介護職の新しい働き方「カイテク」
最近知ったアプリです。介護に関する資格を持っている人ならだれでも登録可能。資格を登録しておくことで介護の仕事を単発で出来ます。
なんて便利な世の中なんでしょう!
これまでの介護の働き方
これまでの介護士の働き方は、施設や事業所に必ず登録をしてそこから仕事を請け負うといったものです。施設介護職員は、その施設内での業務を・・・訪問では利用者様のお宅に訪問して決められた業務をこなします。
一度施設に勤務するとそこがメインとして働く場所なので、なるべく休まないように業務に支障がないように勤務します。
介護士の体調管理
プロの介護士として専門知識のほかに自信の体調管理が含まれます。施設内で感染症が流行した場合は他の利用者様にうつさないようにすることはもちろん自分自身がかからないようにする管理意識が求められます。
この自分自身の体調管理というものは非常に難しい部分があります。私が今介護職として働いていない理由がまさにこれ!私は当時特別養護老人ホームでの勤務をしていました。
感染症にかかりやすい
わたしはどれだけ注意しても感染症にかかりやすい体質をしているようです。実は当時勤めていた施設では疥癬が大流行。疥癬により皮膚科へ私自身も通いました。
疥癬患者の衣類などは、熱湯消毒や乾燥機による高温殺菌が求められます。これがつらい・・・。疲れて仕事から帰ってきても、まずは着替えからスタートし自分自身がお風呂で疥癬のもととなるダニを洗い流し、衣類を消毒する。
どのぐらい疥癬に悩まされていたかという記憶は定かではありませんが、少しでも残っているとそこから再発するよといわれ半年以上、6~11月ぐらいまではこの生活を続けていたように思います。
施設内での勤務はほとんど疥癬にかかった人の介助が主でした。冬になるとだんだん利用者さまの状態も落ち着いてきていたので、終息に・・・。
ですが寒い季節にはインフルエンザとノロウイルスに注意しなければいけません。ノロウイルスに感染した場合は、隔離措置が必要です。
隔離生活の中で、利用者様と接する時間は不織布のエプロンが必須。掃除には次亜塩素酸ナトリウムが用いられていました。
一通りの処理を施設全体に広がらないように11~4月ごろまで常に注意をしていました。職員に再三注意が求められるなか、私も一度だけこの時期にお休みをしました。
嘔吐処理を失敗したのでしょうね。若いから甘く見ていました。
幸い、自分自身の嘔吐は一度だけ。あとはひたすら水分を飲んで回復を待つのみ。病院に行き念のため確認したところ、ウイルスは存在せず過労によるものだろうとのことでした。
一日だけ休んだのですがもともと職員間の空気は感染リスクでピリピリしていました。これ以上休んではいけないと心が疲弊・・・。
心が折れた・・・
度重なる感染症により私の心は折れました。
正直本当に基本的な生活介助に加えて感染症を広げないためにする時間のほうが多くとられている感じでした。
そして、何が一番いけなかったかというと「今の状態・・・つらい」とだれとも愚痴らなかったことです。吐き出す場所がないままストレスをためてしまい、『このままでは自分のほうが持たない』と思い3年で介護士をやめようと決めたのです。
今になってまた働きたい
介護職を辞めて一時他の仕事についていたのですが、介護という生活を支える楽しさややりがいは他の仕事にはない魅力です。そのため今のほうがまた働きたいと考えるようになりました。
そんな時になんと「カイテク」というアプリを知ったのです。最初は介護系の単発バイトのアプリと思っていたのですが、他の単発系よりも資格を持っていることを優遇してくれているのです。
大きな都市部では登録しておくといいことがあるかも!
カイテクのアプリ登録はすぐにおこなえます。現在利用ができる都道府県は一部に限られていますが、今後登録施設はさらに拡大すると思われます。
他の施設を見たり、自分自身のスキルを確認したり、私のような潜伏介護士が資格を生かして高時給で働ける画期的なアプリなのです!!!
実際の働きは?
登録してすぐに働けると考えた人もいるでしょう!私もその一人です。すぐに働けるかと思いきや、自分の近くの登録施設がなかったり応募を締め切られていたり、施設側が求める条件に合わなかったりで簡単にはお仕事ができません。
私の場合は在住地域にカイテクあまり広がっていないということもありますが、「カイテクで〇回以上働いた経験がある人」という条件が付いている場所が多いです。
どのあたりの地域なら働きやすいか!
カイテクで働きたいと思うならやはり東京近郊ならすぐに働く場所が見つかるはずです。登録施設が多く、施設の求人募集項目も多種多様。急な人材不足にも対応できるようにしているのでしょう。
登録だけなら無料なので、資格を持っているならぜひおすすめです。
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