履歴書・ES・面接カードの上手な添削依頼の仕方
フリー面接トレーナーのnoriさんです。
時期的な問題なのか履歴書等の添削依頼が増えてきました。
もちろんどんな内容でも、不十分な内容でも応じてますが、時に依頼者の求める添削に応えきれないことがあります。
それは、私が未熟だからということもあるかもしれませんが、今回は依頼者と指導者のギャップについて注目してみたいと思います。
私に限らず、誰かに就職指導の依頼をするときの参考にしてください。
今日の【めんたいこ60】
就活生の皆さんは、これからたくさん書き上げるかと思えば、今から憂鬱ですね😵
そんな履歴書・ES(エントリーシート)・面接カード(公務員志望)は自分だけで自己評価をせずに第三者の目で評価してもらうことをお勧めします。
今回はこの評価をしてもらうための添削依頼の仕方についてですが、添削と言ってもただ文章構成や誤字・脱字・誤植、読みやすさ、他にも適切・不適切な表現なのか、提出前に確認してもらいたいなど各種要望があると思います。
その際に、添削の目的をきちんと伝えておくことで、より良いフィードバックを得ることができます。
目的① 文章評価
添削を求める代表的な目的は、前述した通り文章の良し悪しだと思います。
このような、文章自体の評価に期待を寄せてくれていると思います。
目的② 印象評価
また、面接官がどのように感じるかを目的とした、人物評価も添削の大切な目的です。
これは、初見であれば、そのまま面接官の立場としてどのような印象を受けるかをフィードバックしてもらえます。
このような感覚的な印象評価ももらうことができます。
また文章評価と組み合わせて、
「もっとこういう表現だったら良いのに」といったフィードバックも期待できます。
ここまでが通常の添削の目的です。
次に発展を目的とした添削についてです。
目的③ 内容のアップグレード
これは何度か指導を受ける必要があります。
現在の自分が書き上げた内容について、
「この話よりも、あなたにはもっと相応しい内容があるのでは?」
という視点に立って、話の内容を再構築あるいは新たな視点で構築していくことを目的としています。
人はどうしても、最初に考えた内容や選んだ内容が一番最善と思いがちな生き物です。(初頭効果)
そのため引き出しの中身が増えないまま面接に臨んでしまい、「他にはありますか?」などと問われた際に応用がきかなかったり、浅いままの話で終わってしまいます。
また、履歴書等に自己PRなど記入する際に、前述と同様に最初に考えたことをそのまま書いたり、他の応募先にも同じことを書いたりすることは、必ずしもその受験先にとってベストな回答とは言えない可能性があります。
受験先ごとに求められる人物像や仕事内容に応じて自己PRを柔軟に選択することができれば、応用力があり、幅広い経験を持っていることが示せます。
これについては、いつも指導してくれる方がいれば、その方ならあなたの良さを引き出してくれたり、これまで聞いている話から話すべきことを提案してくれると思います。
最後に
これまで紹介した依頼方法を順序立てて紹介します。
「添削お願いします」とお願いするものの、自分が求めるフィードバックと異なることを指摘される可能性があります。
また、せっかく、指導者と一緒に仕上げた内容を根底から崩されたら溜まったものではありません。
そのため、最終仕上げの場合、「最後の確認として誤字チェックをお願いします」等と具体的に相談・依頼内容を伝えることが大切です。
あやふやなまま添削を依頼していたら、色々な方からそれこそ十人十色なフィードバックを受けて混乱してしまうだけです。
十分に気を付けましょう!
今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~
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