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【こども食堂に絵本を寄贈していただきました】絵本寄付書店さんへのお礼【渋谷文芸食堂】

こんにちは!
渋谷区の恵比寿でこども食堂・渋谷文芸食堂に携わっているふじもんです。
今回はタイトルの通り、絵本寄付書店さんから渋谷文芸食堂に本の寄贈をして頂いた経緯の説明とそのお礼のために筆を取っています。
よろしければ最後までご一読くださいませ。

絵本寄付書店さんは個人、団体問わず本や絵本の寄付・受け取りができる取り組みをされています。
「限られた活動予算だけど絵本が欲しい」
「こどもたちに絵本を読んであげたい」
「読まなくなった絵本が今のこどもたちのためになるなら」
という想いをお持ちの方のお役に立てる記事になれば幸いです。


渋谷文芸食堂の想い

本題に入る前に渋谷文芸食堂のことを少しご説明します。
私が携わっているこども食堂は文芸食堂という名の通り、ごはんを食べたり遊ぶだけでなく、大人もこどもも文芸体験を楽しんでもらえる場所にしよう!
という想いを持って活動しています。
読書をしたり詩を作ってみたり、遊びに来た人たちでカルタをしたり…。
そういった文芸活動の経験が直接・間接的にも豊かな人生に繋がると考えています。
そして「食育・共食」「子育て支援」「第三の居場所」「地域交流」といったことも併せてアプローチできるのがこども食堂という場所であり、それらを共存させていくのが渋谷文芸食堂の目指す姿だと考えています。

なぜ絵本を大切にしたいのか

こども食堂での文芸体験・活動に対する想いはありつつも、現実的には毎月の食材費やボランティアさんの交通費、配布するチラシ代などで精いっぱいです。
特に絵本は限られた予算内ですと高い買い物の部類に入ります。
しかし、絵本は小さいお子さんでも楽しみながら言語能力・読解力やこころを養うことに一役も二役も買ってくれる素敵なものであり、大人にとっても面白いと思える、学びのあるものです。

もちろん絵本だけが重要というつもりはありませんが、幅広い年齢の方が交流できる場を目指す渋谷文芸食堂にとっては、絵本が多世代交流のカギになるのではと考えています。
しかし、購入するにはハードルがある…。どうすればいいのか悩んでいました。

絵本寄付書店さんとの出会い

そんなモヤモヤを抱えたまま日々を過ごしつつ、何かヒントを得られないかと思い、認定NPOこども食堂支援センターむすびえさんのセミナーに参加しました。

そこで登壇された「こども食堂さくら」の高橋清人さんから、味の素グループが実施している「アジパンダ食堂」の支援を受けていることや、「Amazonみんなで応援プログラム」など様々な仕組みを活用してモノの寄付を受けていることをご紹介頂きました。

「これだけ世の中にモノを寄付してくれる仕組みがあるのなら、もしかすると、絵本の寄付をしてくれるところもあるのでは…?」
という発想に至り、検索してみたところ絵本寄付書店さんがヒット!!
すぐさま渋谷文芸食堂のメンバーに共有して、寄付を受けることにしました。

絵本寄付書店さんのHPに掲載されている本・絵本一覧からメンバー内で検討し、申請。絵本を寄贈して頂きました。
以下、その一部をご紹介いたします。

・あおくんときいろちゃん
・世界のことばあそびえほん
・木
・さる・るるる
・ピーターラビットの絵本 ; 24 こぶたのロビンソンのおはなし
・ハーメルンの笛ふき男
・怪物はささやく
・かずのえほん : かぞえておぼえる
・建設機械レンタル会社図鑑 : 未来をつくる仕事がここにある
・いじめのきもち

上記のものを含め28冊の本と絵本を寄贈して頂きました。
本当にありがとうございます。

他にも絵本を寄贈して頂ける取り組みが!

また、今回ご支援を頂いた絵本寄付書店さん以外にも「絵本ナビスタイル」さんがこどもの居場所支援として無償で絵本と本棚を寄贈するという取り組みをされていることも知りました。
こちらにも申し込みをしたかったのですが、渋谷文芸食堂は独自の活動場所を持っていないため本棚を受け取ることができず断念…。
絵本の選書コンセプトがとても素敵です。自分たちの活動場所さえあれば絶対に申し込んでました…。

こども食堂に限らず、こどもの居場所づくりをされている団体さんであれば申請できるようですのでご検討されてみてはいかがでしょうか。


さらに、「クックパッド」さんのオリジナル絵本が月イチで届く「おりょうりえほん」というサービスの一環で食育絵本も無料で公開されています。
「おりょうりえほん」サービス自体は2023年に終了しているのですが、noteのページは公開されたままですので絵本データをPDFでダウンロードすることは可能です。

お子さんと一緒に食育を考えるきっかけに絵本を使ってみてはいかがでしょうか。

さいごに

改めて、今回絵本を寄贈して頂きました絵本寄付書店さんに感謝の気持ちを申し上げます。ありがとうございました。
渋谷文芸食堂に遊びに来てくださるお子さんや保護者の方のために大切に有効に使わせて頂きます。

今回紹介しきれなかった支援の取り組みや、団体さんのHP等を以下でご紹介しております。よろしければご覧くださいませ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この投稿がこども食堂の運営や読書体験の推進の一助になれば幸いです。

認定NPOむすびえ


こども食堂さくら


アジパンダ食堂


Amazon「みんなで応援プログラム


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