現を取り入れて、謙虚な聞き方を身に付けましょう。
それがクッション言葉です。
失礼ですが、恐れ入りますが、もし可能であれば
といった言葉です。
社会人を経験していれば普段から使いますが、学生さんだと案外、使用経験は少ないかもしれません。
また、先ほどのコツ1でもお伝えした意図を伝えることと組み合わせればさらに聞きやすくなります。
例えば残業時間が気になる方は
「私は仕事終わりの時間を使って資格取得など勉強をして、仕事に活かしたいと考えています。そのため学習時間を確保したいのですが、もし可能であれば、月の残業時間を教えてください。」
このような形で、聞くことで、相手にも不快感を与えずにすみますね。
聞き方のコツ3 相手に合わせて聞く内容を変える
最後は、相手によって質問を変えることをお勧めします。
説明会ではよく若手とベテランの組み合わせで登壇されることが多いと思います。
いい質問がきて、うまく喋れたら聞いてくれた相手のことを好印象として残ってくれる可能性があります。
そこで、相手にうまく喋ってもらうために、
若手(特に1~2年目)には、採用試験のことや、入社前後のギャップ、新人から見ての職場の印象など
答えやすい質問を投げかけると良いと思います。
人にもよりますが、苦労した経験や成功談などは、特に新人であれば、経験してないこともありますので、うまく喋れずに本人が苦しい想いをしてしまう可能性もあります。
反対にベテランの方には、仕事の経験談(特に成功事例)などを尋ねてみてください。豊富にありますからね。逆に、採用試験の話など、昔過ぎることを聞くと、思い出すのに大変ですし、参考にならない場合もあるので、話し手いて気持ちいことを話させてあげることも大切です。
もちろん、大前提は、自分が聞きたいことであることが大切です。
質問のコツ4 相手に興味を持つ
私は、質問をする際に意識していることが2つあります。まず「相手の名前を呼ぶ」ことです。これは、他でもないあなたに聞きたいの意味も込めて聞いていますが、名前を呼ぶことで友好度は高まると思います。
私も、「先生」と呼ばれるよりも「nori先生」と呼ばれた方がテンションが上がります😊
そして、相手の経験談を聞くようにしています。
その方がわざわざ来てくれていることも考慮し、会社概要や会社を主語とした話だけではなく、最後は、「〇〇さんが●●の仕事を経験して一番印象に残っていることは何ですか?」と尋ねます。
先人の知から学ばせていただくことで、そこでの仕事にどのようなやりがいがまっているか、その職場の方々はどのようなことに価値観を持っているか、直接学ばせてもらうことができます。
最後に
質問ひとつで難しく考えさせてしまったかもしれませんが、聞き方一つで、質問者の個性が表れます。
ぜひ質問を通して自分の熱心さや志望度の高さを示してみましょう(^^)
説明会に行く前に、第三者にこんな聞き方でいいかな?と尋ねてみると良いと思います。自分では見えてなかったことがわかりますよ。
そして、もしよければぜひ私を頼ってくださいませんか!?
プロの視点で、みなさんの良さを一緒に見つけていくパートナーになりたいと思っています。
ぜひよろしくお願いいたします(^^
https://coconala.com/services/2612291
今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~
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![引地憲幸(フリー面接トレーナー☆noriさん)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92726315/profile_473086d9d84181b5f165820a0ae4d351.jpg?width=600&crop=1:1,smart)