面接で"簡潔に話す"の誤解
フリー面接トレーナーのnoriさんです。
面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ】
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。
2月になり、就活も本番直前、あるいは早期選考の段階でしょうか。
面接対策やってますか!?😊
今日は面トレ(面接トレーニング)の中で、多くの方がつまずくポイントについて、対策も含めてご紹介しますね。
今日の【めんたいこ69】
一度でも面トレした方は、「簡潔に話しましょう」と指摘を受けたことがあるのでは?
そう言われて、頭ではわかったつもりでも、いざ話してみると上手く話せないことってよくありますよね。
ここで、「簡潔に話す」ということの意味を考えてみます。
簡潔とは、伝えたい内容を簡単に分かりやすくという意味です。
この意味を正しく理解していないと正しく「簡潔に」話せません。
"簡潔に話す"の誤解
よくある誤りは、「簡単に話す」ことです。
同じような意味ですが、簡潔と簡単は似て非なる言葉です。
簡単は文字通り、「簡単に」、「単純に」といった意味で、簡潔の意味である、「分かりやすく」が抜けています。
簡潔に話そうとして失敗する方の特徴は、まさに簡単に話してしまうことです。
例えば、
という答え方は簡単で、どちらかというと雑な答え方ですよね。
簡潔に答えると言うのは、
このように、長くなりすぎなうように、伝えたいことの要点をまとめ話す必要があります。
確かに、簡単に話すパターンでも面接官から深堀質問をしてくれることもありますが、相手が聞きたいことを理解して、必要十分な話を第一声で返答できることは、相手の意図を汲み取る力ですので、最低限求められるコミュニケーション能力と言っても良いと思います。
簡単になっている人は、最低限理由まで話そう
簡潔と簡単が似て非なる、異なる意味合いだと理解してくれたと思います。
では、現時点で簡単な応答になっている方は、どうすれば簡潔な話し方ができるか考えましょう。
簡潔に話すポイントは、それがわかりやすいかどうかです。
わかりやすいとは、相手が聞きたいことが届いているかどうかです。
上記の例ですと、「がんばったこと」を答えれば良いのは間違いありませんが、アルバイトだけでは、「何を」「どのように」「何を得た」のかわかりません。
確かに「コンビニのアルバイト」と答えるだけでも、イメージとして「顧客対応」などのイメージはあるので、想像できなくありませんが、解釈を相手に任せていては、自分が本当に伝えたい内容でない可能性が高くなります。
そこで、「なぜそれをがんばったと言えるのか」という理由をきちんと伝える準備をしておくことが必須です。
それがあるかどうかで、伝えたいメッセージが何かわかりやすくなります。
最後に
話し方には個性が強く出ると思います。
失礼ながら、私の元に訪れてくれる方の話し方を楽しみにしています。
上記のように簡潔に話せと言われて、簡単に話す方は、正直なイメージがああります。
嫌味ではなく率直に思うのは、バカ正直になって自分が損してしまわないようにしてもらいたいです。
相手の求めを理解し、伝えたいことが最短距離で、正しく伝われば、人柄だけではなく、コミュニケーション能力の高さも同時に伝わります。
簡潔に伝えることが苦手と思う人ほど、まずはどのようなことを伝えていくか考えて、面トレしていきましょう😊
今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~