睡眠時間の長さも大事。
こんにちは。よーこです。
体調はいかがですか。年末年始でゆっくりしたはずなのに、なんだか疲れていませんか。花粉症の季節もやってきて、この辺でもう一度体調を戻しておいた方が良さそうです。今日は、もうちょっと休んでもいいんじゃない?です。
残業は何時間くらいでしょうか。医師の残業時間は月40〜80時間が一番多いそうです。中には240時間の残業をするかたもいるそうで、週休1日としても1日に15時間勤務することになります。1日で考えると朝9時からだと深夜1時までの勤務ですね。
家に着いてから出社まで6、7時間なので何もできません。
これは極端な例ですが、残業は何時間までできるのでしょうか。厚生労働省の定める過労死基準の中に、「月100時間の残業」と言う項目があります。なぜ100なのか。それは1日の睡眠時間と関係しています。
1日24時間のうち、8時間勤務+1時間休憩+通勤往復2時間+朝食や夕食・余暇4時間として、残りは10時間です。この残りが睡眠時間になりうるのですが、もし100時間残業すると、1日5時間の残業をすることになるので、睡眠時間は5時間になります。5時間またはそれ以下になると脳や心臓疾患を発症するリスクが高まるのです。
このことから、「100」を一つの基準にしています。
企業もこれを守る・守らせる義務があります。会社で残業をさせる場合、「労働基準法第36条に基づく労使協定」(36協定と呼ばれます)が必要です。繁忙期の残業時間は月100時間未満にすること規定されています。
長時間労働はだめ、とはよく言いますが、睡眠時間が削られることがダメなのだ、とはあまり知っている人はいません。単純に働き過ぎはよくない、イメージ。
とにかくたくさん働きたい人も、そうではない人も、睡眠時間の確保という観点から、働き方を見てみるのも良いかもしれません。
睡眠時間は何時間が最適ですか?その分取れていますか?
今日の参考資料
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000516867.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/000833808.pdf
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