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ジェンダーバイアスの再生産。娘にピンクグッズを揃えてしまう私。

ジェンダーバイアス!子供が産まれてから一気に感じるようになって、特に結論があるわけではないけど、もやもやしていることを書いてみる。

ジェンダーバイアスの世の流れ

まず、「ジェンダーバイアス」とは、社会的・文化的な意味での性差に対する固定概念や偏見。らしい。

例としてよく挙げられるのが、子供だとこんな感じ。

女の子=ピンク、赤、お花、リボン、可愛らしい、うさぎ、おままごと
男の子=青、緑、車、動物、恐竜、電車、戦いごっこ

大人でいうと、こんな感じ。

女性=家事、育児、看護師、アナウンサー、介護、料理
男性=ビジネスマン、力持ち、一家の大黒柱、医者、リーダー

時代の傾向としては、大人のジェンダーバイアスについてはかなり問題視されてて、改善されつつあるものもあるんじゃないかな。
看護婦から看護師とか。育児をする男性をイクメンってピックアップするのはおかしい、とか。

私の夫は育休を取ったけど、これも法整備が進んできたり、同世代の中では決して珍しいものではなくなってきてると思う。

あとは、サザエさんが今の時代に合わなさすぎて放送禁止になるんじゃないかって言われてたり、ファミマのお母さん食堂シリーズが販売中止になったり、NHKの「おかあさんといっしょ」のタイトルはどうなんだ、とか。

こういうのがおかしい!って声が上がるようになってるのは良いことだよね。気が付かないで無意識にジェンダーを押し付けられるのが一番怖い。

ベビーグッズのジェンダーバイアス

子供が産まれてから感じるのは、子供のジェンダーバイアスはかなり根強いのではないか!?ということ。
赤ちゃんグッズ見てると結構男女ではっきり分けられてる気がする。

元々、私自身LGBTQに興味があって、子供が産まれる前までは名前を中性的にしたい、性別関係なく子供が好きなものを尊重したい、いわゆる女の子らしさの押しつけにならないようにしたいなって思ってた。

でも実際に産まれてみてから自分の中にある価値観が大暴走!笑

産前に用意していた服は黄色、黄緑色、デザインも割とシンプルなものだったけど、産まれた後に買ったベビー服の8割くらいはピンク。それ以外はお花柄とかリボンとか。

今目の前にいるぷーこに買いたい、着せたいって思うものはいわゆる女の子っぽいものが多かったんだよなぁ。

出産祝いも沢山いただいたけど、そのほとんどがピンク色。
細かくいうと、同世代の友人からの頂きものは黄色とかグレーだったけど、親戚とか年上の人からのものはいわゆる女の子っぽいものが多かった印象。

貰いものはある程度予想できたけど、自分が好んでピンクグッズを買いそろえるとは思ってなかったなぁ。自分でびっくりしてる。

元々自分がピンク好きっていうわけでもなくて、どちらかと言うと寒色系の色が好き。あとは、自分がジェンダーバイアス意識しすぎて女性らしさをイメージするピンクをあえて避けることもあったと思う。

いや、ある意味でこのピンクを避けたかった自分、中性的なものを求めてた自分、っていうのもバイアスかかってんな~って分かってて、どうやってもジェンダーバイアスからは逃げられない。笑

自分がぷーこにピンクを買うのは、いろんな理由があると思ってて、
・ぷーこに似合うと思うから
・女の子用っていう感じがするから
・髪の毛が短いから洋服で性別を判断されるから
・じじばばたちに可愛いぷーこを見せたいから
・かわいいから
・柄が自分の好み
とかかなぁ。

まだ子供がこれが好き!っていうのは言えないから、基本的には親の私が選んだもので環境が整えられていくと思う。

こうやって育てられた子供たちが、女の子=ピンクっていう価値観が植え付けられていくのか?って思うと、タイトルに書いた「ジェンダーバイアスの再生産」になるのかもしれないな…と思うこのごろ。

ジェンダーバイアスの再生産を担ってしまう私

こんなにめんどくさく考えなくても、好きなもの着せればいいじゃん!って思う自分と、こうして次世代にもジェンダーバイアスが引き継がれてしまうんだぞ!って思う自分。笑

別にこうした方がいいっていう正解はないんだけど、ぷーこが意思表示できるようになってきたら、ぷーこが好きなものを選んでもらうようにしようかな・・・。

前にnoteで、息子にランドセルの色を選ばせたら、赤がいい!と言っていて、それを買うかどうかすごく迷った、っていう記事を読んだことがある。

それを読んだ時は、本人が選ぶもの買ってあげたいな~って思ってたんだけど、最近の自分の行動を振り返ると、本当にそれができるのか・・・?と疑わしくなってきた。笑

ピンクに限らずだけど、自分の中には思ってた以上にジェンダーバイアスって根付いていて、簡単には変えられないんだな~。

そんな世界で育つぷーこが、何色を好きになって、どんな遊びを好んで、何色のランドセルを選ぶのか、それはそれで楽しみだけど。

そもそも、そのもの自体に性別があるわけではないのに、無意識に男女で分けられてるものっていっぱいあって、面白いな~と思う。

まぁまずは自分の中に潜んでいたアンコンシャスバイアス(無意識バイアス)に気づくことが大事だからとりあえず良しとしよう。

回りくどいこと色々書いたけど、ぷーこが好きなものを好きと言える世の中でありますように!!!

言いたいことはそれだけ!!!




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