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医療系ベンチャーで働く臨床検査技師が語る!AI解析を⽀えるカスタマーサクセスの仕事
私たちはカスタマーサクセス(CS)スタッフとして、ユーザーからの問い合わせに対応しながら、AI⼼電図解析ソフトウェアの精度の監視‧評価を⾏っています。
しかし、それだけが私たちの役割ではありません。より良いサービスを提供するために、さまざまな⼯夫や取り組みを⾏っています。
今回はそんな⼤⼩さまざまな取り組みを具体的にご紹介させてください!
(私たちが開発・販売しているプロダクト・サービスに関してはこちらをご覧ください!☟)
新しい解析レポートのデザイン提案
「CSでデザイン提案?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちは元々医療現場で働いていたということもあり、医療機関さまに納品する心電図検査の”解析レポート”に関して、意見を出し合ったり、実際に手お動かしてデザインを考えたりすることがあります。
AI解析の結果は、ただ数値を並べるだけでは伝わりにくいこともあります。私たちの医療機器はAF(⼼房細動)と呼ばれる不整脈の解析・検出に特化しているのですが、その結果の表現⽅法について、臨床の先⽣⽅が求める「直観的に分かりやすい」デザインを模索し続けています。
その中で、グラフ化とカラーマッピングを⾏い、視覚的に分かりやすいデザインを考案。⽂字だけではイメージしずらいと考え、figma(デザイン制作ツール)を使いながら社内開発に提案しました。
実際にこの提案が採⽤され、臨床の先⽣⽅からは「俯瞰的に判断しやすい」とご評価をいただいています!
CRMの活⽤提案
問い合わせ履歴の蓄積と迅速な社内への共有を⽬的に、営業チームが使⽤しているCRM(顧客管理システム)を、カスタマーサクセスの業務にも活⽤できないか?という視点で試⾏錯誤しています。
現状、使用できる機能が限られていますので、理想とする形を実現するのは難しい部分もあります。。。それでも、様々な機能を組み合わせながらトライアンドエラーを繰り返し、他のCSメンバーも効率よく作業が進められるよう、未来の⾃分たちを助けるフローを作ることが⽬標です!
アプリのアイコン作成
開発中の製品のアプリ画⾯について開発チームからフィードバックを求められることがあるのですが、その中でどうしてもアイコンのデザインが気になってしまい…なので、ここでもデザインの提案を。
具体的には、以前のアイコンはタグのようなシンプルなデザインだったのですが、新たに心電図所⾒の機序をイメージしたアイコンを作成しました。
より直観的に情報が伝わるデザインにすることで、ユーザーが迷わず解析結果を理解できるようになったのでは、と満⾜しています!
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こうした⽇々の取り組みが、最終的にはユーザーにとって使いやすいサービスへとつながっていきます。CS室の仕事は、AI解析の監視や問い合わせ対応だけではなく、より良いプロダクトを作るためのアイデアを実現することでもあるのです!
ここまで読んで下さりありがとうございました!