🥇遠山の金さんも食べた？！😋🤍高遠そば😋🤍

たぶん記憶にないので、初めての「高遠そば」。

名前こそ、福島県会津地方で食される蕎麦として有名かもしれないけれど、その発祥は、日本三大桜で知られる伊那市高遠。

本来の高遠そばは、辛味大根のすりおろし汁と焼き味噌を混ぜたものをつゆとして使うものらしいけれど、今日いただいたものは鰹節ベースのつゆに、焼き味噌を溶かし、辛味大根とネギは薬味になっているものだった。

注文したものは、二八蕎麦、それから希少な在来種「入野谷」という二枚の合盛り。

元々、高遠地域で育っていた入野谷は収量が少ないので、品種改良されたものに置きかわってしまい、ほぼ絶滅したと思われていたところ、県の試験場に標本として残っていたものから復活させたそうだ。

その種の発見は今からちょうど10年前の2014年。

試験場から譲り受けた種は20g、そこから発芽したのは、わずか６粒。それが今や期間限定ながらも、こうして食べられるくらいの収量になった。

そんな歴史がある蕎麦を食べない訳にはいかない。

もう少し、香りがするのかなと思ったけれど、見た目のインパクトはすごかった。

ごつい。

色合いは、雑穀米のような感じ。

噛みごたえのある固さ。

これぞ在来種！という蕎麦でした。