静脈穿刺の極意
– はじめに −
記念すべき初回noteの内容は「静脈穿刺の極意」。静脈穿刺、動脈穿刺、中心静脈カテーテル、胸腔穿刺などなど、刺しもののなかで最も難易度の高い手技は静脈穿刺だと疑わない。にも関わらず、ヘタかもしれない上司に基本を習ったあとはやって学べと言わんばかりの教材の少なさ。バカでも経験とともに成長するに違いないが、成長の助けに、あるいは失敗続きのときのヒントになればと思い、静脈穿刺の極意を伝授する。
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– 目次 –
①キホンと考え方
- 1 針の構造
- 2 静脈路確保の原理
- 3 製品差
②準備
- 1 患者さんの体位
- 2 術者の立ち位置と姿勢
- 3 穿刺針の持ち方
- 4 駆血
- 5 血管の選択
- 6 血管をよりハリのある血管に
③穿刺
- 1 皮膚にテンションをかける
- 2 皮膚穿通
- 3 内筒に逆血
- 4 外筒に逆血
- 5 外筒を先進
④tips
- 1 蛇行
- 2 静脈弁
- 3 針を寝かせられない場合
- 4 骨張ってる場所を走行する血管の穿刺
- 5 脂肪組織に富んだ部位の穿刺
- 6 刺す前に
- 7 細かすぎるtips
- 8 留置後、穿刺針の固定の仕方
⑤リカバリー
- 1 内筒に逆血がこない
- 2 外筒に逆血がきたが、外筒が進まない
- 3 いつでも使える最終手段
●猛者からのコメントと筆者追記
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「極意」の名に相応しいほど大ボリュームとなりました。読み切るのは大変だと思うので、目次からワープしてつまみ読みしていただけたらと思います。
買ってくださった方のお役に立てることを心から願っています。
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