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薬事業務はマンネリしやすい?ベンチャーだからこその成長とチャレンジ
皆さん、こんにちは!クオリティアシュアランス室の水澤です。前回は、薬事業務の醍醐味についてお話しました。
私がどんな人物なのか自己紹介がまだでしたので、今回は私が薬事に携わることになったきっかけやこれまでの経歴、カルディオインテリジェンスに入社した理由・今後の展望などをお話できればと思います!
薬事の道に進んだきっかけと前職での仕事
今思うと、私が24歳の時に母親が乳がんで他界しており、孫の顔を見せれなかったことを後悔しています。
少しでも同じような境遇の方を減らしたいという一念の一方で、当時勤めていた会社は医療関係とは縁遠かったんですが、タイミング良く知り合いから医療機器の立ち上げメンバーとして声をかけられたこともあって、薬事の道に進みました。
また少し専門的な話になりますが、前職での仕事についてもお話したいと思います。
自社の医療機器を製造販売するためには、医療機器製造販売業(以降、製販業)を取得する必要があって、①総括製造販売責任者、②品質業務運営責任者、③安全管理責任者の3役を社内に置かなければなりません。
そして前職で私は「安全管理責任者」として採用されました。
主な業務内容としては、海外向け製品に関する海外からのクレーム対応、製販業の許可取得に向けたQMS※(Quality Management System)ドキュメントの作成に携わっていました。並行して、販売予定の自社製品の製造業者との製造工程の確認や性能試験項目の依頼、認証基準の確認や申請ドキュメントの作成も担当していました。
※QMS
企業が製品やサービスの品質をよりよくすることを目指し、顧客満足度を高めるための仕組み
転職の決め手は「職場環境」と「人」
正直な話をすると、薬事業務を20年以上担当してマンネリを感じていたんです。取り扱う製品は違っていても、ドキュメント作成などの薬事業務は基本的には規格内で決まった事項に沿って行いますので、同じ作業の繰返しでモチベーションを保つことが厳しかったんです。
それで、転職活動をはじめました。
就活中は有難いことに医療機器メーカーから何件もオファーを頂きました。目に留まる業務内容がなかった中で、2社(1社はカルディオインテリジェンスで、もう1社は内緒です)からのオファーに興味を持ちました。
私が入社するにあたり、重要視するのは業務内容と職場環境です。
職場環境は入社してみないと分からない面もありますが、カルディオインテリジェンスでの面談は今までにないぐらい、良い意味で緊張せずまた面談して頂いたメンバーとの雰囲気がとても和やかで、この方たちと働いてみたいと思ったことが一番の入社理由ですね。
ベンチャーだからこそ年齢に関係なくチャレンジしたい
今年で50歳。人生の節目にも差し掛かり、若手と比べるとチャレンジする機会は限られています。また薬事は、慎重かつ堅実に対応する立場でもあるため、”チャレンジ”という言葉はふさわしくないかも知れません。
ただカルディオインテリジェンスはベンチャー企業です!
これまでの経験を活かして、カルディオインテリジェンスの縁の下の力持ち的なポジションでQMS体制の維持管理を担うとともに、薬事規制を遵守しつつ革新的な製品を世の中に提供できる橋渡し的な存在になれるよう、これからも色々なことにチェレンジしていきたいと思います!